2007/10/31: 童夢 / 大友克洋
僕は子供のころから大学生ぐらいまでマンガが嫌いで、アニメも歌謡曲も、
一般大衆娯楽コンテンツと目されるものが嫌いだった。
特に「子供向け」のものが嫌で、だからウルトラマンも仮面ライダーも、世代的にはど真ん中だが、
リアルタイムでは一秒も見たことはない。(イヤらしいもので、とはいえ見ておかないと将来ネタに困るのはあるかなあ、とは思っていた)一度だけ、気のまぐれか洒落か、父親が少年漫画雑誌を買ってきてくれたことがあったが、 嫌で嫌で、結局全ページをびりびりにして捨ててしまった。
まあ「中二病」が早く発現したといえばそうですね。
ただ、モノのわかっている作家、表現者なら当然マンガの素晴らしさは判っているわけで、
そういったひとたちの主張や著作に触れ、
まずは試しと読んだのがこの作品。
世界がひっくりかえった。それまでの不明を恥じた。
というか、こんな凄いのが初体験というのはインパクトが強すぎる。
初めて見た映画が「七人の侍」みたいなもんだ。
僕が当時持っていたのは、たまたま古本屋でみつけた初版本で、割と大事にしていたのだが
いつしか紛失してしまった。先日とっさに再読したくなり、20年ぶりぐらいに取り寄せた。
この本の舞台は大規模団地だが、
人間が一定以上規律を保って並んだり動いたり生活したりというのは
僕にはちょっと気持ち悪くて、もともと生理的にだめだ。
僕が住んでいる練馬区には、戦時中は陸軍の戦闘機基地で、その後米軍に接収され、
いまは団地都市になっているところがあるのだが、
この本を読んで以来、さらに苦手になってしまった。ときおり買い物には行くんですけどね。
2007/10/31: norika.linux.or.jp退役
JLA(日本Linux協会)でむかし「Doc-CD」というのを定期的に刊行していたのですが、
これを制作するDoc-CD部会のサーバでした。
Doc-CDというのは、
各種Linux関連メーリングリストのアーカイブと、それをMHonArcしてmknmzした
インデックスデータをつけて、単にCDをウェブブラウザで閲覧すればアーカイブ閲覧、
そしてnamazuのCGIなりコマンドを設定すれば検索もできるという、
いま考えればアナクロというか力技なコンテンツでした。
「検索インデクス付きWebコンテンツをアーカイブしたもの」の仕様をみんなで決めたらおもしろいな、
取り出し方(アクセサ)によってHTMLだったりmanpageのroffソースファイルだったり、
とか当時思っていましたが、その後でてきたWindowsのCTMファイルとかがそういう方向のものですね。
技術面もさることながら、
近年はメーリングリストに自分で投稿しておきながら、
あとでまずいので消せ、公開するな、俺の個人情報が漏洩させられている、訴えるぞ、的な、
自己責任と個人情報保護をはきちがえた
ばかな人が跳梁跋扈するくだらない世の中になってしまいました。
実にくだらないことです。
norikaはかれこれ10年ちかく、HDD以外は壊れることもなく動いていました。
最近はlinux.or.jpドメインのメール配送のfallback_relayとしてだけ動いていました。
Pentium II 233MHzマシンとしては天寿を全うしたといえるのではないでしょうか。
ハード提供くださったスポンサーの株式会社メルコ様 (現株式会社バッファロー) に感謝。
HDDは取り出してknok会長邸へ。
2007/10/28: Atomic Cafeのトラウマ部分
有名な「Duck and Cover」の元ネタをみることができた。
すばらしい。
原爆がピカっときたら Duck and Cover♪
2007/10/27: 骨伝導で音楽が聴こえる歯ブラシ「Tooth Tunes」
http://japanese.engadget.com/2007/10/27/tooth-tunes/
骨伝導で、歯磨きしてるあいだだけ音楽がたのしめる。 ばかみたいで実に素晴らしい。
速くても来年の2月発売みたいだ。 メーカーのホームページ をみると We Will Rock You / Queen とかFun Fun Fun / The Beach Boys とかは歯磨き感が高そうだ。ヴィレッジ・ピープルのYMCA, U Can't Touch Thisとかも歯磨き向けだ。
個人的には Perspective / YMOや King CrimsonのDisciplineとかが、歌詞や曲想が非常に歯磨き感が高いので期待したいところだ。
2007/10/27: クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦
2007/10/23: アタシ困リマス, 日本語のレッスン, 死亡告知 / 貞奴
「アタシ困リマス」と「日本語のレッスン」は散文詩。前者のほうが時おり光る。 「死亡告知」はフラグメント系の自由文短編集。
