December 2007の記事一覧です。

2007/12/31: 2007年

すしジャン! ゲーム 以前どっかで見かけて気になっていて、 ちょっと僕自身が洒落で機会あればやってみたいと思っていた。
そうこうしているうちにクリスマスを迎えた。 娘は今年のクリスマスは、サンタさんになにか違うものを希望していたようだが、 事情はよくわからないが、娘はサンタさんからこの「すしジャン! ゲーム」をもらうことになった。

ぶっちゃけ、マージャン的なあそびだ。 寿司の模型をひとつずつツモって、手役をつくって、あがるだけ。 片山まさゆきの「自己中」にでてきそうなゲームである。 手牌は8つ。七対子みたいなアガリ形(四対子?)しかない。

すし桶からスシをツモってくるのだが、見ながらツモったら好きなものをツモれてしまうので、 桶のうえに布をかぶせて、見えないよう、手探りだけでツモってくるルールになっている。
なにかに似ているな… と思ったら、息子と娘が、
「おとうさん、これアカギのやつみたい」
「わしず… マージャン!」
と教えてくれた。いやまさにそうなんだが、 というかそういえば子供たちの部屋の本棚に 「アカギ」「カイジ」「ノーマーク爆牌党」とかが積んであって、 こどもたちが喜んで読んでいて、 教育上よくないなあとは以前から思っていた。 でもおもしろいからいいや。

すしジャン!ゲーム ぎゅわんぶらあ自己中心派 (1) アカギ―闇に降り立った天才 (第1巻)
麻雀 こどもたちも「すしジャン!のこれって、麻雀でいうあれのことかな」というふうに理解をすすめていたりして、 結局、ふつうの麻雀をやりました。

071124Live From OBLIVIONBALL@MAKUHARI ことし 2007/11/25 の幕張メッセでのライブをおさめたアルバム。CD二枚組。
音質は、良好なブート。という感じ。 おちついてフツーの音量で聞くとそんなにどうということもないのだが、 やっぱり「ライブ」を共有できていたか、追体験できているかで大きくちがうかも。
やっぱり「ライブ」はすばらしい。生楽器かどうかなんてどうでもいい。

2007/12/28: たん清

たん清 久しぶりに たん清 で忘年会。去年ばたばたして行けなかったので2年ぶり。

ことしは Ar-さんに幹事していただいた。どうもありがとうございます。 いろんな人と久しぶりにいろんな話ができて面白かった。 むかしは貸し切りでやっていたけど、今年は全部で20人ぐらい?
それよりも、今日参加した人にはもはや二十代のひとがいない、 というのが衝撃だった。ただまあみんな年をとっていくのでしょうがない。
なんとなくバウムクーヘン的な世代層というのはあるもので、ぼくらの一層上は おそらくWIDE, junet, uucpという感じ。一層下は、はてな・CPAN・twitterというあたりだろうか。

柏に置いている各種サーバまわりの運用とかあたり、 うちの会社ベッタリじゃなくて、ちょっと任意団体っぽいものをつくって、 会社と団体でいろいろ切り分けて、もうちょっと良い感じにしようかなと思っています。
なにしろこの数年は、物理作業的には結局僕ひとりがやるしかなくて、 リソースとか遠慮とかいろいろやりづらいかなあ? というのがあったので。 kmuto さんにもさっそくいろいろたたき台など貴重なリソースをいただいています。 debian.or.jp, linux.or.jp などどうしましょうかね、というあたり ukai さんや knok 会長とかるく意見あわせ。

TwitterPodをつかっていると、日本船舶振興会のテレビコマーシャルを思い出すのは俺だけだろうか。

2007/12/28: 人間ドック

朝から人間ドックへ。
IT系の会社が多く入ってる保険組合なので、その筋のひとたちが多いようだ。 身体計測とか順々にまわっていきますが、 中村正三郎さんとなんか一緒だった。20年ぐらいまえは著作をよく読んでいた。

視力は相変わらず1.5以上で問題ないが、 胆石はちっこいのがあいかわらずあり、脂肪肝で、中性脂肪もあり、 あと今日はじめて指摘されたのが、気道が曲がっているということで、 大きなレントゲン写真を映したディスプレイ2つを前に、 お医者さんにこれはやばいですといろいろ説明されたのだが、 どうみても何がどう曲がっているのかわからない。
ほかにもいろんな部屋に呼ばれたりして、 結局大病院への紹介状やレントゲン写真を渡されて出る。 朝一番にきたのに、出るころには、あんなに大勢いた来場者がもう誰ひとりいない。 うーむ。そういえば、病院への紹介状も頂いたまま忘れているものが他にもあるなあ。

昼食券をもらっているので、地下の中華料理店に赴く。 さっき、こういうのは食べちゃいけない、控えましょう、 と言われたものたちが、うまそうに湯気をたてて目の前にどんどんならんでいく。 どうしたらいいでしょう?

