October 2008の記事一覧です。

2008/10/31: Halloween

娘が飾り付けをしたハロウィンのばんごはん。かわいい。 いちおう、かぼちゃのお顔が2つ。

Halloween

朝、出がけに点いていたテレビを見ていたら、 NHKのいじめはやめよう系のコマーシャルで Brian Eno の By This River が使われていた。

渋い… やるなNHK
昔からKraftwerkとかTangerine Dreamとか しれっと 使うんだよね。

Before and After Science Counterfeit²

今日も今日とて、こんどは朝霞のニトリへ。 やっぱここって、「日本の家具屋さん」とIKEAの中間って感じだね。 もちろんどっちも安物なんだけど、どうせ子どものいる家庭なんて耐用年数も見通しも短いのでこれでいいのだ。 籐の整理棚とかまた買い込んで、かなり家のなかがtidy upされてきた。

ニトリ

ニトリオリジナルPCファニチャー ハックシリーズ
やるじゃないかニトリ。 みんなニトリでパソコンテーブルを買ってきてどんどんハックしましょう。

2008/10/25: 港北IKEA

またまた港北IKEA. こんどは息子の洋服収納関係やマットレスを入手しに。

IKEA

IKEA

パペット・シアターという、要は段ボールに絵が書いて切り抜いてあるだけじゃん。
さすがに499円でも売れなかったのか99円という大幅ディスカウントに。

IKEA

LILLABO という、 ボーネルンドのアレ みたいな、しかし確実に一桁安い、木製のプラレールみたいなやつ。
アレは良いものだったが、高かったから、これはいいな… しかしもう遅い…

帰りは 新横浜のラーメン博物館に寄って、帰宅。 いやー、車検あがったC5が快調。

2008/10/25: 車検

大泉のGSTさんに出していた C5 Break の車検があがったので取りにいく。
ここは、新生Citroen Peugeot Japonの、少なくともシトロエンの正式ディーラーから外れてしまった気がするのだが、 でも行くとXMとかXmとかXantiaとか2CVとか入庫してたりするので心強い。

先日70,000kmを超え、新車から7年経過。 あとパワーステアリングの異音が気になってきた、というお年頃。

で、やっていただいたメニューは、 前後ワイパーブレード交換、 前後ワイパーウォッシャー経路のクリーニング、 前後ブレーキバッド交換、 前ブレーキローター交換、 エンジンオイル交換、 エンジンオイルエレメント交換、 LDSオイル交換、 スパークプラグ交換、 右前オイル配管修理、 ATオイル交換、 等々。といったところ。

おかげでワイパーは無音でしゃしゃっと水をはじくようになり (日本車のようだ! 凄い!!)、 逆にブレーキはトヨタ風味な眠トロな感じから仏車っぽい確実な感じに向上、 ステアリングも、 マッタリ・アンド・シャープというあの独特の感じを取り戻した。
C5からステアリングの油圧回路は サスペンション系のハイドラクティブとは別系統になったはずで、 シトロエンの伝統からすれば堕落だが、 逆にいえば今回油圧系に問題があったのはステアリング系だけで、 ハイドラクティブIIIの油圧回路はLDSオイルは交換したものの まだまだ快調、なるほどメーカーが5年または20万キロメンテナンス不要と うたうだけはある。
なんだかんだいって、いつもLHMオイルのボトルを数本トランクに入れていて、 勤務先の立体駐車場を緑の海にしたこともいちおうあるXantia生活のころとは たしかに信頼性はまるで違う。だって俺いまだにLDSのオイルの瓶も、香りも、 色も知らないもんね。

おまけに車内車外もすっかりキレイに清掃していただき、 とても心地よい。車検の時しか車洗わない俺もいかんと思うが…
結局今回の車検は、税金もろもろ含めて33万かかったが、 この良い感じが取り戻せて個人的には満足といっていいだろう。

残る問題点は、 エアコンのポーレンフィルター交換(これは数千円レベルなのでいつでもいい。むしろ、旅先のシトロエン・ディーラーとかでやっていただくほうが旅情も味わえて楽しい)、 リアの荷物室のトノカバー一式のASSY交換(これは幾らするものやら… 十数年まえだったら 埼玉のキャロルのジャンクヤードを彷徨ってブツをゲットするノリかもしれないが)、 リアゲートの油圧オレオがヘタってきてしまって油断していると降りてきてしまう件の修理 (これもへたすると数十万コース)、 右側リアドアのパワーウインドウの不調(以前異物を巻き込んでしまったので)。
あと、115〜120ぐらいでステアリングに低級なシミーをガタガタと感じたのがちょっとナニ。まあこれを超えれば問題ないし、いま履いているタイヤ Michelin Energy XM1 が、ちょっとケチりすぎてあまり気にいっていないので、 次にきちんと Michelin Pilot Primacy あたりに履きかえて ホイールバランスをきちんと取ってからのお楽しみでいいや。

Xantia & C5

写真は、以前所有していた Xantia SX と、いま乗っているC5 Breakとのツーショット。
乗り換えておいてなんだが、 Xantiaは、 ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに 良い車だった。 家族とスーパーへの買い物も、独りでホテルのバレット・パーキングも、 一日1,000kmペースの長距離巡航も、家具やサーバ数ダースの運搬も、 痛快なワインディング(ただし下りに限る)も、メカオタク趣味も、すべてを満たしてくれた 至高の乗用車のひとつだと思う。