若気(わかげ)フラグメントというのか、 文芸部にいたころをおもいだす。
2007/10/22: A Tribute To Nitzer Ebb / Mustle and Hate
一枚まるまるNitzer Ebbのカバーアルバム。
てっとりばやく MySpace
(http://www.myspace.com/muscleandhate)
にいけば試聴できる。とりあえずControl I'm Hereを聴けば納得満足。きたー。
踊りながらヘッドバンキングして帰宅できるだろう。
誰でもやりゃあ作れるオケだが、やることに意義がある。1曲目のControl I'm Hereからだんだんテンションがおちていくので、 満足できるところまで聴いていけばいいだろう。
amazon.co.jpにはないがiTunes Storeにはあるので、 その筋の人はいますぐクリックだ。
2007/10/22: phony phonic / capsule
pnonyというぐらいでニセモノ感が気持ちよいポップス。ボサノヴァでもあり打ち込みでもあり
アコースティックでもあり8ビットでもあり。S.F. sound furnitureの感想と似ているが、
似た感じ。S.F. sound furnitureのほうが名作感が高いが、これも充分秀作。
職人仕事だ。
というわけで、最近のcapsule関係の話の一覧がぼくの持ってるやつです。ご参考に。> Hさん
2007/10/22: S.F. sound furniture / capsule
ラストの「レトロメモリー」はテレビコマーシャルでも使われてたので 耳にしたかたもおおいだろう。
2007/10/22: 移動メロンパン事業
モバイルでユビキタスなメロンパンの規格と実装をベースにした 新規ビジネスとしてベンチャーキャピタリストやエンジェルから注目を集めたが、実サービス投入に手間取り、 ユーザ取得の遅れや公告出稿不足から事業化に失敗、 出資が引き上げられてキャッシュがショート、ということだと思う。
2007/10/21: Richard Pinhas & MERZBOW with Discossession
SFHのFさんと現地で合流。
場所は渋谷のMixroofficeで、はじめて。 狭いけど雰囲気も音もいいところだ。
まずはAnthony Bissettというひとで、 6mmテープ (ナブラ) でループノイズを鳴らすのをベースに、 自作? オシレータだかフィルタだかエフェクトパッチだかの壁にむかって ぐいぐい配線しまくりで音とリズムのノイズの渦を作って壊していく。 中盤持続音的なあたりから俄然よくなってきた。 岩盤浴ならぬ ブリープ・ノイズ浴みたいな。
Discossession は70年代のアナログなプログレとかテクノな音源を押さえてまわしていくDJユニットで、 たしかLos AngelesのCreopatraかどっかのTangerine Dreamの ダンスリミックスのまえに、The Human LeagueのBeing Boiledを つなげていたりして、中年殺しだ。
そしてRichard Pinhas先生とMerzbow.
残念ながらピナス先生、最初のほうは全然音がでていなくて、PA側の問題だろうか。
後半若干聴こえてきたが、自分の音をモニタできなくて大変演りづらそうだった。
そもそも満員の山手線のなか、座席の片隅でギターを弾いているような状況だったので
いかんともしがたかったかも。
Merzbowこと秋田昌美はなかなかすばらしくて、
前回のPinhas Band + Merzbowのときはひたすら爆音ノイズで
アンサンブルを破壊していたが、今回はアイディアや展開もゆたかで、
音量も、演奏後すぐに隣のひとと会話ができる程度、
しかし全身の細胞の漿液が入れ替わるような重低音ノイズの洪水で、
たいへん心地よくすばらしかった。
これで2,000円なのだから大変すばらしい。やっぱり東京は最高だ。
2007/10/21: Nouvelle C5
新型シトロエンC5発表、全方位で大幅にアップデートティーザーサイト
ティーザーサイトは、日本時間だと月曜の昼ぐらいになにか情報がでるみたい。
今回驚いたのは、同じ名前でモデルチェンジしたこと。
というかいわゆるモデルチェンジ、フルモデルチェンジって90年近いシトロエンの歴史上はじめてだと思われる。
いままでは次々に違う名前で新しいモデルが出ていただけだから。
(戦前にもC4とかC6というモデルがあったが、これは単にいま出ているモデルと名前がかぶっているだけで
FMCとはいえないだろう。それいったら同じく戦前にもBMW 328とかあったわけで。)
シャーシはC6ベースでさらに大型に。(C6シャーシってC5ベースだった気もするけど)
幅が1.86mになっちゃった。
もういまどき気の利いたクルマはみんな横幅1800mm超えてるね。
