July 2008の記事一覧です。

大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル (Gakken Mook 別冊大人の科学マガジン)

帰宅したら届いていた。家のおてつだいを終えて、眠くて死にそうなのだが 封を切る。

しかし DS-10 といい、こんなイカス面白いトーイ・シンセが週にふたつも 世に出るとは、太陽系でもきわめて珍しい出来事ではないだろうか。

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以前のテルミンのときと同じく、ブックレットと組み立て式の本体。

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もう矢も盾もたまらず、ばりばりと封を切る。

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基盤のほうも、もう辛抱たまらんのか、 思わずSYNTHESIZERの綴りが間違ってる。

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本体の裏蓋なんか、部品が収まってたボール紙の箱の一部をきりとって使う紙である。 まるで、東ドイツのトラバントやシトロエン2CVのエンジンルームの部品である。

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はっ。電池が、電池がない。
とっさにテレビのリモコンとヒゲトリマーをこじあけ、 戦時供出を行う。ごめんみんな。許せセリヌンティウス。

できたシンセサイザー SX-150 自体は、なかなか面白いオモチャだ。
音階とゲートは、本体についたリボンコントローラみたいな基板に、 接点棒を触れて発生させる。
VCOは矩形波がでるのみ。レンジとかピッチは上記の基板によるコントロールがすべて。
エンベロープは、いちおうattackとdecayがあります。 あとEGにかかるPitch Envツマミもあります。
LFOは矩形波と三角波の選択、それとrateツマミ。
そしてVCFはカットオフのツマミと、レゾナンスのon/offスイッチ。
以上。であります。ただVCAのext inもできるので、 つっこんで遊んだりできそうだ。

あとはブックレットが、 もう過去から現在にいたるまで、メーカー、ミュージシャン、機種、 あらゆるベタに明快に解説されていて、なかなかすばらしいまとめ。

さて、もう眠さが限界なので、 DS-10とSX-150でいろいろやらかした動画が ニコニコ動画にどんどんあがってくるだろうことを待たずに、 もう寝ます。

2008/07/31: YMO楽曲大賞78/07

そういえば YMO楽曲大賞78/07 というものが きょう7/31締め切りなので、 おやとおもったかたは急ぎましょう。ちなみに私は

楽曲部門

  • 音楽の計画 3pt
  • Absolute Ego Dance 2pt
  • 音楽 2pt
  • Behind The Mask 2pt
  • バレエ 1pt

ライヴ楽曲部門

  • ライオット・イン・ラゴス - RIOT IN LAGOS [1980/12/21 日本武道館] 『ライヴ・アット・武道館1980』4pt
  • 東風 - TONG POO [1979/10/16 The Venue (London)] 『パブリック・プレッシャー / 公的抑圧』2pt
  • 千のナイフ - 1000 KNIVES [1980/11/07 A&M The Chplin Stage (Hollywood)] 『ワールド・ツアー1980』2pt
  • ロケット工場 - ROCKET FACTORY [1979/11/06 The Bottom Line (N.Y.)] 『フェイカー・ホリック』1pt
  • プロパガンダ - PROPAGANDA [1983/12/12-13 日本武道館] 『アフター・サーヴィス』1pt

アルバム部門

  • BGM 3pt
  • Solid State Survivor 2pt
  • Technodelic 1pt

推しメン部門

  • 坂本龍一

参考: Twitter / 津田大介: 本当は東風やRYDEENが大好きなくせに「やっぱYMO...

散歩もの

孤独のグルメと同じく 久住昌之と谷口ジローのコンビによる一冊。 こっちはもっとテーマが希薄な、日常のフラグメントな私小説っぽい感じ。 あと横溢する「東京人」のかすかな愛おしさとかすかな切なさ。 俺は好きだなあ。

2008/07/27: 崖の上のポニョ

吉祥寺で見てきた。

ちなみに、いわゆるシネコン以外で普通の映画のロードショーを見るのは ずいぶん久しぶりだが、残念ながら席は全部自由席で、おかげで 事前に券を購入していたにもかかわらず、上映開始の40分まえぐらいから 湿気と猛暑のなか、通気の悪い映画館の階段の踊り場で延々と行列をつくって 待つことになった。
昭和のころはこれがフツーだったけど、すでに平成になって二十年である。 いまは全席指定席で、券を買ったらあとはのんびり上映時間を待てばいいのが普通だろう。 こういう営業努力してない施設に普通のロードショーなんかもう見にいかないよ。