落ち着いて上品で明るく、広いのにコンパクトで、暮らせば暮らすほど味とアバンギャルドが出てくるデザインもベストだ。

人間は、Xantiaと暮らしたことがあるかないかで、 幸不幸をデジタルに二分できると確信している。 みなさんだって、まだ遅くはないんです。

2008/10/25: 白百合荘まつり

石神井公園の近くにある障害者むけ作業所。 ここの文化祭? に娘のダンスチームが出るのでいってみた。

Autodesk Signs Agreement with Avid Technology to Acquire Softimage

AutodeskがSoftimageを買ったのか! いやはや。

Silicon Graphics Inc. が AliasとWavefrontを買収して Alias|Wavefrontにして、 それがAliasになって、 それをAutodeskが買って、
でもって SoftimageをMicrosoftが買って、 MicrosoftはSoftimageを手放してAvidに売って、 それをAutodeskが買った。ということか。いまちょっと調べて整理したらこうみたいだ。

SGIがAliasとWavefrontを買ったのを知ったのは、まさに SIGGRAPHの会場でソレが発表されたときで、 あまりにもベタな社名「Alias|Wavefront」には うけるやら呆れるやらだった。
「トヨタニッサン」とか「ベンツBMW」みたいなもんですよね。
それはたしか1995年のSIGGRAPHで、 そのあと僕は L.A.C.C.を降りていったShrine Theatreで、 PIXAR初の劇場映画 `Toy Story' の sneak preview (兵隊さんたちが落下傘部隊で偵察にでる一連のシーケンス) をみて、 人生ベスト5ぐらいの感動をすることになる。

Alias|Wavefrontのときは業界的にもナルホドの良い話だったのだが、 そのあとの Softimage by Microsoftは、相当複雑な気分。 CompaqがDECを買ったとき、 貴婦人がならず者に蹂躙されるのを見るような気持ちになったのだが、 それと似た感じ。
そのあとMicrosoft傘下からAvid傘下に移ったときは、 ちょっと人生バツイチもあったけど 結局なっとくできるいい旦那さんが見つかったね、 と彼女の数奇な運命をねぎらいたい雰囲気になったのだが (相馬さんとかお元気だろうか)、 さらにAutodeskに入って、宿敵Aliasと同一資本になるとは。
というかAliasすらAutodeskに買われてたとは。うーん。

AutodeskってCAD屋さんであり、 SIGGRAPHとか映画とか数式大好きなCG屋にとって、CAD業界というと、 Tシャツ短パンでCかPerlでlive free or dieとか sex, drug & rock'n rollなハッカーに対し、 背広で狭い部屋でSIプログラマが並んで徹夜でJavaだかCOBOLだかを鬱々と書いているというような、 US西海岸の陽光 vs 地下水道(アンジェイ・ワイダかよ!) みたいな印象がある(ひどい偏見!)

3DS Max も、IBM-PCの小汚い画面でなんか動いているなあという、 こんなものSIGGRAPHの会場に置くなよというネガティブな印象しか当時はなくて、 そもそもIRIXじゃなくてWindows NTでCGをやろうなんて、触ったら手をよく洗わないときたない! というぐらい。
その会社にいまや Alias の Maya も、そして Softimage も 収まってしまうというのは時代の流れに感慨を抱かざるを得ない。

ほんと、今後 Maya と Softimage の商品的な位置づけはどうなっていくんでしょうね。

きょうから 「A tribute to Typography 〜 ヘルベチカの過去・現在・未来」展。 つまり今日が初日。 原宿のラフォーレミュージアム。 ランチにオフィスから歩いていってみた。 ラフォーレミュージアムいくのは、おととしの resfest以来。

300円というだけあって、ちょっと小振りの展示で、わりとすぐ見終わる感じ。 でも映画「Helvetica」など上映していたり、時間があればじっくりのんびり過ごすのもよい感じだ。
中央にはHelveticaなレコードジャケットも並んでいていいね。 いわく Remain in Light / Talking Heads, Boy / U2, Adam and the Ants, Radioactivity / Kraftwerk, などなど。

Helvetica project

もしこういうのが好きなら、凸版印刷の印刷博物館もかなりいいよ。

Taco Derioでタコス食ってもどり。

2008/10/19: PSP-3000

息子がこの一ヶ月ぐらい、PSPが欲しいPSPが欲しいと、手持ちのゲームを売り払ったり、 一生懸命お手伝いをしたり、片っ端から中古価格を足を棒にしてしらべたり、四六時中ため息をついてみたり、ちょっとクレージーだ。
具体的にはモンハンをやりたいらしい。

おかあさん(奥さん)から、ちょっと手に負えないので後はまかせた。日曜に一緒に行ってみてやって。との指令をうける。
昼に一緒に吉野家にいって、並んで並をくいつつ、いろいろ彼にヒアリング。すでに14,000円ぐらいたまっているようだ。 僕はさほどゲームは好きでないので、あまり夢中になってもらっても困るのだが、 とはいえゲーム機とゲームは「夢中になるため」に買うものだから、 夢中になるなといってもあまり意味は無い。 スポーツカーに乗っている人にクルマでスピードを出すなというようなものだ。

まあ話し合って、押さえるところは押さえろよということと、 どんなふうに友達とコラボって遊ぶのかとか、利用シーンとかニーズを押さえた。 抑制しても、下手するとどんどんコソコソした方向にいってしまうだけだし、 そもそもポータブルに遊べるモノなのだからなおさらだ。
まあ最初は、友達と良い感じにパーティーを組めるまではレベル上げっぽい作業が必要だろうと案の定わかり、 宿題とかとのバランスはとりつつ、遊びはじめのころは多少集中してやり込む時間が発生するのは認めましょう、 とした。
そのかわり、それでも生活や家族との折り合いはきちんと意識してつけなさいよ。ということで。 理を通して話せば、彼も嬉しそうにむろん理解してくれる。あとはちゃんとこれが続いてくれるといいんだがな。
こちらとしても、自分で押さえるところは押さえられるひとになってもらわないとイカン。大事な仲間であり息子なんだから。