安全性安全性ばっかりいうからこんなことになってしまう気がするなあ。
「サルーン」と「エステート」らしい。
「ベルリーヌ」じゃなくて「サルーン」なのはまあいいとして、
「ブレーク」じゃなくてエステートですかそうですか。
カッコはわかりやすくてかっこいい。
かっこいいけど、グラスエリアとケツは Audi A4/A6 から、
サイドラインは BMW 3er からとってきた感じ。
でもまあ普通に売れそうだ。というか売れてくれないと困る。
最近のクルマ、特にヨーロッパ系でクセの強いデザインのクルマは、
まず写真だけ見るとピンと来なくて頭をかかえ、
しかし現物を見ると凄く良くてくらくらする、
というパターンが多くて、C6とかその典型例だ。
しかし新C5は、写真だけでそれなりに良くみえるので、
かえって実物が心配だ。
「油圧式サスペンションのハイドラクティブ3プラスに加え、金属バネ・サスペンションも設定」
うへえ。
「車線を逸脱するとドライバーに警告するレーンデパーチャーウォーニングシステム」 は例によって日本では付かないと思われる。
いちばんがっくり。セダン (サルーン) は単なる4ドア車になってしまった。
フランスの名産物、5ドアハッチバックではなくなってしまった。
単なる4ドア車なんて、そのへんに掃いて捨てるほど走っているではないか。
そんなモン欲しがるやつはベンツかトヨタでも買ってくれよもう。
ちょっといいのは、リアウインドウが CX, C6 みたいに逆反りで凹んでいること。 すこしほっとした。
てなわけで、2008年夏ぐらいに日本国内販売開始、400万〜550万って感じでしょうか。
なんだかんだいって、しょうがないよね、コレかなあ。
「いちおうジョグ復活したしね…」と寂しく笑って W53S に機種変する
ソニエリファンのような心境だ。
なんか記憶の琴線にひっかかるとおもったら、
セルジュ・ゲンズブールのカバーのようだ。
Gainsbourg と Jane Birkin
のデュエットで最初に世にでた曲らしいが、
後半にジェーン・バーキンのあえぎ声が入ってて、不健全であるとか叩かれつつも
ヒットしたらしい。
(YouTubeにPVがある
が、「こりゃ凄い息、マラソンでもやったんスかね」とか詰まらないナレーションが入ってF/O)
wikipedia
によれば、
この曲はもともとブリジット・バルドーとのデュエットだったらしい。
しかもSergeとBrigitte Bardotは当時ひそかに不倫してて、
で後半にブリジットのあえぎ声が入ってて、
これはネタ的にやばすぎるということで近年まで封印されていたそうだ。
セルジュ・ゲンズブールは愛娘シャルロット・ゲンズブール (お母さんはJane Birkinだ)
とのデュエット曲でも娘にあえぎ声を出させて入れていた記憶があるし、
ほかにもこの手のネタばっか。
さすが歩くセクハラ、一生セクハラ男だ。
で、この
Sven Väth + Miss Kittin
によるバージョンはチープなシンセポップになってて、
あえぎ声もずいぶんおとなしいのだが、
そんなことはどうでもよくて、プロモビデオに延々とSMが映っている。
もはや曲やSvenさんやKittinさんはさておき、
これはSMが主人公、SMのプロモビデオであると言っても過言ではない。
全国一千万のシトロエンファンのみなさんは、
鼻血を拭く準備をととのえてから、動画再生して卒倒していただきたい。
![]() SM: Citroen's Maserati-engined Supercar |
2007/10/18: Shrook
OS X用のRSSリーダ。http://www.utsire.com/shrook/
操作性が抜群によい。EmacsのRMAILしかり、
GNUS/Gnus や Mewしかり、
情報をぐいぐい見ていくものは、スペースさえ連打していけば
どんどん見ていけるものでなければならない。
その点じつに申し分ない。最大で4ペインになるのだが、
いまどこまでどう見ているかによって、よしなに3ペインになったり、
細かい挙動やキーバインドまで気が利いていて好みに合っている。
いままで何度かRSSリーダは試したのだが、
よしこれなら一緒に生活していこう、とおもったのはこのShrookだけだ。
(livedoor readerは相当よくできているし、web basedなものなら最強レベルだとおもうんですが)
それまではSafari内蔵のRSSリーダを使っていたのだが、
これが常時未読が時々刻々と見つかって増えて溜まっていくので、
おおげさにいうとRSS新着恐怖神経症みたいになってしまった。
よく時間の使い方のコツだのGTDだのに、
メールやRSSを読む時間を切り分けよう、
自動新着チェックはやめようなどと書いてあって、そんなのは能力の低い使えねえ奴の戯れ言だと
おもっていたのだが、気付いたら時間の半分近くをひたすらRSS読みにつかっていたある日の自分に気付き、いやこれはさすがに洒落にならないと客観しました。
