Sony MDR-EX90SL

愛用していたDENON AH-C700が断線してしまい、修理をお願いしようとすると保証書がない場合ヤマダ電気では修理見積もり依頼だけで2,000円かかるとのこと、とりあえずほっといて別のも探してみる。

新宿のビックカメラでいろいろ試聴してみた。
audio-technicaのものは、デザインはともかく、いろいろ実際に試してみると(好みではあるんだろうけど)値段二倍以上の価格帯のものでさえ話にならない。
さらに値段がうえのものも試してみようかとおもったが、無職の身だし(笑)、あまりイイものを知ってしまってもいろいろとつらいので、そんなこんなで選んだのがSony MDR-EX90SL.

SONY カナル型イヤホン MDR-EX90SL

SONY カナル型イヤホン MDR-EX90SL

 

試聴したかぎりだと、AH-C700にちょっと足りない程度まで含みのある低音が出ていたし、中高音もAH-C700よりやせぎみだけど、AH-C700が実売12,000円ぐらい、MDR-EX90SLが実売9,800円ぐらいなので、値段相応かも。

ちなみに試聴につかった曲はAll is Full of Love / Björk,Garden of Earthly Delights / XTC,Rustem / Taraf de Haïdouksといったあたり。

買ってさっそく喫茶店で聴いてみると、うへえなんだこれは。低音まるでなし。隣町を走っているゴミ回収車のスピーカーのようなシャカシャカ音で、980円レベルの音。このまま便所に叩き込んで水洗で流すぞ!ということはなく、単に買ってきたばかりでエージングしてないからだろうととりあえず我慢して帰宅。

適当にそのへんにあったCD (GAME / Perfume) を再生しつつ放置しておき、翌日つかってみたら、まずまず馴らしOK.店頭で試聴した個体とほぼ同様の音になっていた。

付属の延長ケーブルがないとまともに使えないほど本体のケーブルが短いことは最初不満に思っていたが、でも先端のプラグ部分はとかく痛んで断線しやすいものだから、この商品の場合、延長ケーブル部分を交換すれば済むわけだ。と考えたら気にならなくなった。

かえすがえすもDENON AH-C700はvalue for moneyだったなあと思いつつ、あと一年ぐらいはMDR-EX90SLを使うことになるだろう。