そんなわけで、中古で変なものをつかむよりはと、 クリスマスプレゼントなど全部前倒しで、 少し助けてあげて購入。

PSP「プレイステーション・ポータブル」 ピアノ・ブラック(PSP-3000PB) モンスターハンターポータブル 2nd

あとでちょっと取り上げてためしてみた。
ふーん、Skypeとか内蔵されてるんだね。トイレから、居間にいる息子に話しかけてみたり。

7分で飽きました。 どうもゲームって意味がわからんというか、俺はダメ…

崩壊直前の東ドイツ。 西側に女性を求めて逃げていったパパ。 残されたママは、その想いを振り切るべく、 さらにマジメに東ドイツの共産主義社会を支援するおしごとに邁進する日々。 そんなママを見守る、主人公の弟と姉。

そんなある日、ママが倒れて意識不明の重体になってしまう。
ママが意識を取り戻したのはその8ヶ月あと。 心臓への負担を考えると、あと一回でも何かショックをうけると、 ママの命があぶない。
でもその間にベルリンの壁は崩れ、街の景色も暮らし方もすっかり西側の影響下に。 優しいけどガチガチに共産主義に人生を尽くしてきたママに、 ありのままの今の街やラジオやテレビや食べ物を見せるわけにはいかない。
みんなで口裏を合わせたり、インチキなテレビニュースを 仲間とこしらえたり、これまた優しい息子(弟)の奮闘がはじまる。

グッバイ、レーニン!

すこしだけコメディ風味もあるヒューマンドラマ。 わりと淡々としてますが、なんとも「映画」っぽい映画でした。 これはこれで、DVDとかじゃなくて映画館(小屋)の銀幕で見てみたかったかも。

2008/10/19: Mixed Tape 23

Mixed Tape 23が出てました。

http://mercedes-benz.tv/

mixed tape 23

うーん、フツー。

2008/10/18: Genesis / Genesis

1984年作品らしいから、かれこれ24年前の曲だ。
仕事をしながら、いろんな人のiTunesライブラリを聴いていたら
(音楽を聴きながら作業するのが効率アップになるなら まったく結構なことだし、 そんなわけで仕事場のセグメントにはいろんな人のiTunesライブラリが DAAPで渦巻いている)、
突然 Genesis のこの同名アルバムを見つけ、 なつかしさと感動でぶるぶる。さっそく iTunes Store で入手。

Genesis

なんといってもA1の Mama が名曲中の名曲だ。 イントロのインダストリアルっぽいドラム・シーケンスはたいへん印象的だ。

(パっとはじける破砕音は、 Sequencial CircuitのDrumtraksのhandcrapを, tuningツマミをかなり落として鳴らした音。 8ビットかつレートを落としたことで前に出てくるジッタ・ノイズが 気持ちよい。80年代中盤のイギリスでの定番手法のひとつ)

Phil Collinsの、切々と伸びる、しかし時おり狂的にはじける、 そしてこの曲の特徴のひとつであるサイコな唸り笑い声にいたる ヴォーカル・ワークはたいへんに素晴らしい。 フィル・コリンズって「なんか器用なポップ商売屋」ってイメージがあって そんなに好きではないけど、この Mama 一作だけで、 それでも英国プログレバンドの名門のひとつ Genesis を一時期背負った男 として認めざるを得ないだろう。
後半の、ゲーリバ (gate reverb) ばりばりの、これまた80年代らしい ドラム・ワークも、シンプルながらめりはりの効いたかっこいいプレイで とても良い。

実にイギリス曲らしいところだが、 曲の頭から終わりまでずっと同じ通低音が鳴りつづける、 このえんえんルート保持がまた たまらねえ。

あと止めを刺すのが、なんとも切なくやばい歌詞世界。 僕は当時は、この一方的な Mama への愛を暗く歪んだポップ音空間の上で表現した ところにインセスト・タブーを感じていたのだが、調べてみたら The song's theme involves a young man's longing for a particular prostitute. なんだって。

This is about a young man obsessed with a prostitute who is not interested in him. He has an Oedipal fixation on her, and insists on calling her "Mama." It's based on a book Collins read called The Moon's A Balloon, by David Niven. In the book, a young man falls in love with an older prostitute who does not return his affections.
When Collins played this for their manager, he thought it was about abortion, as if the narrator was the voice of the fetus pleading with the pregnant woman.

しかしこう、歪んだ・狂った愛のパトスが折れてはじけていく系の歌は 実に切なく痛くていいですなあ。 Pogo the Clown / Hubert Kah といい、 Moaner / Underworld といい。ツボを直撃される。僕は別に恋愛で歪んだり狂ったところはないと思うのだけれど。

つづいて That's All は、ちょっとヒットしたけど、 よく悪くもフィル・コリンズな、スーパーマーケットの特価コーナーのBGMに良さそうな (ヒドイ)ポップ・ソング。はいそうですか。

その次の Home By The Sea, さらに続けて Second Home By The Sea が、 プログレ調ポップというか、組曲感もあり、 いまあらためて聴くとコイツもずっと root 音がキープされてたりしていいですね。 Simmons SDSシリーズのベタなドラムシーケンスも、 こういうひとたちが鳴らすなら許せる。J-POPで鳴ってたら死ね。って感じ。