ネットワークインタフェースだって、promiscuous modeはドライバもCPUも大変ですもんね。
Safari RSSって、たまに既読状態が失われて全部未読になってしまうのも痛かった。
Shrookの難点はメモリやCPUを食ってしまうことだが、まあやっていることを考えればある程度は仕方ないかな。
2007/10/17: 人のセックスを笑うな / 山崎ナオコーラ
19歳の男の子(主人公)と39歳の子供っぽい女との恋愛小説。吉行文学をほのあったかいミルクでうすめたような、 レトリック薄めのただようような感覚的な文章が、 周辺から描写してゆく感じでけっこう良かった。
ちょっとこの人の作品ほかにも読んでみよう。
作者のWebとか
日記
とかなつかしい感じで実によい。
2000年以前の、なつかしい「Web日記」の雰囲気だ。
これですよこれ。「ブログ」なんて、所詮この数年に勝手に毛唐が言い出したことに過ぎんです。いまだに俺は「ブログ」って単語は「セカンドライフ」「Web 2.0」並に、「遅れてついてきてることに気付いてない」系の恥ずかしさで、口に出すのは抵抗がある。
そんなわけで、ついでに、10年ぶりぐらいに
「貞奴」
www.sadayacco.com
とか見ちゃいましたよ。何もかもなつかしい。
この勢いで
http://mai.co.jp/
とかも閲覧していくと、
タグ打ちする女の子がまだみずみずしかった1990年代中ごろに戻れるだろう。
むしろWebじゃなくてW3。
しかしこの著者の名前「山崎ナオコーラ」、SEO的には相当ポイント高いお名前だ。 ぐぐっても完全に彼女しかでてきません。 やっぱり時代はSEOでドットコムでマッシュアップでWeb 2.0ですよね。
2007/10/17: keitairc 1.33
iPod touchやiPhoneでの表示を改善しました。
私自身はiPod touchもiPhoneも持っていないので確認しがたいんですけどね。
情報・パッチ提供いただいたtarchan氏に感謝します。
2007/10/16: L.D.K Lounge Designers Killer / capsule
これまた中田ヤスタカのユニット capsule のアルバム。
ガールポップ、エレポップ、シンセポップ好きには相当おすすめ。
歌も声もキャッチーでかわいい。歌詞も内容が無くて実にいい。最近は特に「グライダー」がヘビーローテぎみで困っている。 僕は自分の曲が大好きなのだが(なにしろ好みにぴったりだからね)、 このあたりを聴いていると、まるで こっそり誰かが「僕の作った曲」を隠しておいてプレゼントしてくれたような気になる。 ええ、はたから見たら痛いことをいっているのは判っていますが。 オカズらしいオカズを入れずに、しれっとバスドラとスネアをこっそりひとつ抜いて タメたグルーヴをつくるところとか、もー それだよそれ! と 中田ヤスタカの頭をグリグリしたくなる。
このアルバム、いままでのボサノヴァっぽいのも、これからのエレクトロニカ、テクノっぽいのも両方はいっていて、ちょうど過渡期なのだろうか。そういう面でもお買い得。
そう、彼らのアルバムは値段も非常に良心的ですばらしい。 2,000円以下ぐらいという、まっとうな値段で買えるのだ。 僕は普段邦楽はほぼ買ったり聴いたりしないので、 CD一枚2,800円だの3,000円だのという値段をみると、 これはいったいどこの惑星のモノなんだと愕然としてしまう。
ところで
www.contemode.comは
ネームサーバが両方ともそれぞれおかしいな。
2007/10/16: autossh
会社にいるときも、いったん外を経由して会社のメールサーバに ssh tunnelしてアクセスしている。
これなら localhost の あのポートこのポートに、あのサーバのあのサービス、 このサーバのこのサービスがいつも顔を出しているわけで、 扱いやすい。どこにいようとも。
なんだけど、環境がかわったときやsshが切れたときの管理が面倒くさい。 ツールはいろいろあるものの、どれもイマイチで、生活には使っていなかった。
autossh がなかなかいいことに気付いた。いままで
ssh -C foo.com -L 10143:localhost:143 ping -i 30 localhost &とかしていたなら、
autossh -M 10002 -f -C foo.com -L 10143:localhost:143 ping -i 30 localhostとすればよい。autossh は ssh を子として持っていて、 切れたり流れなくなったらssh tunnelを張り直す。
また killall -USR1 autossh すれば全部明示的に張り直しだ。 ここも使いやすい。
macportsにもある。sudo port install autosshでok.
