2007/10/21: Nouvelle C5
新型シトロエンC5発表、全方位で大幅にアップデートティーザーサイト
ティーザーサイトは、日本時間だと月曜の昼ぐらいになにか情報がでるみたい。
今回驚いたのは、同じ名前でモデルチェンジしたこと。
というかいわゆるモデルチェンジ、フルモデルチェンジって90年近いシトロエンの歴史上はじめてだと思われる。
いままでは次々に違う名前で新しいモデルが出ていただけだから。
(戦前にもC4とかC6というモデルがあったが、これは単にいま出ているモデルと名前がかぶっているだけで
FMCとはいえないだろう。それいったら同じく戦前にもBMW 328とかあったわけで。)
シャーシはC6ベースでさらに大型に。(C6シャーシってC5ベースだった気もするけど)
幅が1.86mになっちゃった。
もういまどき気の利いたクルマはみんな横幅1800mm超えてるね。
安全性安全性ばっかりいうからこんなことになってしまう気がするなあ。
「サルーン」と「エステート」らしい。
「ベルリーヌ」じゃなくて「サルーン」なのはまあいいとして、
「ブレーク」じゃなくてエステートですかそうですか。
カッコはわかりやすくてかっこいい。
かっこいいけど、グラスエリアとケツは Audi A4/A6 から、
サイドラインは BMW 3er からとってきた感じ。
でもまあ普通に売れそうだ。というか売れてくれないと困る。
最近のクルマ、特にヨーロッパ系でクセの強いデザインのクルマは、
まず写真だけ見るとピンと来なくて頭をかかえ、
しかし現物を見ると凄く良くてくらくらする、
というパターンが多くて、C6とかその典型例だ。
しかし新C5は、写真だけでそれなりに良くみえるので、
かえって実物が心配だ。
「油圧式サスペンションのハイドラクティブ3プラスに加え、金属バネ・サスペンションも設定」
うへえ。
「車線を逸脱するとドライバーに警告するレーンデパーチャーウォーニングシステム」 は例によって日本では付かないと思われる。
いちばんがっくり。セダン (サルーン) は単なる4ドア車になってしまった。
フランスの名産物、5ドアハッチバックではなくなってしまった。
単なる4ドア車なんて、そのへんに掃いて捨てるほど走っているではないか。
そんなモン欲しがるやつはベンツかトヨタでも買ってくれよもう。
ちょっといいのは、リアウインドウが CX, C6 みたいに逆反りで凹んでいること。 すこしほっとした。
てなわけで、2008年夏ぐらいに日本国内販売開始、400万〜550万って感じでしょうか。
なんだかんだいって、しょうがないよね、コレかなあ。
「いちおうジョグ復活したしね…」と寂しく笑って W53S に機種変する
ソニエリファンのような心境だ。
なんか記憶の琴線にひっかかるとおもったら、
セルジュ・ゲンズブールのカバーのようだ。
Gainsbourg と Jane Birkin
のデュエットで最初に世にでた曲らしいが、
後半にジェーン・バーキンのあえぎ声が入ってて、不健全であるとか叩かれつつも
ヒットしたらしい。
(YouTubeにPVがある
が、「こりゃ凄い息、マラソンでもやったんスかね」とか詰まらないナレーションが入ってF/O)
wikipedia
によれば、
この曲はもともとブリジット・バルドーとのデュエットだったらしい。
しかもSergeとBrigitte Bardotは当時ひそかに不倫してて、
で後半にブリジットのあえぎ声が入ってて、
これはネタ的にやばすぎるということで近年まで封印されていたそうだ。
セルジュ・ゲンズブールは愛娘シャルロット・ゲンズブール (お母さんはJane Birkinだ)
とのデュエット曲でも娘にあえぎ声を出させて入れていた記憶があるし、
ほかにもこの手のネタばっか。
さすが歩くセクハラ、一生セクハラ男だ。
で、この
Sven Väth + Miss Kittin
によるバージョンはチープなシンセポップになってて、
あえぎ声もずいぶんおとなしいのだが、
そんなことはどうでもよくて、プロモビデオに延々とSMが映っている。