さてアルバムのほかの曲は、24年前もろくに聴いてないし、 いまも買ったけどほとんど聴いてない。埋め草。そんな感じ。ごめん。

Mac OS X に標準添付の開発環境、に含まれている Quartz Composer の解説書。
著者は未来派図画工作の中のひと 鹿野氏。 おそらく日本でのQC第一人者。というかほかにいるのかな。

Quartz Composer Book ―クォーツ コンポーザー ブック―

アンドレ・ブルトン、マクルーハンといったひとびとの言葉を引用しつつ、 チュートリアル的にQCでどんなものが作れるかを解説していく、 とてもきれいな本。ちょっと高いかもしれないけど満足。 むしろ安っちい装丁のQC本など出たらそれはアートに対する冒涜だ。

内容は、僕にとってはそう新しい知見はなかった。 というか僕は未来派図画工作の作品を解析して Quartz Composer に何ができるのかしらべて覚えていったので。
でも保存すべき記念品として一冊は所有すべき。

Quartz は, OS X の中でうごめく、グラフィックスの高機能処理レイヤ。 その仕組みを GUI であらわにし、いじれるようにしたものが Quartz Composer.
たとえば静止画、動画、音声、MIDI, RSS といった入力を、画像フィルタや 動画フィルタ、演算モジュール、JavaScriptモジュールなど いろんな処理要素でGUIでつなぎ、リアルタイム処理できる。 Yahoo Pipes みたいな感じで編集といえばわかりやすいだろうか。
そしてそれをスクリーンセーバにできる。 あるいはiTunesのエフェクトに。 あるいはDVストリームに落としてビデオのノンリニア編集に立ち上げて。 あるいはクラブでライブパフォーマンスで映写して。

Quartz Composer 以前、1990年代前半ぐらいに、 Silicon Graphics Inc. のグラフィック・ワークステーションで、 僕はこういう3DCGのビジュアルプログラミング環境に出会ってはいる。
目の前で、フローチャートのごとく処理要素をGUIでならべて、 マウスで処理の流れをつないで、というインタフェースなんて、 生まれてはじめて見るもので、尻から鼻血がでるぐらい興奮したが、 とはいえ数千万以上ハードに積まないとまともに動かない代物だった。
ちなみに当時の僕の愛機 SGI IRIS Indigo XS24 は、R3000 33MHz で 16MB だった。 それでも割と上位機種だったので 24bit フレームバッファだったんだよ。 ハードウェアのテクスチャマッピング支援は無かったので、 カラーマップを貼付けるとほとんど固まってしまっていたが。
でもいまや、近くのヤマダ電気で何かマックを買ってくれば、 当時米国国防総省にSGIが納品していたクラスの3DCG表現環境が 手にはいるわけだ。

本書はおそらくQuartz Composerに関して日本語で書かれた唯一の本だろう。
で、自分勝手をいうと、あまりもうこういう本は増えてほしくない。
Quartz Composerというすばらしいものが あまり広がってしまうと悔しいからだ。
森の中で魔法の石を見つけたことを独りじめしたい、 蜘蛛の糸にぶらさがるのはオレだけだ! という、僕の心の非常な狭さである。
最近は、僕の飛び道具は、シンセや音符やエフェクタや作曲やDAWよりも、 むしろQuartz Composerだったりする。

というわけで、 音や画像、動画、アート、3DCGに興味のあるかたはぜひ一見の価値あり。 QCを知らないと、一刻一刻、人生を損しますよ。

きのう買ってきた TROMSÖ ロフトベッドフレームを組みたてる。
おかげで、今夜から息子と娘はそれぞれ独立した部屋が無事わりあてられた。 つかれた…

TROMSÖロフトベッドフレーム TROMSÖロフトベッドフレーム

「Yahoo!あんしんねっと」を昨日から自宅 Windows PC に導入した。

うちでは、息子も娘も、勝手にどんどんWebを検索して、いろんなものを調べて見ている。 僕としては大歓迎だ。

そりゃ有害な情報だってWebにはあるわけだが、それはWebでも実社会でもおんなじことだ。というかWebも実社会の一部なわけで、「インターネット vs リアル」みたいな話題は、わざと意図して言っているのでなければ、筋か頭がわるい話だ。

何が有害かってのも基準がない話だよね。 僕は「常識」ってのは、 特定の共有できる背景がないかぎり結局各人の主観そのもので、 それを立ち位置に何か話をするのは何の意味もないと思ってるので、 つまり何がこどもにとって有害かって定義は各家庭に依るとしかいいようがない。
たとえば僕は、 男の子と女の子が愛情あふれたセックスをするシーンがダメで、 悪い奴が街中でバンバンひとを撃ち殺すシーンがヨシ、ってのは どうにも変だと思うんだけどね。
(たしかスペインの未成年に対する放映コードの判断はこうじゃなかったっけな)
だから、むやみに「こどもにネットは危険!」という立ち位置には立ちたくない。

ただまあ、こどもはまだ判断能力や知識が成長途上なので、 Webなり何なりでヘンなものに出会ったとき、 これはこういう背景があり、こういうところがやばい、 だから見ちゃダメという指導をするなり、彼らの判断を助けてやるなりする必要がある。 コレは保護者のおしごとだ。

ここんところが、保護者がいない時間帯に、何でもありでこどもたちに Webアクセスを提供することに対するリスクだ。
自分(たち)しか判断材料がないときに、 非常に奇妙な価値観のコーチングに出会ってしまったり、 クリックしたら動画でオバサンがウンコ喰ってたとか 香田さんが首切られてた、みたいな羽目になったらキツイですよね。