映画はなかなかよかった。画が童話絵本っぽくてよい。
筋はシュールでよくわからないが、雰囲気をたのしめばそれでいいだろう。 伏線とか結末とか話の構成とか気になるひとは見ないほうがいい。
そんなわけで、プログレ・ロックのバンドのポップめの一曲みたいな感じで楽しんだ。

ただこの映画、「神経症と不安の時代に対して」云々みたいに主張されているけど、 むしろこの映画のほうが大人にはそういうフラグメントを感じ取れて、 そのせいでよけい味わいが増すところもあるから、 あんま健全風味をウリにするのは かえって自分の首を絞める気がしてどうかなあ。 むしろ つげ義春の白日夢っぽい一連の作品に似たテイストを感じましたよ わたしは。

あと宮崎作品お約束の隠れシトロエンだが、今回はまったくわからなかった。
船の引き揚げ場の路面に描いてあるペイントは、さすがに違うよね?

2008/07/27: LDR - Dedupe Entries

LDR、重複エントリをグレー表示するGreasemonkeyスクリプト、約第三版
http://d.hatena.ne.jp/brazil/20071206/1196905366

死ぬほど便利。インストールは http://userscripts.org/scripts/show/12248 から。

2008/07/26: KORG DS-10

KORG DS-10がとうとう出ました。 昨日家には届いていましたが、今日やっとちょっといじってみました。

KORG DS-10(Amazon.co.jp限定販売)

要はNintendo DS用のソフトシンセ・シーケンサのオモチャなわけですが、 DS用ソフトというよりも、 あくまでも「これはKORG DS-10というモノです!」と言い切っているところが 心意気を感じるじゃないですか。

中身は、MS-10風味のモノシンセが2系統。 同じくMS-10レベルの音が出る、 パーカッションシンセ風味の4音色なドラムトラックがひとつ。 それらをまとめるミキサーとエフェクター (Delay or Flanger or Chorus)。 すべてマトリックス操作な16ステップシーケンサ。
シーケンサはtriplet風味なノリにずらすパラメータもあります。 ゲートの長さ(レガート指定もできる) やベロシティ、フィルタの開き的なこと、panpotとかも 同じくstep sequencerに打ち込み可能。 ただしこれはMIDI接続性はまったくないモノなので注意。 逆にいえばいつものMIDIに縛られない発想の作りになってます (たとえばここでは わかりやすさのためベロシティっていってますが)。 変拍子もOK.

モノシンセはパッチケーブルレベルのいじりも可能で遊べます。 ただ、僕が個人的にKORGのシンセに持ってる印象よりも 気合いの立ったVCF発振をしますし、矩形波も割と男っぽくデンキっぽい Roland方向な音。ぼく自身は歓迎です。DS-10という名前は あきらかに名機MS-10のオマージュだと思いますが、 音的にはもうちょっとハネてて現代的です。

で、リアルタイムプレイやシーケンサへのRECなどでは、 鍵盤の絵へのスタイラスによる演奏もできますが、 ここはさすがコルグ、KaossPadっぽいアレができます。 なかなか遊べてたのしいです。

残念なのは、あくまでも操作はスタイラス一本から行うわけなので、 同時にいろいろはできないこと。 たとえばぱっと別トラックをミュートとか本トラックをソロって、 Pad で弾いたりオカズ入れつつ、かっこよくフィルタを閉じ開きとかしたいですよねー。

ともあれ、たのしいオモチャです。
シーケンス組みつつ操作、とか、動画に撮ってさらしたりとか さっそくしたかったんだけど、USBカメラとかが全部どっかいっちゃって 今日はできず。

2008/07/26: 痛タンブラー

Twitterが痛くなったときに出る くじらさんの絵を入れてつくってみました。

Flickr Tumblr

2008/07/26: 転職

というわけで、今月頭にまた転職しました。

1992年に社会人になってから、 最初の会社には8年、 次の会社 (あえて旧社名のほうにリンクしています)にもほぼ8年と、 そんなに転職ペースは早い方ではありませんが、 ちょっとご縁があって今年の春ごろいた会社は 残念ながら2ヶ月で失礼することに決断。 いまの会社は、あっ ここで仕事をするというのもありだよねと思い、 連絡してから一ヶ月でもろもろお話も決まり、 2008/7/1から通っています。