2007/10/14: さいたま市宇宙劇場
鉄道博物館はこりゃしばらくムリだね、とすぐあきらめて、 押さえで大宮駅の脇にある宇宙劇場というところへ。 まるで小森愛とか秋元ともみがステージに出てきそうな名前だ。 というと年齢がばれる。
プラネタリウムというかいわゆる全天周映像というやつ。
ほんとにこれを映写する施設。があるだけ。
ちょうどやっていたのは「大自然の脅威」という映画で、
National Geographic監修。安心してたのしめる。
地殻変動に火山に地震に竜巻にと、恐るべき自然現象と、
それに立ち向かう科学者たちのリサーチ。という、
まさにナショナル・ジオグラフィックど真ん中の一本。
ただ、空撮はともかく、説明CGでカメラアングルをグルグルまわしすぎ。
全天周でこれやられると本当に疲れてウザい。
全天周の映写は小屋によって出来不出来が激しいが、
ここはピンもフィルム管理もまあまあだった。
ときおりゴミがふらふらと画を横切っていったが。
現像、編集はなつかしい社名やお名前がちらほら。
渡辺潤さんお元気ですか?
2007/10/14: 鉄道博物館
案の定、果てが見えないほどの入場行列で、 ディズニーランドのスペースマウンテンに新装開店した クリスピークリームドーナツでコールドストーンの大理石アイスも限定販売です。 というぐらい。 六本木のHobson'sの行列も思い出した。というと年齢がばれる。
いったのは11時ごろだが、12時ぐらいには「本日鉄道博物館は入場停止中です」という 看板をもった駅員が大宮駅に立っていた。
http://www.railway-museum.jp/ も断続的にけっこう見えないですね。
2007/10/10: モバイル版コンテンツ向けAdSense
さくっと対応してみた。 しかしM702iGとかマイナーな端末では公告がでない? まだまだかな?
モバイル
狂える肛門
2007/10/09: ポリリズム / Perfume
いやー、これは素晴らしい。ちまたのWebやYouTubeで盛り上がっているのは知っていて、 中田ヤスタカ含めて押さえなきゃな〜 と思っていたのだが、 実にすばらしい。
いまのcapsuleもそうだけど、
ピッチ補正を強烈にかけたヴォーカルは、
もはやヴォコーダーの領域にはいっていて、
ほぼ人声のリアル感はない。
哺乳類である彼女たちをデジタルのかなたに追いやっていて、
彼女たちが本当に歌っているのか、彼女たちはそもそも実在するのかすら
曖昧になっている。すばらしい。歌詞がほとんどフラグメントでしかなくて
メッセージ性がゼロに近いのもどんぴしゃりだ。
歌いだしの直前、息をすいこむブレス・ノイズだけ
ノン・エフェクトでやけに生っぽいが、ここは中田ヤスタカのいたずら心だろうか。
きらめくハイパス気味な矩形波ベース、
ツボを押さえまくったメロディラインにコード進行。
ほぼスネアレスなリズムトラックだが、キメのブレイクに入る
ローランドRシリーズ的なベタなスネアとタムは実に効果的だ。
そしてながいブリッジ部でヴォーカルのフレーズ・サンプリングで
ぐいぐい押してくるところ、いまや日本ってアイドル歌謡で
ここまでやっちゃって充分市場的に受け入れられるんだなと感心した。
いやー、いい時代になったものだ。ひとまわりしたのかな。
こりゃのんびりしているばあいじゃあないよ。
とにかく解析的に一日中こればかり聴いてしまった。
ベース・ライン一粒ずつ、
予定調和のツボと、反予定調和のグルーヴの組み合わせを、
作曲者と一緒になった気持ちで2時間ほど解析し、
こうだよな、そうだよな、と非常に満足した。こういうのがここまで気に入る曲って年に一回あるかないかだ。
というわけで、偽物感やきらめきが気持ちいいシンセポップやテクノが好きな人、
へたすると30〜40代のひとには、先入観は捨てておすすめ。
「ポリリズム」というタイトルも、プログレだのボーダレスミュージックだの
聴き込んだ「耳のうるさがた」に向けた釣りキーワードも意識しているかもしれない。