そんなわけで、なんでも自由に吸収すべしという感覚の僕でも、 いちおう家族が使う自宅PCにはなんらかの保護者フィルタみたいなものを 入れていたのだが、バージョンアップしたころから、フィルタリングありに していても、何でも見れるようになってしまった。
だって息子なんか、いまやほっとくと一日中ゲーム裏技のYouTubeばっか見てますからね。 YouTubeは面白いものいっぱいだし、良心ベースのフィルタリングもいちおうあるけど、 手放しでがんがん見てよし、と小学生に言い放てるほどリスクの低い場所ではないと思う。
(一日中YouTube見てるという時間の使い方に対する指導はまた別のレイヤ。)

娘は女の子むけマンガのサイトを探してみるのが好きで、いいんだが、 おっと君がぐぐったその先はレディスコミックのほうで、四十男のオレでも引くぜきっと… というのも見たりみなかったり。

なんかこども向けフィルタリングのいいの無いかなー と思っていたら、Yahoo! Japanが「Yahoo!あんしんねっと」というサービスを はじめていたので試してみた。無料でこれならなかなかいいんじゃないか。

以下の不満もあるが、

  • Windowsクライアントに対するフィルタリングしかできない (まあしょうがないかな、まずは)
  • 曜日定義だけでなく休日定義もできてほしい
  • 保護者を複数定義したい(両親ともadministrativeなアカウントに設定したいというのは自然な要求だと思う)

以下の点がなかなか。

  • 無料でちゃんとできてる
  • 性能への悪影響は感じない
  • きちんとWebクライアントからはtransparentにフィルタリングされている
  • アクセス履歴、アクセス制御など遠隔で管理できる
  • フィルタリングされたとき「これ見たいです」のお願いができる。
    そのリクエストを受けて、会社にいるオトーサンが管理画面からそのサイトは見てヨシ、 みたいな運用もできる

また、Yahoo! Japanが手がけているというのも うま味だ。大手だから安心というより、同社にとってこのサービスは 以下のような利点があると思われ、

  • 社会に対するネットの健全性への取り組みアピールができる
  • さらに保護者層へのアピール
  • こどもたちのYahoo! Japanアカウント作成による会員数増加 → 将来のユーザ層確保
    (Yahoo!あんしんねっとは、こども含む利用者ごとにYahoo! Japanアカウントが必要。 それをすごく自然に、保護者の抵抗感最小で誘導している。 「ネット+こども=キケン!」みたいなご時世に、 未成年アカウントの増加を保護者責任で自然に行わせるのは非常にうまい)
  • 利用定着, アクティブ率向上
    (Yahoo!あんしんねっとがインストールされてる Windowsマシンでは、Yahoo!アカウントでYahoo!あんしんねっとに何らかのログインをしてないと一切のWebアクセスができない!)

このサービスを無償提供することによる同社側のメリットも非常によくわかるので、 こちらも逆に安心して利用できる。
また、大手であるがゆえに、このサービスの継続には社会的責任っぽい noblesse oblige も事実上あるだろう。そこも使っちゃう気になるポイント。

ところで、デフォルトだといわゆる「ブログ」は小学生だとアク禁になってしまうようだ。 思うところはあるが、しょうがないところかな…
というか、君らのおとうさんが書いているコレもおそらく見えなくなっちゃうわけで、 しかし、まあ、よしとしよう。
こんな舞台裏を見られるのもどうか、というのもあるし、 むかし娘から、以下のような指摘をうけたこともあるからだ。 まさに「こどもにネットは危険」のこの上ない実例といえるだろう。

「おとうさんのブログみたんだけど、…プレゼントくれたの、サンタさんじゃなくて ほんとは おとうさんなんだね」

2008/10/12: IKEA港北

IKEA船橋のほうは行ったことあるけど、 横浜は港北のIKEAははじめて。 石神井からは、 環八を南下して (もちろん環八など通らずに裏道をひたすら南下だけど)、 三京のって港北にいけば目の前だから、船橋よりずっといい。

(2008/11/19にIKEA新三郷というのができるらしい。 これは大泉から外環一発で行けるので、これまたたのしみ)

IKEA港北

なんかケーキの帽子。すっごくほしかったが、子どもサイズしかないことに 気付いて、あきらめがついた。

IKEA港北

おなじみのミートボールなど。味もメニューも、 そもそも店の間取りなども船橋とほんとおんなじ。

IKEA港北

スチール製のロフトベッド。
子どもたちがそろそろ年頃になってきたので (いまだに一緒に風呂にはいってきゃあきゃあ遊んで喧嘩しているが)、 息子と娘の部屋を分けるソリューションを探しに、 おもに娘の部屋について何か。という理由できたのだが、 とっさにいろいろ考え、息子の部屋にロフトベッドを導入することにする。
ケータイで写真撮って、今日は家で友達と遊んでいる息子にメールして、 これでいいと承諾をゲット。

IKEA港北

というわけでロフトベッドを衝動買い。
長尺2mの鋼鉄製品は、持つと全部で60kg近く。 全長4.8mのうちのワゴンでもさすがに積みごたえたっぷり。
でも、以前からとっさにデータセンタに緊急対応にいったり、 とっさにデータセンタに気分で改善作業に行ったり、 とっさにデータセンタにサーバを大量に持っていったり とっさにライブのシンセや楽器を運搬したり という性格なので、軍手や台車はいつも荷物室に入れてあるから、 大丈夫なのだ。

