2009/01/05: Les Chants Magnetiques / Jean Michel Jarre
邦題「磁界」。ジャン・ミッシェル・ジャールの1981年作品。
「シンセサイザー音楽」というジャンルがまだ生き残っていたころの、末裔。 ある意味、最良のテクノ。
電気製品やコンピューターを、ふたをあけてみたり通気口に鼻を寄せてみたりして、 真新しいプリント基盤の香りを嗅いだときの、 あの、プラスチックで電気なにおい。
ストリングスやリードの矩形波は爽やかでみずみずしく、
シーケンス・ベースの矩形波はきちんとビリっとくる。
またこのアルバムはFairlight CMIの最初期の活用例でもあり、
インダストリアル・ノイズのループだの、
鉄道やジェット機のサンプルだのが、
またこう8bitな軽めの音質とともに繰り広げられていて、
これがまた良い。たぶんこのころ僕はまだ中学生で、
YMOだのクラフトワークだのを聴き始めたころ。
この一枚にもすっかりやられてしまった。
またこの人は、 独自のコード進行というものをきちんと持っていて、 待ってました&キター感が胃の奥や鳩尾にずしんと来るのも良い。
やっぱし名盤。
でもジャケットは相変わらずナルちゃん。 知らなかったが、シャルロット・ランプリングと離婚してたのか。 でもまたなんか女優とくっついてるみたい。 親子二代 (親父は映画音楽家のモーリス・ジャール) にわたってイケメンの女たらしのようで、しょうがないね。
2008/12/30: Kraftwerk: Florian Schneider verlässt die Band
きのうぐらいにmixiでちょっと見かけたのですが、 フローリアン師がKraftwerkから脱退したらしいという。 結成40年目にして。
Kraftwerk: Florian Schneider verlässt die Band – Neue Konzerttermine (英訳, ただし訳し過ぎなので頭で適宜ドイツ語に戻しつつ読んでくださいw)
もう上位自我を失ったような感じ。これからボクはいったいなにを支えに生きていけばいいのでしょうか。
Showroom Dummies
終わりのほうで、フローリアン先生のヘンな踊りがみられます。
2008/12/20: mixedtape 24
Mercedes-Benz 提供の
おなじみ
mixedtape
の24が出てました。
もちろん、いつもどおり全曲無料でmp3ダウンロード提供もされており、
みんなどんどんiPodなどに入れて楽しんでね(できればお持ちのメルセデスの車内で)というやつ。
前回よりも軽快というかドライビング感があって、 あー、クルマでなめらかにどっかにいきたいなぁと おもいます。
2008/12/06: Unreleased Materials Vol.1 / Mandrake
「パプリカ」のサウンドトラックなどで知られる、 あるいは P-MODEL の創始者でリーダー、 とか、 どういう説明が通りがいいのか よくわからないのだけど、平沢進が P-MODEL結成以前にやっていたプログレッシブ・ロック・バンドのマンドレイク。
機会があってやっと聴くことができたのだが、 すっかり気に入ってしまって、これまた最近ヘビーローテで参っている。
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平沢進が率いたプログレバンド 「飾り窓の出来事」は衝撃的!
これが本当に当時レコード化されたら一大時に!