もはや曲やSvenさんやKittinさんはさておき、
これはSMが主人公、SMのプロモビデオであると言っても過言ではない。
全国一千万のシトロエンファンのみなさんは、
鼻血を拭く準備をととのえてから、動画再生して卒倒していただきたい。
![]() SM: Citroen's Maserati-engined Supercar |
2007/10/07: Tokyo Concours D'Elegance
出展車両には当然のごとくブガッティType 35とかもあって、 それはもう日本史の教科書における徳川家康のごとくだが、 T35Cというと河口湖にもトヨタ博物館にもどこにでもあるし ああいつもの定番でマンネリだな〜 と反射的におもってしまう日本って、なんだかんだいってすごい国だ。
ところで
サイトには
「東京コンコース・デレガンス」と書いてあるが、
コンコースって concourse であって、
東京駅でいうと
東海道新幹線に乗ってきた爺さんと親戚が待ち合わせたり、
東北新幹線に乗りこむ婆さんが弁当を買ったりする広場のことだ。
そもそもこれはどっからどうみてもフランス語であって、
コンクール・デレガンス「優雅の競演」でしょうとよ。
これ書いたの誰だよもう。
追記:
今回のこのイベントは英国人が主催なので「コンコース」なんだと 書いている人がいたので ちょっと気になって深追いしてみたら、たとえば同じ英語圏でも、 コンクール・デレガンスとちゃんと発音している人もいる一方で、 コンコース・デレガンスと言っている人もたしかにいた。
いわゆる原音主義に照らしてどうなんだ、という範疇の話かもしれない。
なのでコンコース・デレガンスというカナ表記が一意に誤り、 とは言いがたいことがわかった。追記して訂正します。
ただ、日本語のカナ表記に持ってくる以前の海外側主催者における問題として、 Concours D'Eleganceという名称・短文はフランス語そのものである。 たとえ英語圏の人間が仕切っているのであろうとも、 自分たちのイベントの名称におフランス語を使いたいのなら おフランス語の発音ベースで表現しなさいよという気がするし、 そもそもフランス含めた欧州文化を扱う要素が濃いイベントなんでしょ、 じゃああんたらHeuriezはユーリエじゃなくてヒューリエーズ、 Panhardはパナールじゃなくてパンハードなのかい、 そんならそもそも Elegance Contest, Contest of Elegance で やんなよ、と思う。
で、その、英語圏において
勝手にずらされてしまった発音を日本語のカナ表記にそのまま持ってくるから、
さらに奇妙な誤解を与えることになってしまう。
「コンコース」とカナで書かれたら、それは「広場」を示す外来語である。
「コンコース・デレガンス」と表記されれば、なんか、エレガントで、
広場感のある、そう、キレイなクルマが広場に一同に介してるっぽいかなという、
運悪くもそう企画的にずれてはいないイメージが頭に入ってしまう。
英語圏の人間にはconcourというフランス語をまともに発音できない人がいるのかもしれないが、
日本人はフランス語の単語concour「コンクール」なんて小学生ですら知っているわけで、
英語話者が勝手にねじまげたフランス語発音に追従する必要はない。
まとめると、英語圏の人間が「おフランス語」を使いたがり、
しかしそのフランス語の発音は尊重しない、
さらにその発音をそのままカナにあてて、
しかもそのカナ表記を見るぶんには違う英単語が想起されるという、
へんてこなことになってしまっているようだ。
イベントのかっこよさ、まさに「エレガンス」を増すために
わざわさフランス語 (まさに「おフランス語」) を使いたがって、
しかし中途半端。という構図が、へんてこさに拍車をかけてしまっている。
ひょっとして、日本側の担当者はとっくにこの問題はわかっていて、
でも英語圏の主催者側から「コンコースでいけ!」とか言われてるのかもしれない。
だとしたら、んなこたあとっくに判ってんだよチキショウ、だろう。
その場合は気の毒というか申し訳ない。