会社に向かおうとおもったのだが、バリウムを飲んでいるし、 むろんバリウムを飲んだので下剤も飲んでいるし、 さらにきょうは生まれてはじめて直腸検診というものをうけて、 でかい顔にでかい眼鏡をかけたイカツイ医師のおじさんに背後から衝撃的な行為をうけたりして、 いろいろ塩梅がへんてこだったのだが、うーん、 百人町の路上で、急いで帰宅して風呂とか着替えを行いたい状況になってしまった。
きょうは会社の今年の最終日だし、役員に会ったりいろいろやりたいことはあったのだが、 もう今日は休み。もういいや。すまん。

2007/12/24: ZATS BURGER CAFE

中野駅の南、 中野五叉路のZATSは愛用しているが、 高円寺南口の店ははじめて。 娘のエアロビクス発表会のあとで寄ってみる。

割とけっこう広めでよかった。味も同じ。満足。 きょうはどうもトナカイが焼いているようだ。
パーティーもできるみたい。 お酒もあるし、10人前スーパージャンボ佐世保バーガーとか中心に 盛り上がったら面白そうなのでちょっとここで何かやってみたいな。

高円寺ZATS 高円寺ZATS 高円寺ZATS

2007/12/23: イブイブ

実家でローストチキンに挑戦。奥さんのお手伝い。

鶏の屍体。いやー、けっこう大きいなあ。 実家のこのキッチンでは、産まれたばかりの息子や娘をあらったりもしたので、 それとどっこいどっこいぐらい。
外も中も拭いて、セロリやパン粉や香草をがすがす詰め込む。 外に塩をすりこんで、香草や小麦粉をしぱしぱ振りかける。

2007/12/23 2007/12/23 2007/12/23

200度で30分焼いてはひっくりがえし。油をかけ。
えらく旨そうにできた。旨かった。 捕鯨がどうのとくだらないことを言う人もいますが、 きちんと肉もたべましょう。感謝をこめて。

あとはパエーリャに、奥さん手製のケーキ。

2007/12/23 2007/12/232007/12/23

2007/12/23: twitter

twitterは、むかしアカウントつくったものの放置していた。
んだけど、またちょっと使い始めてみたり。
twitter.com/shakuji

ゆるめの準リアルタイム情報共有はむかしから好きで興味があって。

ただ僕は7年ぐらいまえから24時間ircにつなぎっぱなしで、 ログはすべて残っているし、出先でも keitairc を(自分で作って)使っているので、寝ている時間以外は使えている。
あとircは好きなようにbotとか開発して活用できるしね。
リアルタイム性高いが世界はけっこうしぼられてる。

ちょっとリアルタイム性落ちるが世界がやや広いのが mixiで、これも携帯版が出てから便利に使っている。 ひまつぶし性も高い。ただ機能追加的にはクローズドだ。

もうちょっとリアルタイム性落ちるが、さらに世界が広いというか 広すぎるのがメールで、こっちも出先やケータイでも、宣伝じゃないけど リモートメールを使って、 というか開発運営運用にからんでお客さんに売っているぐらい、なので どっぷりつかっている。機能追加は… 俺ら中の人はできますが… (わ

この3つでだいたいカバーできているので、 twitterがちょうどいいというニーズが僕にはどうにもなかったのが 今までつかってなかった理由だと思う。

ircやkeitaircつかってなかったらtwitterは良い感じかも。

日本国内でケータイでtwitter使うなら mobatwitter がいいのかな。
OS Xで常用するなら TwitterPod がよさそうだ。

しかしまあ、twitterでつながってる人って、 だいたいはircかmixiどっちかでつながってるような気もするので、 なんでわざわざtwitterもやらなあかんのか、 「あえて試してみる」意味を抜くと、ちょっとなかなか続けられないかも。