IKEAはラストワンマイル(?)の運搬コストをすべて顧客に振るビジネスモデルで安くしているから、 あらかじめ移動・運搬手段にあるていど投資している向きにはありがたいかぎりだ。

江古田のCafe FLYING TEAPOTで 伊東篤宏・豊住芳三郎のセッションがあるのでいってきた。

  • 豊住芳三郎 (dr)
  • 島田英明 (violin)
  • 康勝栄 (g)
  • 伊東篤宏 (optron)
  • 弘中聡 (dr)
  • ヒロナカスグル (b)

まずやっていたのは、ギターとドラムと胡弓による 無調性のインプロビゼーション。ジョン・ゾーンとか好きなら良い感じ。

それから Dr, B, そしてOptronによるノイズのインプロ。 これはイイ。ただ店のPAがいまいちそんなに音量が足りなくて、 もっと耳から血が出るような爆音で体験したかったかも。
Optronかかえる伊東篤宏さん、帽子のノイバウテンのバッヂがおちゃめ。

伊東篤宏・豊住芳三郎 (Cafe FLYING TEAPOT) 伊東篤宏・豊住芳三郎 (Cafe FLYING TEAPOT) 伊東篤宏・豊住芳三郎 (Cafe FLYING TEAPOT)

はずかしながら生Optron体験ははじめてだったのだが、 すっかり楽しんだ。
知らないかたに説明しておくと、蛍光灯にギターピックアップを付けて、 そのノイズをエフェクトしまくって歪ませて、音も光もすさまじいという。


この飛茶瓶洞 Cafe FLYING TEAPOTは 場所代3,000円にチャージ30%のノルマなしと、 条件もいいし場所も(俺には)いいし、演劇に朗読にアートに、 ヘンなものもぜんぜんOKっぽいのでいいなここ。
客が逃げ出すようなとんがったものを そろそろやりたい。

つか、店のパンフをみたら、前日にJON(犬)さんとかのステージがあったりしてるじゃないですか。 なんだ、なんでもありで大丈夫だ。

今年は転職・転職でばたばたしていて、 もう半年以上 ビデオ制作とか作曲とかインプロとか創造行為をできていないが、 こんな勤め人ばっかしてちゃダメになるね。
そろそろいろいろやらねば。そんな、きちんと体内血液の濁りを復活できた なかなか良い時間だった。


Analogue Attack (demo reel)
Music by SFH
Video, Quartz Composer Programming by Jun Morimoto

緒形拳さんが先日亡くなりました。合掌。
いい役者さんだったと思うのですが、そんな緒形拳の知られざる主演映画がこの Mishima: A Life In Four Chapters.
Mishima: A Life In Four Chapters - Wikipedia

三島由紀夫の自伝っぽい映画ですが、アメリカ映画です。 製作はなんとフランシス・コッポラとジョージ・ルーカス、 監督はポール・シュローダーです。 ハッキリ言って名作だと思うのですが、日本ではたしか三島夫人からの強い抗議を受けて一切上映・公開不可となっているため、ふつうに入手したり見たりすることはできません。
僕がどこでどうやって見たかはひみつです。消されても困るし。

Mishima: A Life in Four Chapters Mishima: A Life In Four Chapters (1985 Film)

ストーリーは四部構成。 金閣寺, 鏡子の家, 豊饒の海からのクライマックスの抜き出しが3つのおかず、 そしてそれらを取り巻く主食が、「仮面の告白」から三島自決に至るエピソード。

「金閣寺」からのエピソードは、ほとんどが舞台演劇のテイストですすむ、 映画としては抽象的なもので、主人公の坂東八十助のどもる演技などすばらしい。
当然「どもり」「かたわ」とか科白にでまくりなのだが、 これをいま公開するとなると、くだらない言葉の言い換えによって、 「身体障害とエロティックの関係」という作品の主題は無惨に破壊されてしまうだろうから (何しろコンニャクゼリーが販売禁止になろうという民度の低い国だし)、 公開禁止のままのほうが幸せかもしれない。

「鏡子の家」で女社長とサド・マゾな関係に陥らされる青年を演じているのは沢田研二で、 これがまたぴたりとはまって結構いい。セットの昭和サイケ感がまた素晴らしい。

これらの土台となる三島自身のイッヒ・ロマンだが、 「仮面の告白」を三島の私小説ととらえてしまってよければ(いいよねえ)、 祖母との確執や、聖セバスチャンの殉教図を見て生まれてはじめてのオナニーをする少年時代の回想 (ただしナレーションはちょっとぼかした表現になっている) おなじみのシーンがつづく。

この映画、サウンド・トラックを担当しているのが、 かのミニマル・ミュージックの巨匠、フィリップ・グラスである。 その筋のひとならフィリップ・グラスが音楽担当の映画の新作、 というだけでも見る価値アリだ(ダライ・ラマの伝記映画Kundunも良さそうなんだよねえ)。 最初のタイトル部分、 アルペジオのオーケストレーションの盛り上がりにつれて mishima のロゴが浮かび上がるところなど、どんだけ 「キター!!」 の感動に鳥肌をたてればよいのでしょうか僕は。

ほかにもけっこういろんな役者さんが出てますが、 なんといっても主演の緒形拳はイイです。 エロティックなナルシズム、ある種の狂気。 三島の写真集「薔薇刑」の被写体を明らかに模したシーンもありますが、 こんなところまでピタリとはまる緒形拳はほんとにいい役者さんだったと思います。