実はわたしはもう40だというのに、 フレックスとか裁量労働制じゃない、 出社時刻と退社時刻が決まっている職場というのは生まれてはじめてで、 「定時」とか、数値計算上の仮想的な概念じゃないほんとの「残業」ってやつとか、 あと電車の「遅延証明書」とか「遅刻」ってやつとリアルに対峙することになり、 けっこう新鮮な気分です。でも確かにこれはこれでいいかもしれませんね。

定時になるとけっこうみんな びしびし帰ります。 俺も以前から、 さあ切り上げて帰ろうぜと、みんなが平和に帰宅の途につくリズムを 率先して作るのは年上・上司・オッサンの責任のひとつだとおもっていますが、 仕事は密度濃くやり、とっとと帰るのはいいことです。

紙に何かを印刷とか電話がどうしたみたいなことはほぼまったくありませんし、 あまり disclose するわけにもいきませんが、 「ここがこうなってる職場・フローだったらいいのになあ・したい」 とかいままでいろいろ思ってたことが かなりいろいろ実現していて、相当にかなりいい感じです。

というわけで、 シャツに短パンで Emacs で perl をいじる系の世界に生還しました。 またこれからもみなさんどうぞひとつよろしく。

P.S.
今回、社会人になってはじめて無職期間というものを体験しました。
(それまでは入社日前日まで前の会社の有休消化にあてていた)
いろいろ面倒くさそうだなー と思っていたのですが、 ここでたいへんためになったのが [life] プログラマのための退職に伴う年金・保険証・住民税の手続きメモ - ひげぽん OSとか作っちゃうかMona- です。すばらしいまとめです。さあこれを読んだらあなたもLet's退職! higepon++

打ち合わせで昼まで赤坂にいたので、 ランチはひさしぶりに赤坂のハシヤにいこうと、 企画の人たちとわかれ、大気が揺らめいてみえる、昼の猛暑の赤坂の街へ。

あつい。なかなか歩けない。

赤坂ハシヤ跡 赤坂ハシヤ跡

5月末で閉店…

気を取り直して、じゃあ九州じゃんがらでも行くかと

赤坂じゃんがら跡 赤坂じゃんがら跡

移転しました…

関東ITソフトウェア健康保険組合のビルにいけば、 保険証さえ見せれば乙な和食弁当を食べられたな、とおもったが、 そういえばこれも去年あたり移転…
暑くてもう歩けません…

もうどうにでもなれと 刀削麺の、またすこぶる辛いやつをたのむ。

猛暑に、また赤いスープで、辛い。
またしても汗が滝のように流れる。
愚かな人類たちに、罰をっ…
というか単に愚かなのはオレだけなんだが。

ミスターチンズ ダイニング

2008/07/24: OSI 9層モデル

ネットワークの世界でよく言われるOSI参照モデルというのがあります。 これは 7つの階層でハードやソフトなど処理のレイヤを区分してるわけですが、 実際にはさらにそれらの上下にも階層があります。

レイヤ0は、レイヤ1(物理層)のさらにひとつ下で、運搬、設置レイヤです。
俺的には運転レイヤです。 「まあ今回もおれL0やるわ」で、 自分のシトロエンで、最高40台ぐらい一気に1Uサーバを積んで運んだりしたことも ありました。って、はてな の引っ越しじゃないんだから。

レイヤ8は政治レイヤです。 構成技術には稟議書、役員ネゴ、喫煙所トークなどがあります。 「ロードバランサの増設どうするね?」 「あちょっとまっていま絶賛L8中」 といった会話になります。 L8スイッチ、 L8ロードバランサ、 L8アプライアンスといったものもあるようですがよくわかりません。

と、いうのは前の(前の)会社の内輪のスラングだと思っていたのですが、 全然関係ない人といきなり L8 とか言って通じるのを知りました。 やっぱみんな同じ風に思いつくことばですかね。

2008/07/21: 閉ざされた森

ジョン・トラボルタ主演。戦場で起きた事件の謎解きムービー。 悪くないのだが、どんでん返しがやたらありすぎて、 そればっかになってしまい、推理小説でいう「本格の鬼」の欠点に近いものがあったかも。 トラボルタ主演のアクション風味ハリウッド映画という先入観で見てしまったから余計そう感じたのかな。