日本違法サイト協会
http://illegal-site.org/

ぎゃははは。たいへんCoolだ。細部までよくできていてすばらしい。 いかにもそれっぽい文章は、よく練られ、ピリリと効いていて、たいへん知的だ。

掲示板やブログなどまわりをみてみると、 狙いがいまいちわかってない、読解力・思考力たりないひとも結構いて、 これまた滋味ぶかくおもしろい。
というか、このあたりの問題を考察するについて、 「考えが足らないひと・あたまのわるいひと」は どれぐらいいるものだろう? というのはとても重要だから、 そのあたりを計測する釣り実験としても意義があるとおもう。マジで。

おもちゃ屋でクリスマスの仕入れとかみていたけれど。

Xmas トミカ すいすいETCドライブ
ETC対応したクルマはすいすい、してないクルマはべったり渋滞、 させてあそべるおもちゃ。洗脳的にいけてる。 ああどうせうちのクルマはETCつきませんが。
Xmas DANGERBOMB CLOCK
なんかランプとかの状態をみて 正確に適切な配線のみを切断しないと 大音響の警告音が鳴り止まないという ミッション・インポッシブルな目覚まし時計。
Xmas フェラーリのバケットシートなチャイルドシート。
きちんと sabelt とロゴの入った四点がツボで、 物欲を五割増しにさせる。
Xmas ホットウィール フェラーリ 未来都市ステーション

右を見てもフェラーリ。
左を見てもフェラーリ。
ぜんぶぜんぶフェラーリ。 という、輝かしい? 暗黒の? 深紅の? 未来都市のオモチャ。
まるでコーンズの修理工場か 箱根松田コレクションの敷地かと おもわせる終末感がいかす。 羽賀研二あたりが住んでいそうだ。

2007/12/19: MyMiniCity

つくってみた。

http://mrmt.myminicity.com/

バート・バカラック・プレゼンツ・スウィート・メロディーズ 希代のポップ音楽作曲家バート・バカラックの名曲集。CD二枚組。

バカラックの曲はいろんな映画で使われていて、 名前を聞いたことなくとも、聴けば「ああこれか!」とわかるかたが 大半だとおもう。 印象的で美しいメロディーやサビ、 シンコペーションや変拍子もツボをついて効果的に用いる作曲センス、 オーケストレーションやベースラインの編曲センス。 エンリオ・モリコーネと並んで世界でもっとも素晴らしい ポップス作曲家だと思う。

バカラックのベスト的なアルバムはいろいろ出ているけど、 これは内容やオリジナル性などかなりお買い得な一枚 (二枚組だから二枚か)。50曲入りです。題名もスイート(笑)だよ。 ざっとあげるだけでも
The Carpenters の Close To You (これ邦題「遥かなる影」っていうのか)、 Dionne Warwick の Do You Know the Way to San Jose? (サンノゼへの道), I'll Never Fall in Love Again (恋よ、さようなら), Don't Make Me Over, あと Raindrops Keep Falling On My Head (雨にぬれても) / B. J. Thomas, ペリー・コモの Magic Momemts, Aretha Franklin の I Say A Little Prayer (これ邦題「小さな願い」っていうのか), What's New Pussycat? (何かいいことないか仔猫チャン?) / Tom Jones, あと 「♪What's all about? Alfie...」 とかどうにも名曲揃い。
一枚目のラストが Herb Albert 演奏の Casino Royale (007「カジノ・ロワイヤル」のテーマ) で、 そこから二枚目の頭が同じくカジノ・ロワイヤル主題歌の The Look of Love (恋の面影) でつながってたりするのも憎いです。 Dusty Springfieldいいですよね〜
後にNaked Eyesがカバーして、初期エレポップの金字塔になる There's Always Something There To Remind Me の原曲もはいってる。邦題は「恋のウェイト・リフティング」なのか。 意味わかんねえ。
さらに密かに名曲中の名曲なのが、5th Dimensionの Living Together, Growing Together だ。メロディも実にすばらしいが、 編曲的にも3連と4連がドラマチックに切り替わるアイディアがほんとうに素晴らしい。 歌詞もシンプルで感動的で、 そりゃ「アクエリアス」とか名曲揃いの 5th Dimension だけれど、 僕はこれがだんとつで珠玉の一曲だとおもう。 集中して聴くと僕はこの曲は確実に感動で泣きます (だから運転中とかはあまり真面目に聴かないようにしている曲のひとつ)。