そして最後の切腹シーンに至るまで、 三島や森田必勝たちが市ヶ谷の自衛隊にRT型トヨタ・コロナで向かうあたりなど、 昭和40年代の東京の風景などがかなりの精度で再現されていて、 映画のツクリとしてもつくづく感心します。 (一瞬だけ、そのころ無かったはずの車種が通り過ぎるのが 映っちゃうけど、逆にいえばそんぐらいです)

ただ、終わりのほうで個人的にがっくりきたのは、 市ヶ谷自衛隊で演説する三島のシーンにかぶさる、 明らかに作品「F104」への言及と思われる、 三島の航空自衛隊ジェット機への体験搭乗の一連のカット。

この文学作品のクライマックスは、 「高空に垂直に屹立する男根」といった、 ロッキードF-104戦闘機のファリック・シンボルとしての 明らかな投影であり、これが作品のテーマであり、劇中ナレーションにもそれが現れているが、 でてくるヒコーキはなんと、あの丸くマッタリとした機影のT-33シューティングスターなのである。

くだらない下ネタになってしまうので、カタチへの言及はこの程度におさえておくが、 40年前の東京の走行シーンと街影をあれだけ忠実に再現しているのだから、 なんぼなんでもココもなんとかならなかったものだろうか。

F-104 T-33

ともあれ、三島好き、オルタネイティブ好き、サブカル好きなら 一度はおさえておいて損はない一作だ。

というか、どうでもいいけど、またこういういろんな不穏当な単語がいっぱいの 記事を書くと、またGoogle AdSenseが出なくなっちゃうかな。 EMAに有害情報として検出されそうだ。

2008/10/11: ルームメイト

ルームメイト

数年前にもみたんだけど、ひさしぶりにもう一回みた。

じわじわと実はサイコなストーキング行為が…
いやー、怖いです。お化けだのなんだのよりも、結局は人間が一番コワイという。 主演のブリジット・フォンダは可愛い。 ジェニファー・ジェイソン・リーもなんつか巧い。つか怖い。このひとヴィック・モローの娘さんなんだな。

あと、SWFってSingle White Female (白人独身女性) を示すフツーの略語なんだね。

娘の10歳の誕生日。 ディナーは、家の近所、石神井公園駅の北側に最近できたフレンチ Marche Lolo で。

Marche lolo Marche lolo Marche lolo Marche lolo

お願いして作っていただいたチョコレートケーキ。
じょわいゆ・あにばぁせーゆ!

Marche lolo

このお店は週に一回、男性シャンソンの弾き語りがあるということで 楽しみにしていたが、これがちょっとしたサプライズで、 中学高校のときの後輩だったひと。
MySpace.com - Michelle U

というか、当時住んでいた、同じマンションに住んでいたひとでもある。
僕は小中高と都心の私立に通っていたので、学校のともだちはみんな東京の各所に住んでいる。 家の近所にともだちがいるとかいうことは基本的に全くない。 だから、同じマンションに同じ学校の人がいるというのは、 惑星直列クラスのすごい偶然だったのだ。 そこは10世帯だけのこぢんまりとしたマンションだったので なおさら。
彼はこどものころベルギーに住んでいて、 中学ぐらいで家族みんなで日本に戻ってきた。 フランス系の学校だったので、そういったフランス語圏との行ったり来たりは、 まあ、あったところ。

彼は本職はどうやら音楽エンジニア・プロデューサーで、 趣味? でこうやってアコギのシャンソン弾き語りもやっているようで、 吉祥寺マンダラ2あたりにもよくでてますよ、とのこと。 実は彼がこの店にでているというのは、 彼のおかあさんから家の母に連絡があって、そんなわけでびっくりさせようと 今晩この店を選んだとの由。いやー奇遇。

MySpace.com - Trio los Michelle GINGA - Bossa Nova
Trio Los Michelle GINGA|トリオ・ロス・ミッシェル・ギンガ

2008/10/05: Nouvelle C5

午前は家庭菜園にいって雑草取りやらネギの土盛りやら。

午後はDEBUT FAIR-NEW C5 登場記念フェアの案内をもらっていたので、シトロエン世田谷にいってみた。
シトロエン世田谷とはいっても、僕がいま乗っているC5を買った、甲州街道沿いの給田あたりにあったシトロエン世田谷ではなく、 馬事公苑とか東京農業大学のあたりにできた新生(?)シトロエン世田谷だ。

というか今年になってからプジョー・ジャポンとシトロエン・ジャポンが合併して、 ディーラーもまたまた大幅に増えたり減ったり減ったりしているのでよくわからない。
だがまあこれもいつものこと。それでも、いくら会社が合併吸収併合され、ディーラーや工場が増えたり減ったり移動しようが、 メカニックやエンジニアのかたは、行ってみるとみんなどこかで見覚えがあったりなかったり、 これは例えばWeb業界が広いようで狭くて、いまの勤め先がどこだろうが いやーみんな元気だねえ、というようなものだ。ルノーに乗っていたときにルノーに日本撤退されたことを考えればどってことない。
とはいうものの、こんなことの繰り返しではとてもカタギのかたに購入をすすめることはできないので、 いろいろ落ち着いていっていただきたい。

はじめてシトロエン世田谷に行ってみると (一時期、日本各所のシトロエン・ディーラーを視察するのが趣味? だったので、新生世田谷ももちろん脇を通ってみたことはあった)、 確かにXantiaとかXmとかその筋の人もきているが、でもメルセデスとかボルボとかレクサスとか、 新規顧客っぽい人も来客してるじゃないですか! すばらしい!
受付のお姉さんや営業のかたにうかがってみると、予想以上の来客数で、 シトロエンはじめて見てみる方もおおいらしく、ありがたいかぎりである。

Nouvelle C5 / シトロエン世田谷 ツアラー (ワゴン) の脇腹。現行BMW 3erの脇腹っぽい筋の造形がけっこうエロい。
Nouvelle C5 / シトロエン世田谷 テールランプの脇は横にはみだした造形になってる。写真だけだとわかりづらいところ。
Nouvelle C5 / シトロエン世田谷 リアウインドウの逆反り。C6もそうだが、CXの先祖帰りという明確なメッセージをシトロエン・ファンに発していて うれしいところだ。(ほんとか?)