監督はジョン・マクティアナン。 ダイ・ハードとかプレデターを撮ったひとだが、 この一本はちょっとエンタメ性が弱かったかな。

2008/07/21: 隠された記憶

ミヒャエル・ハネケ監督の問題作。 淡々とショッキングにすすむ。音楽をまったく使ってないのはこれはこれでいいね。

いろいろ ?? なところもあったが、まあ雰囲気だけたのしめばいいのだろう。 というか途中で眠くてちょっと気絶した。

タイムマシンもののコメディ。 夏休みの田舎の大学、 SF研と写真部の部室のエアコンのリモコンが壊れちゃった ことがきっかけでまきおこる、狭い舞台での大騒動。

いい意味で「お芝居」っぽい感じのコメディ。 筋も伏線もよく練られ回収されていて、大変おもしろい。 瑛太、上野樹里、真木よう子はじめ役者もみんな良い。 邦画のコメディでは 下妻物語ラブ・コン おさえて個人的にベストにおどりでた。

もともと舞台のお芝居みたいで、これはぜひ舞台でも見てみたいな。

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5 「昨日」と「今日」の「部室」周辺だけに限られたタイムトラベルSFの傑作。ごく身近だけでSFしているのが面白い!
5 上田誠さんの素晴らしい脚本
5 パーフェクト!!
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2 私には合わない映画でした
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5 映画原作。 舞台上という制限のうえで巧妙に描かれる『タイムトラベル』が非常に面白い。
5 舞台を見て改めて映画の良さを実感しました。
2 もっとテンションの高い芝居を期待していた
4 傑作戯曲をもう一度。

http://r.gnavi.co.jp/a536500/

外苑あたりのちいさなアジアン。 トムヤムクン風味のつけめん。 ちょっといいかも。

粥麺楽屋 喜々 KIKI

2008/07/14: iPod touch 2.0

iPhone 3G発売のおかげで、 iPod touch もファームが2.0になり、 サードパーティーのアプリケーションを入れて動かしたり、 ほかにもいろいろ改良がほどこされました。

面白かったものはいろいろあるけど、 まず一発芸としてよかったのが Light

Palmにはむかし Mirror DA といういかした一発芸ソフトがあったんですが、 これの再来といえます。

2008/07/12: mixi Radio

mixi で新サービス mixi Radio ってのが始まりました。

mixi は以前から mixi station という 常駐ものを Windows / OS X むけに出していて、 iTunes などで再生した曲を mixi に送信し、 それをネタにコミュを見たり人の好みを見たりレコメンドされたりといった 音楽的 FOAF が展開していて、 それはまあ last.fm とか iLike とかもそうなんですが、 とくに mixi でそれをやると、 やっぱ圧倒的な日本国内ユーザの多さにより、 とくに邦楽を聴くひとにとっては、ほかとはくらべものにならない ソーシャル音楽ハッテンバが形成されていましたよと。

そういうプラットフォームと 膨大なUGCがすでにあるところに、 さらに今回はじまったのが、Flashベースのネットラジオであるところの mixi Radio. すでにあるユーザの楽曲嗜好データベースをもとに、 勝手に曲がレコメンドされてどんどん流れますよと。
有料版と無料版、それぞれ広告有無とか聴ける曲の量の切り分けがあるようです。

というか、実際に聴いてみて感心したのが、 ストリーム配信されてくる楽曲のネタの豊富さ。

私は邦楽ぜんぜん聴かないので、日本の音楽の話とスポーツの話と有機化学の話は まったくサッパリなんですが、 すでに1000曲程度の再生履歴をmixi station経由で突っ込んであった状態で mixi Radioを体験開始したところ、続々と流れてきたのは

Underworld, Sigue Sigue Sputnik (!), Talking Heads, Japan, David Sylvian, Kraftwerk, Erasure, Ultrabox, Prodigy, Electronic, Radiohead, West End Girls, Depeche Mode, David Gahan, OMD, The Orb, Black Eyes Peas, Marc Almond, Information Society, Chemical Brothers, DEVO

と、たしか最初の2曲ぐらいは邦楽が混じっていたものの、 その後ひたすらすごいツモの連続! これからはずっと大三元四暗刻字一色ばかりをアガって大逆転の人生です。 というぐらい、鷲津様なみの強運を感じます。 カカカ…… キキキ……
スクリーンショットにある再生中の曲なんか Soft CellのBedsitterですぜ。

mixi Radio

個人的には、 あとちょっと Bossa とか、Nu Jazz 系というかを引いてきてもいいかなと思います。
プログレ系も弱いですね。 MAGMAとか一曲もないっぽい。 でもコバイア語の変拍子詠唱で一曲40分です、 みたいな楽曲配信ばかりしていると、 ストリーミング・サーバの有効稼動率低下、 ユーザ数の減少、株価の下落といった問題も考えられるので、 MAGMAなくてもいいです。 というか、すでにこんだけの楽曲配信ネタを 大量のレーベルと契約して抱えているというのは企業体力ですね。