バカラック来年2月に来日します。77歳にして矍鑠と現役シンガーソングライター なのは実にカッコいい。僕は調整むずかしくてちょっといけないんですが、 みなさんもぜひどうぞ。

http://sp.eplus.jp/burt/

 レノン=マッカートニーと並んで、20世紀を代表する作曲家バート・バカラック。ビートルズのように自ら歌うアーティストではないのに、その名前を聞いただけで「アルフィー」「小さな願い」「恋の面影」「雨にぬれても」「遙かなる影(クロース・トゥ・ユー)」etc…という彼の作った名曲が頭の中で聴こえ始める。また、小西康陽氏による再評価やエルビス・コステロとの共作、大ヒット映画『オースティン・パワーズ』への特別出演等も記憶に新しい。
40年前に作られた彼の楽曲の数々は、同世代の作曲家の作品が“オールディーズ”と呼ばれ懐かしがられるのに対し、未だ色褪せず、新しいアーティスト達に歌い継がれ、今日でもTVやラジオ、映画から日常的に流れている。
その時代を超えて愛され続けるバート・バカラックが、新作『At This Time』でキャリア半世紀の時を経て、初の作詞を手掛け、歌にも挑戦。2006年度のグラミー賞を受賞し、77歳にして現役バリバリの《シンガーソング=ライター》が登場した。
 そして遂に、記念すべき80歳を迎える2008年、待望の来日公演が決定!
11年ぶり4度目となるステージは、念願のフル・オーケストラ編成が実現する。
最新作のみならず、往年の名曲の数々を引っ提げ、常に次へのステップに挑戦するバカラックの華麗なるライブ・パフォーマンスをたっぷりご堪能ください!!

2007/12/15: エドtv

これまた楽しくおもしろいヒューマンコメディ。 たしか昔に国際線のヒコーキで見たのが最初。 国内ではあまりぱっとしなかったようだが (そもそもロードショーしてたのかな?)、 これはひそかに大穴で、結構おすすめです。
USの地方ケーブルテレビ局が、なんでもない一般人の一日をひたすら テレビカメラで追いかけて中継するという企画をたてる。 白羽の矢がたったのは、レンタルビデオ屋の店員のエド。
恋のトラブルあり、カタルシスありの、 テンポよく愉快なコメディドラマ。 当時 ジム・キャリー主演の「トゥルーマン・ショー」 と企画がカブってしまったのだけど、 おそらくこっちのほうが絶対おもしろいです。

主人公のエドの男の子も、 愉快な快活さとストーリー上の悩みをよく演じていたが、 ヒロインの子が、レニー・ゼルヴィガー系の、 そんなに美人じゃないけど光るときは光る女の子で、 ストーリー設定上も、役者さんとしてもとても良い。 これまたかなりおすすめの一本です。 知らなかったかたはぜひ一見どうぞ。

エドtv

世界最速のインディアン スタンダード・エディション たのしく「いい話」のロード・ムービー。
ニュージーランドの片田舎に住む年金生活のジイさん (アンソニー・ホプキンス) は、マイペースで愛車のオートバイをいじる日々。 「インディアン」とはこのオートバイのモデル名。 実はこのジイさん、二十数年いじりつづけているこの愛車のバイクで、 速度世界記録を出してやろうという夢があったのだ。

あまり考えなしにどんどんポジティブに動いて行くこのジイさん、 まわりの人に迷惑をかけてしまうこともあるが、 素で気さくな性格と行動で、どうにも憎めず愛されてしまう人物。 そんな主人公を、名優サー・アンソニー・ホプキンスがのびのびと演じている。 そしてついに、世界最大の塩湖で、車やオートバイの速度記録のメッカである ボンネヴィルでの速度記録コンテストへ向けて旅立つのだが…

とにかくイカしたジイさんの、夢と友情が詰まったイイ話。 物語も脚本も画も良い。もちろん役者も最高だ。 とても映画らしい一本。こどもから大人まで楽しめるだろう。
「夢を追わない人間は野菜と同じだ」いいですねー。

この映画は実話をもとにしていて、 主人公の爺さんバート・マンローに関する書籍も出ている。
One Good Run: The Legend of Burt Munro バート・マンロー スピードの神に恋した男
The Worlds Fastest Indian, The Munro Special. A Tribute to H.J Munro, a.k.a 'Burt' Munro