ただ中に乗ってみると(試乗走行はしてない)、1.86mというちょっと勘弁してくれな幅の広さは気にならないものの、 結構前席も後席も、包まれ感が強く、広いって気がしない。グラスエリアが結構狭い、つまりガラス位置が高めで リアウインドウのエリアも中から感じる分にはちょびっとなのが非常に残念だ。近年のドイツ車とか、 むかしのマークIIあたりのトヨタ車みたいな、狭くて外からよく見えないのがカッコよくて恥ずかしくなくてヨシ、 といったヒキコモリ・ロマンを一瞬感じる。これはいただけない! のびのびあかるく、いけしゃあしゃあとしたフランス車はどこいった!

(ちなみに、同じく展示してあるC4 Picassoは、室内の広さ、明るさ、デザインの能天気さと新しい提案が、 家族でこのクルマに乗り込んでスタートすればたのしい人生に200%の確信が持てるという、 ぜひおすすめしたいたのしさだ。)

室内の高級感は相当向上してます。たしかにウインカーレバーやパワーウインドウスイッチはじめ、 各所のパーツは「やあ、みんな元気かい!」という、 PSAの乗用車おなじみの部品だらけだけど、僕が免許をとったばかりの20年前のころの、 子どもがつくったプラモデルみたいな品質だったフランス車とはもはや何もかも違う。
ブラックアウトされまくった内装は、むせかえる革の香りも相まってかなりかっこいい。
地味だけど、ライトのオートモードが、オフと独立して設けられているのも細かい改良だ。
(初代C5やC6は、何かと何かを押しながら(忘れた)エンジンオンするとオートライトモードになるという、 隠しコマンド的な操作をしないと切り替えができないのだ)
例の、中央部が固定になってるステアリングも、ヒトのマネだけは嫌だという 「ひねくれ」がシトロエンに堂々と凱旋してきたシンボルだ。 ドアミラーの付け根のほうにウインカーがついてるのも、全世界がメルセデスSクラスの真似をしてドアミラーウインカーを パカパカさせてばかりの恥ずかしさにデザインの反旗を翻していてよろしい。

きょういろいろ見てみた結果としては、やっぱ室内がトヨタとかアウディみたいに狭い感じを受けるのが どうにも抵抗がある。
いまのC5を買ったときも感じたのだけど、(一部の)独車や日本車から (本来の)仏車にのりかえると、 夏の海の家のタタミ敷きの広間に「イヤッホー」と大の字になるような、 のんびりまったりそれでいいじゃないか感を感じるんだよね。でも今度のC5は、せっかく乗り込んでも会社の会議室にいるような感じが残る。「勤務時間感」が確実にあるのだ。
新C5は堂々とドイツ車正面勝負を挑んでいるクルマで、商品商材としてはそれもアリで心強いが、 そうじゃない本来のまったり味の製品も出してほしいところ。 いままでは、どちらかというとプジョーのほうがややそっち指向だとおもっていたのだが (由来もドイツ国境のアルザス・ロレーヌ地方あたりだしね)、 ブランディングも今後かわっていくのかな。

C6 / シトロエン世田谷 C6 / シトロエン世田谷 C6 / シトロエン世田谷

こうしてみると、C6の「一見さんお断り」なデザインが実にしびれる。 中も広いし。メルセデスやBMWあたりとはちがって、成金風情には絶対に契約書にハンコを押せないクルマ。

ちょいと出先で音楽的な打ち合わせをするとか、 ちょっと小さい楽器を鳴らしてみるとか、 小さいスピーカーを「こんなこともあろうかと」と、ぱっと出せるといろいろ便利だ。

そんなとき用に、うっかり出来心で買ったのがこれ。 たぶんメーカーのサイトを見たほうがぐっとくる。

X-mi カプセルステレオスピーカー X-mini MAX

ぱこっと分割して、蛇腹を伸ばして、USBでつないで、というあたりが ガジェット感があり、また飯盒炊飯感もある。
音は… まあ多くを期待されても、だが、まあまあかな。

なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか - 組織の知性を高める7つの条件

組織論ものの本のなかではけっこう出色だと思う。具体的な成功・失敗事例、示唆など読み応えあり。 ちょっとおすすめ。

2008/10/03: RFC5321, RFC5322

RFC5321: Simple Mail Transfer ProtocolRFC5322: Internet Message Formatが出ていた。 それぞれ RFC2821, RFC2822 を obsoletes するものだ。

RFC2821 と RFC2822 もまた、 RFC821 (など)と RFC822 を obsoletes したものだったので、 これほどメジャーなRFCになると、ゲンかつぎというか、 なんとなくカッコよくなるように、下3桁が前のやつと同じものを 割り当てていく不文律があるのかな、とおもっていたが、 必ずしもそういうわけでもないようだ。

(メッサーシュミット Bf109 (Me109) の拡張・後継機種が Me209, Me309.. になったみたいに)

でもいちおう、下2桁は同じになるようにナンバリングはされてるんだな。