2008/08/13: メールデータの移行はIMAPサーバを使おう
あるメールソフトから別のメールソフトへ、 あるいはマシンから別のマシンへ、 溜まっているメールを移行させることはよくある。
Thunderbirdみたいに、メールデータをインポートする機能が備わってる メールソフトもあるけど、元データの準備の手間もあるし、 やってみるとうまくいかない組み合わせもあるだろう。 無事移行できたと思ったものの、しばらくしてデータの損耗とか 文字化けに気付いてせつない思いをすることもある。
こういうときは、一時的にIMAP4サーバを立ててしまうといい。
IMAP4はPOP3のようにメールを読むためのプロトコルだが、
メールの「ダウンロード」だけじゃなくて「アップロード」もできる。
メールフォルダごとのアップロードとかもできる(MUAしだいではあるけどね)。
だから
- お引っ越し用の仮 IMAP4 アカウントを手配して
- 移行したい旧メールソフトに溜まっているメールを、 メールフォルダの構造ごと、その IMAP4 アカウントに ドラッグ・アンド・ドロップなどしてコピーして
- 新メールソフトでその IMAP4 アカウントに接続し、 ローカルフォルダに IMAP4 上のメールフォルダをコピー
してしまえばよい。
コピーが終われば、もうその仮 IMAP4 アカウントは不要だ。
つまり、IMAP4を「メール専用の共有ファイルサーバ」みたいな感覚でつかえばいい。
基本的には日付とか未読既読といった属性情報もきちんと保存されるはずだ。
じゃあどうやって IMAP4 アカウントというのを作るかだが、
Windows だと
hMailServer
というのが楽ちん。
(これひとつで smtp でメールを受け、pop3とimap4を提供し、
フィルタリングはどうする、とかいろいろできるので、
UNIXわかる人がいないSOHOで、安く自力でやるにはいいかも)
gmailを使う手もある。gmailはIMAP4対応してるし、無料で使える。
ただ当然ネットのかなたにあるので、手元にサーバを用意するよりは遅くなってしまうし、
大量のメールデータ移行をスムーズにできるかはちょっとなんともいえない。
あと最近のメールソフトは gmail アカウント登録を簡単にできるようになってるものもあるが、
そういった機能を使っておまかせで登録すると、pop3アカウントとして登録されてしまう
ことがあるので要注意だ。
以上、IMAP4を経由してメールデータをどばっと移すのは 僕には自然な行為なんだけど、それを驚いたり感心されたりしたケースが 最近複数回あったので紹介っぽく書いてみました。 Have a try!