Debian GNU/Linux 4.0 etch で, cvs serverを viewcvs (0.9.2+cvs.1.0.dev.2004.07.28-4.1) でブラウズしていると、 どうもファイルの古めのリビジョンしか見えなかったり、 最近追加したファイルが見えなかったり。

/etc/viewcvs/viewcvs.conf

# use rcsparse python module to retrieve cvs repository information instead
# of invoking rcs utilities. this feature is experimental
use_rcsparse = 0
を1にすると直る。

最近のcvs (1:1.12.13-8) では、リポジトリデータに commitid というのが付くようになったのだが、 これが付いてるとviewcvsがcvsリポジトリをナメるときに失敗するようだ。
viewcvsはデフォルトではrcsの/usr/bin/rlogを使ってcvsリポジトリを見るのだが、 use_rcsparse = 1 にすると、rlogを使わず自前ライブラリで見るようになる、 これだときちんとパースできる、ということらしい。

viewcvsのパッチ作ろうかなと思ったが、 pythonってどうも例のindentがbrain damagedで読む気がしない。
とりあえずBTSに突っ込もうとおもったが、 類似のトラッキング・チケットはまだないようだったが、 なんかTigris.orgにアカウント作らないとだめくさくて、 時間もないのでパス。

タラフのちょっと前のアルバム。半分ぐらいライブ。 (スタジオ録音のだってライブみたいなもんだけど)

圧倒的なスピード、泥くささ、かっこよさ。 ジプシー音楽・ロマ音楽をまず聴いてみたいならまずこれってぐらいいい。
Carolina (カロリーナ) は曲想とか構成とか中近東方面からさらにアシッドな香りすら漂って最高。 これはもう「音楽がすき」な人なら一度は試してみるべき必聴の一枚じゃないだろうか。

20世紀で最も重要な作曲家の1人とされるドイツの現代音楽家、カールハインツ・シュトックハウゼン(Karlheinz Stockhausen)氏が5日、ドイツ西部ケルン(Cologne)近郊で亡くなっていたことが分かった。79歳だった。シュトックハウゼン財団が7日に発表した。
http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2322797/2437099
http://www.asahi.com/obituaries/update/1208/TKY200712080048.html

2007/12/13: 百人町

会社の忘年会のあと、独りで呑み直す。いろいろつらいね。
北新宿〜百人町の、ちょっと好きだった立ち飲み屋がつぶれていた。
ベベウ来年1月下旬に来日します。僕は1/21夕方のに行きます。
= Brazilian/Female Vocals =
【ベベウ・ジルベルト/Bebel Gilberto】

[公演日]
Billboard Live Tokyo 1/21(月)-1/23(水)
Billboard Live Osaka 1/25(金)-26(土)
Billboard Live Fukuoka 1/28(月)-1/29(火)

[MUSIC FEE] 自由席¥8,500 カジュアル¥6,500 (1dr付)

ボサ・ノヴァの創始者、ジョアン・ジルベルトを父に、人気シンガーのミウシャを母に持つボサ・ノヴァ界のサラブレット。サンバ、ポップス、ボッサ、エレクトロニカを見事に融合させたオリジナル・スタイルで世界中からラヴ・コールを受ける新世代ブラジリアン・ミュージックの歌姫が登場。

e-plus, event info
そんな Bebel の最新アルバム。

おとなしい、なんというかポップスです。 悪くないんだけど、これだ! という曲がありません。 「実はスルメ」だといいんだけどな…
個人的には、`Tanto Tempo' や `Bebel Gilberto' は割と名盤の域にきていると おもいますが、本作はフツーのCDでした。

タント・テンポ ベベウ・ジルベルト

親子二代にわたって鉄道好き、 そしてゴージャス好きなのか臆病なのか、他国への旅行の際も 特別列車でそのまま延々と走っていく金親子のお召し列車、 そして線路もインフラも電気も燃料も管理も安定も何もない一般の鉄道事情など、 なかなか興味深い一冊。 共産趣味者で鉄分入りみたいな人がいたら必読ではないだろうか。
ケレン味たっぷりのアメリカのカー・アクション映画。 舞台は東京。いや「トウキョウ」。 その、おそらく計算ずくの「ガイジンから見たテクノポリス・トウキョウ」の ズレもたいへんたのしい。

