06 February 2007の記事一覧です。
GORILLA 同じく夏木マリの、これはわりと最近のアルバム。 全曲が小西康陽プロデュース。歌うまい。ジャズにボサノヴァ、シャンソンと、 けだるい大人感満点。ジェームス・テイラー、菊地成孔などメンツもすごい。 出色なのは叙情的で文学的な「ゴリラ」。
ほかの曲もよいけど、 曲も歌詞もコードもみんなもろに小西康陽節で、 これはピチカート・ファイヴの確信犯的な「ボクらは消費される音楽を作ってるんだよね、えへへ」というスキームだとむしろこれが小気味よいのだけれど、 生っぽい音楽の場合は、そのいたずら性の光がちょっと薄れる気がする。 もっとラフ・ラグに崩してあればよかったのかもしれない。

「私について」はもともと Pizzicato Five の曲だけど、 「戦争に反対する唯一の手段は。〜ピチカート・ファイヴのうたとことば〜」(これもなかなかの名盤) にも同じく夏木マリ歌うライブ版が入っていて、こっちもとても良いです。

絹の靴下?マグネット・アルバム? 「♪ど・う・に・も・と・ま・ら・な・い〜」
「♪うらだ〜 うらだ〜」(狙いうち)
「♪やめて〜」(経験)
とか、山本リンダや辺見マリといった昭和歌謡曲が全開のアルバム。 なかなかすばらしい。娘が大喜び。教育上どうなんだ。まあいいや。