日本産プログレの秘宝そして悲報
とくに A1「飾り窓の出来事」のベタさといったらない。
唸るハードなギターにシンセリード(おそらく Roland System-100M)、
変拍子なオカズに割り込むオルガン、もう古き良きプログレの様式美そのものである。
そこに満を持して乗り込んでくるメロトロンのストリングス。
テレビの水戸黄門で、ご老公が印籠を懐から出しましたレベルの
キタコレ感をもってリスナーに迫ってくる。
もはや「展覧会の宮殿の危機」という感じ。
途中のアナログシーケンサな間奏部もたいへんよろしい。
大興奮である。
とにかく、これが70年代中期から後期にかけて出ていた (マンドレイクはついに正式にはアルバムを出していなかったらしいので、出たとはいえないかもしれないが) ことには、ただただ凄いとしかいえない。
2008/12/05: Tenisu No Boifurendo (テニスのボイフレンド) / Freezepop
どうも完全に風邪をひいてしまいました。 Freezepopの Tenisu No Boifurendo です。これはやばい、むちゃくちゃ良いです。
ついに我々は、 Humpe Humpe の名曲 Yama-Ha の後継を見つけるに至ったのではないでしょうか。 このしょうもなさ、腰の抜け感。それでいてサビ、ラスサビの盛り上がりや 構成上の抑制もたいへんすばらしいです。 第一サビの寸止め感には王道の風格すら感じます。 80年代の日本テクノポップ黄金期を彷彿とさせる一作です。
でもやっぱり、どこか微妙にアメリカっぽいです。 http://www.myspace.com/freezepop とかでほかの曲も聴いていくと、 The Human League から Information Society への変換函数を capsule にかけたような。
エレポップずき、 VCFを通ってくる渋谷系(笑)が好きなかたであればぜひ。 Artist Interview - Part 22 Freezepop Loves Japan とか読むと、もしボクと彼らが中学の同級生だったら、 毎日放課後にレコードを貸し借りする仲になっていたことでしょう。 風邪が直るまでこれヘビーローテ確定です。
下は Humpe Humpe の Yama-Ha です。PV的には超つまんね。
2008/11/30: MORE! MORE! MORE! / capsule
capsule新譜。 原宿近辺だと、このアルバムのプロモ用のでかいトラックが走り回っていたりして、 そういう時代なのかとびっくりするやら感心するやら。
たぶん、やりたいことをやりたいようにやっている感じがするので、聴くほうもかえって良い感じ。 その、やりたいことをオーディエンスに放り投げちゃったような the Time is Now が一番よいかも。そこいくと、シングルカットされたJUMPERは、 任務感、要求仕様感がそこはかとなく漂ってきて、まぁこういう感じでしょうかと納品された楽曲っぽいねこれ。 というのを感じてしまって、そんなには、アレ。
最近仕事が立て込んでいて、まったくここが更新されておらず、 最近記事がなくて淳さん仕事いそがしそうだけど大丈夫かねと 義母に心配される始末。大丈夫だよ。
ばたばたしていてネタもないのですが、 前にやったライブビデオにMinneapolisのひとからコメントいただきました。 千駄ヶ谷のLoop-Lineなので、いまの勤務先からだと超ちかい。
It a very good thing to hear this music being translated into other cultures. I will now listen to more music outside of my own.
This shows me how connected we all are. The woman who sang this song must be very smart. Much smarter than most people. I think she would like Burning Man.
Joy Division といえばイギリスは Manchester ですが、 ちょうどこの日は、ヴォーカルのおねえさんの友人の、 三軒茶屋の有名なマンチェ系ライブハウスのオーナーのかた (Chrisさん、だっけな) にも来ていただけて、 J.D.のAtmosphereといえばManchesterのアンセムのひとつですから、 実はちょい緊張しました。
そんなわけで、仕事ばっかしていても人生しょうがないので、 落ち着いたら・落ち着かせて、時間つくって、 音に光に、ヘンなことをいろいろやりたいものです。やらなければいけません。
2008/11/20: Peter Gabriel IV / Peter Gabriel
ピーガブの1982年の作品。
UKを中心に、世界中からいろんな音楽、いろんな音がどんどん出現してきて、
80年代前期はいちばん良い音楽の時代だったなあ。
単に自分が多感な時期だっただけだとおもうけど。
アフリカ的なアニミズム、呪術っぽい打楽器シーケンスが この上もなく魅力的な A-1 Rhythm Of The Heat が名曲すぎる。 当時の Fairlight CMI の 8bit なサンプリングサウンド、 ダイナミックレンジが狭くてジッタノイズも多いこの音、 これがまた実に良い。
ほかにもいちおうヒットした Shock the Monkey もともかく、 ラストの変拍子な明るいアフリカン・リズムな Kiss Of Life まで、捨て曲無し。やっぱし割と名盤。
Rhythm Of The Heat
プロモビデオ自体はたいしておもしろくない。
なんかパーカッション系の室内合奏団で集まって
Rhythm Of The Heat
なかなか楽しそうでよい。日本の小学校でも義務教育でやったほうがよい。
「もののけ姫」とRhythm Of The Heat
世界観なかなか合ってるね。
2008/10/28: By This River / Brian Eno (NHKいじめはやめようキャンペーン)
朝、出がけに点いていたテレビを見ていたら、 NHKのいじめはやめよう系のコマーシャルで Brian Eno の By This River が使われていた。
渋い…
やるなNHK
昔からKraftwerkとかTangerine Dreamとか
しれっと
使うんだよね。