主人公のショーンは、絶対そうは見えないけど高校生。 渋めの一途キャラ。 女がからんだ諍いでクルマでレースで決着という羽目にいつもなってしまう。 もはや居場所がなくなり、 幼いころ別れた父が住むトウキョウに引っ越してくる。 詰め襟制服で都立高校に通学しだした主人公だが…

「ガイジン」の女の子や、界隈を仕切るヤクザの甥っ子、 そして彼ら・彼女らをめぐる不良文化や、 ストリートやクローズドな駐車場でのドリフトレースなど、 「こんな奴東京にいねーよ!!」の連続で、ケレン味いっぱいでたいへんたのしい。
登場人物たちは、突然日本語をしゃべりだしたり、 基本的にいつも英語をしゃべっていたりするが (なんて英語教育が進んだ都立高校なんだ!)、 これは映画なのでそんなことはどうでもいいだろう。 ときおりかぶさるラップ・ミュージックも英語と日本語まじったやつで (イラッシャイマセー、とか)、ユニット名も SUKIYAKI Boyz である。 なんとも嬉しいではないか。 (実体はRip Slymeとかの変名ユニットみたいだ)

悪い奴系のクルマたちはVeilSideのチューンド・カーが多くて、 いかにもヴェイルサイドらしい、 湾岸世紀末ハルマゲドンふうのマガマガしいルックスの車両がおおい。
主人公のほうは、まず冒頭に人から借りた S15 シルビアを全損にしてしまう ところから話が始まるのだが、 そこから紅いエボVIII (かな? ブーレイ鼻のやつ) を譲りうけてメインの乗機にするなど、 いかにも主人公むけの選択となっている。
そして最後の対決では、東京在住のUS NAVY軍人である父がひそかにレストアしていた 初代フォード・マスタングに、 クラッシュさせてしまった S15 が実は積んでいた RB26DETT (!) を 載せ変えて、敵役の VeilSide Z33 に挑むという、 アメ車ファンなら指笛をピューピュー鳴らし、 日本車ファンなら思わずスクリーンにお賽銭を投げてしまうという、 ベタそのものの展開となっている。
ひたすら日本車ばかりが走り回ってきたこの映画のラストシーンとして、 この組み合わせは、日米双方のクルマ好きのワルにカタルシスをもたらす点で実に巧みだ。 クルマに詳しくない人にとっては何のことやらだろうが。

妻夫木聡とかけっこういろんな人もこっそり出演していて、 主人公が埠頭でひたすらドリフトを練習している様子を 「カウンターがなっちゃいねえ」「少しはできるようになってきたみたいだな」 などと評する、ぼんやり釣りをしているオッサンは土屋圭市だったりする。

映しだされる東京の風景は、東京って歌舞伎町と渋谷ハチ公前と首都高C1と 三田しかないのかよ? というセレクションで、この映画のねらいから考えれば大正解だろう。 東京ロケもあったようだが、公道でドリフトしまくりの撮影など日本ではできないので、 ロスに新宿通りや渋谷交差点の大きなセットを作って撮ったようだ。 メイキングを見ると、ウイルシャー・ホテルの脇がまんま新宿とか青山一丁目を ミックスしたような景色に変貌していて実におもしろい。 モブ・シーンに使われる車(モブ・カー?)も、いかにもそのへんを走っていそうな 軽自動車や東京無線のタクシーだったり、トウキョウの再現に相当凝っている ことがわかり楽しめる。

映画全体を通して感じられるのは、確かにこれはハリウッド映画なのであるが、 ハイテクやハイ・パフォーマンス・カー、そしてドリフト(むしろDORIFUTO)や 峠(TO-GE)、YAKUZAなどを内包するニッポンへのポジティブな興味と面白さだ。 日本をバカにする感じはまったくない。 基本的にUSの太陽の光のもとで話が展開する これまでのワイルド・スピード・シリーズとはまったく違い、 渋さと暗さのなかのギラギラさが中心の本作はなんともアジア的でニッポン的だ。

というわけで、この映画は 細かいところやツッコミどころが気になってしょうがない人には向かないが、 クライマックス・シーンのひとつ、 通行人で黒山のひとだかりの夜の渋谷ハチ公前交差点のどまんなかを、 真横ドリフトで抜けていくFD3SとZ33とCT9Aを笑って受け入れられるかどうかです。 香港版 頭文字Dブラック・レインブリット あたりが好きなひとにはお手空きでどうぞ。