The Beatlesの曲をMetallicaが演ったらどうなるか。 というコンセプトのBeatallicaというアマチュア・バンドがUSにありまして。

当時は2枚のアルバム(?)をCreative Commonsライセンスで (どのCCだったか忘れたけど)mp3無料ダウンロードで出していて、 2004年ごろから 愛聴していました。 Enter Sandman と Taxman を足して Sandman とか、 BlackenedとBack in the USSRを足してBlackened the USSR とか、 唄も実にジェームズ・ヘットフィールドのあの 「なんとかーー〜〜〜ァアアアァウヴァアー」を真似していて おもしろかったです。 メンバーの名前も Jaymz Lennfieldとか Ringo Larzとか、世の中なめてる。 自分のなかでは、ニコニコ動画の職人さんみたいな位置づけだった。

ところが去年サイトにいってみたら 無料ダウンロードがなくなったりしてて、 そしたら今度は国内版CDが販売されるそうで。

CDJournal.com - ニュース - “ビートルズ meets メタリカ”のビータリカが日本デビュー!作品群がボーナス・トラック付きで日本盤化

サージェント・ヘットフィールズ・モーターブレス・パブ・バンド オール・ユー・ニード・イズ・ブラッド(血こそすべて)(初回生産限定盤)(DVD付)

とりあえず、 ビートルズの I Want To Hold Your Hand (抱きしめたい) のパロディ I Want To Choke Your Band の邦題が「首しめたい」 になってて、ナイスです。

プリンス自動車の光芒

エンジニアのはしくれとして、 やっぱり技術の良心系のお話が好きなので (またかよ)、 真面目に個性をもってがんばったメーカーのお話は いいですね。だいたい知ってる話ばかりだけど。

旧中島飛行機からプリンスセダン、 初代スカイライン、グロリア、R380、日産との合併と、 もう目をつぶっていてもわかる展開ですが、 真面目に書かれています。まさにグランプリ出版の標準クォリティです。

僕は別にプリンスファンとかスカイラインファンというのではないですが、 免許取って運転するようになって大学にマイカーで通っていたころが R31からR32への世代交替のあたりだったので、 同時代を過ごした懐かしさはかなりあります。

とにかくボディもコンソールも何もかも四角くて、 そのぶん見切りがよくて運転しやすくて、 ふひゅ〜〜というこれ見よがしなターボ音がこっぱずかしかった R31, そんな「ローレルと何が違うんだ」なオッサンぽさから 一気に締まった体つきになってサーフィンラインも復活した R32.
小金井のほうの大学に通っていたので、 青梅街道をクルマで通ることもしばしばありましたが、 そんなある日、R32発表の翌日ぐらい、 村山方面から、まさに工場を出たばかりと思われる納品シートをつけたままのピカピカのR32の一団が しずしずと威風堂々と都心方向を目指して進んでいくのに出会い、 感激して道をあけて、愛車ルノー5でくっついていったのは昨日のように思われます。

そのあとBNR32でGT-R復活とかもありました。 ただその前のR31のころのGTS-Rというのも、 エンブレムがステッカーだとか、どうにも格好が野暮ったくて切なくてかっこいい (Mig25あたりのソ連軍用機と似た魅力がある)懐かしさがありますし、 もっと遡れば、叔父が乗っていたGC10(ハコスカ)、 父が乗っていたジャパンのGTターボや DR30 (鉄仮面のニューマン・スカイラインRS) なども思い出されます。そういえば当時は日産陸送で、日産修理工場と日産ディーラーの間でお客さんのクルマを 運転して運ぶバイトもちょっとやってました。古き良き時代、いろいろ驚くこともありましたが、とてもここには書けません ^^;

そんな村山工場もいまは亡く、ダイヤモンドシティとか スカイラインGT-R発祥の地の碑 とかが建っちゃってるわけですが。荻窪の工場跡も原っぱになりました。

さびしいっちゃ寂しいですが、 そうやってカルロス・ゴーンがガツンと再構築をしてくれなかったら そもそもいま日産があるかどうかわからないわけで。
というか、その後そんなわけで日産とルノーがエンジンやプラットフォームを共通化することになるとか、 両社のCEOが同一人物になるとか、 20年前の青梅街道で、 ルノーでR32を追っかけていった僕には想像もつきませんでした。

