2009/01/28: ふりかえり MotionX 2009/1/25
Motion X at Loop-Line のセットリストふりかえり。 PAの返りのモニタがあったほうが歌いやすいが、 ちいさなところで大きな音を出していくなら そもそも無理な話なのでしょうがないよな。
1. Thatness and Thereness
坂本龍一のソロ名盤 B-2 Unit から。 原曲は左右ステレオで位相をずらしたアルペジオが鳴ってるのが すごいアイディアなわけだけど (坂本龍一 featuring Thomas Dolby の Field Work もそうだよね)、 あえてそれはナシのおとなしめのアレンジで。 この曲はいつか演って歌いたかったので どうだざまあみろと。
ビデオは、これはうちの出番としては一曲目なので あまりいろんなオカズはださず地味めに。 Quartz Composer の Particle Patch に、 Image 入力は何もいれず、Mask 情報が単に白い四角になってるのを 中央から噴出させたり、グラビティ指定して色味を薄く付けたり。
梅沢のテルミン Professional のソロの後ろは、 映画「去年マリエンバートで」L'Année dernière à Marienbad のイントロのほうのシーン。ここは、かなり、どうだ恐れ入ったかという気分。
終わりは、Particle Patch の四角をごく少なく、でかくして、 彩度たかめの赤を入れていって、リシツキーなロシア構成派というか、 要は B2-Unit のジャケットへのレスペクトに落とし込んで、おしまい。
後半はいってくるリズムボックスは、
KORG Rhythm Box KR-33 のホンモノをサンプリングしたのを
Apple Loop Utility でループ音源にしたのを使ってます。
3/4 の曲なのに 4/4 のリズムパターンを使ってますが、
なので拍が表いったり裏いったりして気持ちいい。
2. In Fact
いろいろ実験インスト。どっちかというと 211 apart むけに梅沢が書いていた曲のようだ。 彼は NINTENDO DS というか KORG DS-10 でも大暴れ。
俺の Quartz Composer のほうは、ごめん、 結局ぐっとくるイメージというかメタファーというか テーマがみつからなくて、煮え切らないイメージの入れ替えに、 なんか適当にぐるぐる回すだけという不完全燃焼な作品でおわった。 面目ない。
3. Tanto Tempo
不遜にも Bebel Gilberto の Tanto Tempo をやってみた。 ジャズコード的に動き回るベースラインはぜんぜんうまく取れなかった。 ビデオは非現実で白日夢な海の航海という感じで。
4. Never Turn Your Back on Mother Earth
Sparksのむかしの曲
(アルバム Propaganda)
これはどうにもこうにも俺では上も下もオクターブが足りないということに
朝4時まで歌を練習していてわかったので、
当日ボーカルを交替していただいた。
ビデオは、ロシア語で書かれたエコロジー関係のポスターとか環境関係の書籍の表紙を、いろいろコラージュして数千pixelぐらいに縦長および横長につなげた画像を、Quartz Composer でスクロールする動画素材をつくって、 同じくロシア語の環境系のバックに、モーションブラーのエフェクトの中心を LFOプラス乱数で位置を揺らしたり振動させたりしたものの上にコンポジット。
5. Fatal Moment
僕のちょうど20年まえぐらいの曲なので、その筋のかたには
もろに懐メロというやつで。
音は Logic 8 ベースで新録。
ビデオは、曲と歌詞のイメージを、ひどくブラーさせて静止画ぱらぱらとか
いろいろ作っておいた素材をコンポジット。
これも、あんまやりすぎないほうがいいね。
ビデオと音や歌やライブ・アクトがどう合わさるかを常に想像して、
オーディエンスの興味(耳、目)が、いまは歌、いまはベースライン、
いまはリズムのおかず、いまはビデオ、というふうに、
ボーカルラインとか編曲とかとの折合わせを常に考えて、
抑えるところはおさえていったほうがいい。
(というか、ここは音程が不安そうだというところは、
ビデオのほうに注意を引きつけておくという
みっともない陽動作戦もTPOのうち)
こういう、右脳と左脳の総力戦みたいなところが自分としては最高にきもちいい作業なのだ。
歌詞は、去年myspaceで知り合ったUSのひとにちょっと英文チェックをいれてもらった。
が、rhymeがちょっと崩れた気もする。
後半の、フランス語の語りと劇場的な拍手は、
これまた映画「去年マリエンバートで」からのサンプリング。
(最初にレコーディングした20年まえの当時は,
AKAI S-612 か Roland S-220 とか使ったのだろうか、もう覚えていない)
でも動画としての引用は、あえてこの曲ではつかわず別のに回すという。
6. Moonlit Seashore
これも20年まえの。 これまた Logic 8 で新録。 リズムがらみはかなりシンプルに余計な味をそぎおとしています。 シンセベースのシーケンスも、ベロシティでVCF開きのツボとかを 結構こまかく調整いじりまくっています。でも判らないだろうな誰も。
ビデオは、歌詞世界から拾った写真を、ひどくブラーかけたりして 連続動画にして、そんだけをテーマにしていろいろアレンジとかエフェクト。
という感じです。ほかの出演者も、メイキング的にネタをさらすとおもしろいので ぜひおながいします。余力があれば、私も Quartz Composer でさっと作るソレ系演し物の作り方とか 書いてみようとおもいます。







てけれつのぱぁー。 wrote:
そーねー。
ネタの話か。
ちょっと、書いてみるかな。