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT  (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾) ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT HD DVD

2007/12/08: 椿三十郎

「椿三十郎」のリメイク。観た映画館が画止まりやブレなどいまいちで残念。
おもいのほか、黒澤明の原作に忠実に作られていた。
映画そのものはなかなか悪くなかった。 黒澤明の原作と比べちゃいけない。原作があまりにすばらしくて面白すぎるのだし、 長年の名声や思い入れといった、理屈じゃないものもさらに重なっているのだから (けなしているわけではなく、そういうのも加味されてさらに素敵になるのが 映画や音楽のいいところ)。

悪役のトヨエツはなかなか良かった。
主役の織田祐二も悪くはなかったけど、「抜き身の刀」じゃないんだなあ彼は。 キャラの違いなのでしょうがない。 ほか若侍たちもあの雰囲気を出していてよかった。 城代家老と奥方は、もっとまったり演じたほうが「器のでかさ」を感じたはずなので もうちょっと。劇伴音楽は安っぽくチャチで余計。リメイク版でいちばんダメなのはおそらくここ。

原作との違いで気付いたのはこのへん:

  • 若侍たちが金魚のフンのようについてくるシーン: 石に当たってコケる演出が追加
  • 馬小屋から馬を逃がすシーン: 原作では、馬を逃がしたことにより追っ手がミスリードされたことがより明快に演出されている
  • 流す椿は紅いのがいい、白いのがいいと奥方と娘が話すシーン: 三十郎が所在なげに碁石をいじる演出が追加
  • 三十郎が「若侍達が寺に集まっているのを見た。云々…」と 偽情報を室井に教えるシーン。原作では三十郎が話をしゃべりだしたところで シーンを切っている。リメイクでは、ひととおり喋りおわるまでをシーンとしている。 ここは冗長だし、「飲み込みの悪い観客にもこれで判るだろう」という意図を 僕は感じてしまって気分が良くないし、原作の、ばっさり省略してしまい あとは観客の想像に任せる演出のほうが優れていると思う。 「七人の侍」の、菊千代が落馬するところはあえて映さず、 観客の想像・補完から笑いにつなげる演出と同様のセンスがあると思うし、 そこが劣化しているのは残念。
  • 屋敷から家老たちがあたふたと椿を流すあたり
  • 例の最後の「ピュー」はなし: 白黒のスローモーションで表現されていて、 悪くはないけど、NTSCなアラも見えたりして、うーん。

とはいうものの、ほんと想定外に原作に忠実だった。ラスト近く、 菊井がこれまでかとくずれおちる、そのタイミングで椿が一輪ぽたりと落ちて流れにのる、あそこなんかもう完コピですよ。

みんなで肩凝らずたのしめる娯楽映画として悪くないし、ぜひどうぞ。 で、これをみて面白かった人は、ぜひ原作も見て、さらにさらに楽しんでほしい。 原作を観たことない人は、確実に人生を損してますよ。

椿三十郎<普及版>

テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか 読みやすくわかりやすいまとめ的な一冊。 ぱっと読めるのでおすすめ。
生きかた下手 団鬼六といえば誰でも知っているSM文学の巨匠だが、そんな彼の自伝ふう随筆集。
田舎の英語教師から洋画のアテレコ台本作家に、そしてエロ業界の作家、台本書き、 プロデュース、出版社主宰。そして栄光と凋落。知っている人は知っている、 弟子だった たこ八郎 との関係や、 元女優で直木三十五の愛弟子であったご母堂の話など、 昭和サブカルを駆け抜けてきた波瀾万丈が読みやすい文章でつづられている。

エロより純文学の世界を高尚なものとあこがれ、 名前を変えてまで脱皮を目指し筆者にもその方向を薦める清水正二郎(胡桃沢耕史) に対し、俺の仕事は売文、エロも文壇も上下はないと次第に温度差を あらわすあたりも面白く好感が持てる。
ただ、色川武大(阿佐田哲也)ほどの明るい透明さ(と、ときおり煌めくモノノアハレ的な悲しさ)はない。

檀一雄「火宅の人」ではないが、文学のデーモンや、 作家、アーティスト、制作創造活動にたずさわるなら何かが外れていなきゃ終わりだろ。 と思えるかたなら一読わるくない。