スバル水平対向エンジン40年の歴史―EA-41からSUBARU-M.M.まで

エンジニアのはしくれとして、 やっぱり技術の良心系のお話が好きなので、 真面目に個性をもってがんばったメーカーのお話は いいですね。だいたい知ってる話ばかりだけど。

水平対抗エンジンと前輪駆動の、 スバル1000より始まる富士重工のFWD自動車開発の系譜は、 やっぱりシトローエン2CVと シトローエンDSに感銘を受けて事に臨んだのがはじまりというのがアツい。 群馬の太田近辺では、 GSビロートルとか妙にレアなシトロエンが出土する、ということへの ミッシング・リンクが想像される。

ただDSは、当初はワルテル・ベッキア設計のフラット6エンジン搭載で考えられていた ということを書き落としているのは、話の流れ上ちょっともったいない。

いろんなところで主人公が飯をくう、 ただそれだけのマンガです。でもこれはいい!

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

「グルメマンガ」ではありません。 これはこれでB級グルメといえないこともないが、 そういうふうに構えちゃうとちょっとこの本の世界と違う。

なんというか「東京人」だ。 それなりにこだわりもあるし自分の感覚も持ってるが、 シャイだし、がっつかない。 何かにやたら熱くなるとか夢中になるとか、 そういうのにどこか醒めているところも常に持っている。 うまく言えないけど同じ東京人ならわかってくれると思う。
(この「東京人」感覚は、以前ムーンライダースの映画 「Passion Maniacs マニアの受難」 を観たときにも強く感じた)

主人公はいつもスーツのビジネスマンだけど、 「島耕作」的な世界とは真逆というか、対偶にある。
(島耕作って絶対に絶対に「東京人」じゃない)
むしろ本書は、島耕作の皮をかぶった「つげ義春」な世界かもしれない。

久住昌之によるストーリーは、 ペーソス、までもいかない、もっと淡いフラグメント的なものを 醸し出していて、なんとも滋味深い。 東京人のあなた、よければぜひ見てみてください。

2008/07/06: Ramones / The Ramones

Ramones

パンクの元祖ラモーンズです。 唄う100円均一ショップみたいなとこがいいです。 全部コードもメロディもシンプルで同じなので、 一曲リピートで聴いてるのか 全部リピートで聴いてるのか 聴き分けることが困難です。 いいですね。

The Velvet Underground & Nico

いまさらどうこういうものではなく、 例のアンディ・ウォーホールのバナナのアルバムです。 ずいぶん久しぶりに聴きました。CDで聴くのははじめてかも。 Sunday Morning とか All Tomorrow's Parties とか、 あとなんつっても Femme Fatale とか。

Cream もそうですけど、 こういうシンプルなフォークからロックにかかるあたりって、 ぜんぜん専攻科目でもなんでもないけど、 やっぱいいモノはいいですね。なんでなのかわからないけど…

2008/07/06: Medalla / Björk

一昨年ぐらいに出たアルバム。 ヒューマン・ビート・ボックス系というか、 あの日本のDOKAKAのひとも参加してます。 なかなかよいのではなかろうか。

マリー・アントワネット (通常版)

監督はフランシス・コッポラの娘さんソフィア・コッポラ。 マリー・アントワネットを演ずるのは、スパイダーマン シリーズで有名なキルスティン・ダンスト。 このひと、どっからどうみても僕にはブスにしか見えないのですが…

ロケは本物のベルサイユ宮殿。 背景も服装もかなり華美だけど、 微妙に彩度を落としたパステルな感じで悪くない。 あとは音楽が、ビバルディとかももちろん使いつつ、 The CureとかAphex Twinsとか, New Order/Joy Divisionとか使ってたりするので妙にかっこいい。 ルイ16世が即位したあとで、Plainsong / The Cure から Ceremony / Joy Division にメドレーになるあたりとか、 個人的にはかなりアガります。

映画そのものは割と淡々としてます。ギロチンがどうしたみたいなものもないし。 私小説+αっぽい感じです。それでもよければおすすめ。

ジョイ・ディヴィジョンのメンバー、墓石盗難を嘆く
http://www.barks.jp/news/?id=1000041440

うへ、なんという… orz