指先からソーダ 人のセックスを笑うなの 山崎ナオコーラの随筆集。 新聞に連載されていたものらしい。
感性ベースのいろいろを、風味はあっさりまとめてあり 悪くなかった。
ヒカシュー @ Star Pine's Cafe 吉祥寺Star Pine's Cafeでヒカシューのライブ。 音楽仲間など4人で。
ヒカシューは来年で結成30年らしい。すごい。 ヒカシューが最初にライブをやって世にでたのもここ吉祥寺だったらしいので、 なんかルーツ的な感じも手伝って楽しみにしていた。

暗くなったステージに、いきなりかかった曲は「ピノ・パイク」 (井上さんの Roland SYSTEM 100M + アナログシーケンサ最高) で、 うわぁー、やったーと思っていると、巻上さんのしずかで太い声で口上がはじまり、開演。

ヒカシューを初めて聴いたのは確か中三か高一のころで、 1stの「ヒカシュー」や2ndの「夏」、そして「うわさの人類」 あたりまでが同時代として聴いていたころ。

ヒカシューは想定外に「ライブ・バンド」だった。
演る曲とリハでやった曲は全然ちがうし、 そもそも曲とか構成決めてないんだよねー、 と巻上さん。相変わらず伸び伸びとした声で、 たのしく場をまわしており、まるで漫談を見ているようなおもしろさ。
ギターの三田超人(みたフリーマン)は、 いまだに僕のなかでは昔のなまえの海琳正道さんなんだけど、 想定外に踊ってくれたり、素敵でかわいくてかっこいいオジサンで、 もうまいった。かわいいーー。
ベースの坂出雅海さんもいい感じ。
当時リアルタイムに聴いていたのが80年代前半までなので、 どうしてもこのあたりまでのオリジナルメンバーに対するほうが 見ていて思い入れが強くなってしまい、もう井上さん+メロトロンは 無いんだなとか、いつの話なんだよそれは、ということを思ってしまったりする。

巻上公一のまえにあるのは、最初一瞬譜面台かと思ったけど、 Moog theremin である etherwave. 足下のエフェクターもモーグ純正で、 歌い踊りながらテルミンを操り、愉快で奇怪な音を繰り出してすばらしい。
キーボードはなにげに往年の名機コルグ DW-8000 (6000だったかな?) で、 実に渋く趣味がいい。

最初、「転々」な感じを延々をやるのかなと、 オルタネイティブな気合いも入れてのぞんだが、 ふたを開けてみれば、そこは「うた」と「音」のたのしい博覧会という感じ。
途中に15分の休憩をはさみ、前半はわりとインプロとかフリー演奏が多めで 巻上さんのホーメイも聴けたり。
後半は巻上さんの口琴から入って、割とポップな感じで。 ニューシングル「入念」は「デジタルなフランケン」も「カレー三昧」も全部演った。
中期の曲は知らないのが多かったんだけど、 なんだかんだで懐メロの「20世紀の終わりに」とかもやってくれました (僕らがやってやってーとうるさかったせいかも?)。
「瞳の歌」「ガラスのダンス」あたりでいったん締め。

アンコールは、一曲目が、聴いたことあるんだけど曲名思い出せず、 ちょっとマグマっぽい複雑・変拍子・緊張感あるやつで、そのあと「パイク」。
「ピノ・パイク」ではじまり「パイク」で締めたなあとおもいつつ、 さらにアプローズしていると、 セカンド・アンコールもやってくれて、「プヨプヨ」ですよ。 こうなると、もう座って聴いているのがもったいないぐらいです。

mixiとかの話もしていて、 ニコニコ動画だと、僕らのプロモに好き勝手な文句をみんなが 追加してるので面白いとか、YouTubeにも誰かがいろいろ載せてくれてたんだけど、 面倒くさいひとたちがいつしかどんどん勝手に抹消してしまうので、 見つけたらすぐダウンロードしないとなくなっちゃうヨ、とか、 なかなかいいですね。そもそもライブの最初の口上で、 録音や撮影は… 勝手にどうぞ自由です。とか巻上さんがいってました。いかすなあ。

というか、巻上御大みずから、「20世紀の終わりになら、最近はミクちゃんも歌ってますよ」といっておられた。たぶんこれ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1250442