少なくとも僕は若干釣られた。ただし楽曲そのものは別に polyrhythm ではない
(フレーズサンプリングで 3/4 と 4/4 が鳴っているぐらいのは別にポリリズムじゃないよね)
BugglesとかTELEXとか、The Human LeagueとかUnderworldとかSect Commune (笑)
とか聴いていたかたにはぜひどうぞ。
2007/10/08: FRUITS CLiPPER / capsule
中田ヤスタカの男女ユニットcapsuleのアルバム。邦楽もなかなか悪くないものだ。
聴き込むとなにげなコード展開とかいいし、編曲へのDJ的なアプローチは小気味良い。
ただガールポップ的、渋谷系っぽい路線から ギザギザしたテクノ・エレクトロニカ方面に移動しているので、 ちょっとどっち付かず感はあり。
アルバムタイトル曲の
FRUITS CLiPPERは、それはいったいどこのダフト・パンクのテクノロジック?
という感じで、むかしのストイックなころだったら、邦楽アレルギーがまた先鋭化するところだった。
2007/10/07: Tokyo Concours D'Elegance
出展車両には当然のごとくブガッティType 35とかもあって、 それはもう日本史の教科書における徳川家康のごとくだが、 T35Cというと河口湖にもトヨタ博物館にもどこにでもあるし ああいつもの定番でマンネリだな〜 と反射的におもってしまう日本って、なんだかんだいってすごい国だ。
ところで
サイトには
「東京コンコース・デレガンス」と書いてあるが、
コンコースって concourse であって、
東京駅でいうと
東海道新幹線に乗ってきた爺さんと親戚が待ち合わせたり、
東北新幹線に乗りこむ婆さんが弁当を買ったりする広場のことだ。
そもそもこれはどっからどうみてもフランス語であって、
コンクール・デレガンス「優雅の競演」でしょうとよ。
これ書いたの誰だよもう。
追記:
今回のこのイベントは英国人が主催なので「コンコース」なんだと 書いている人がいたので ちょっと気になって深追いしてみたら、たとえば同じ英語圏でも、 コンクール・デレガンスとちゃんと発音している人もいる一方で、 コンコース・デレガンスと言っている人もたしかにいた。
いわゆる原音主義に照らしてどうなんだ、という範疇の話かもしれない。
なのでコンコース・デレガンスというカナ表記が一意に誤り、 とは言いがたいことがわかった。追記して訂正します。
ただ、日本語のカナ表記に持ってくる以前の海外側主催者における問題として、 Concours D'Eleganceという名称・短文はフランス語そのものである。 たとえ英語圏の人間が仕切っているのであろうとも、 自分たちのイベントの名称におフランス語を使いたいのなら おフランス語の発音ベースで表現しなさいよという気がするし、 そもそもフランス含めた欧州文化を扱う要素が濃いイベントなんでしょ、 じゃああんたらHeuriezはユーリエじゃなくてヒューリエーズ、 Panhardはパナールじゃなくてパンハードなのかい、 そんならそもそも Elegance Contest, Contest of Elegance で やんなよ、と思う。
で、その、英語圏において
勝手にずらされてしまった発音を日本語のカナ表記にそのまま持ってくるから、
さらに奇妙な誤解を与えることになってしまう。
「コンコース」とカナで書かれたら、それは「広場」を示す外来語である。
「コンコース・デレガンス」と表記されれば、なんか、エレガントで、
広場感のある、そう、キレイなクルマが広場に一同に介してるっぽいかなという、
運悪くもそう企画的にずれてはいないイメージが頭に入ってしまう。
英語圏の人間にはconcourというフランス語をまともに発音できない人がいるのかもしれないが、
日本人はフランス語の単語concour「コンクール」なんて小学生ですら知っているわけで、
英語話者が勝手にねじまげたフランス語発音に追従する必要はない。
まとめると、英語圏の人間が「おフランス語」を使いたがり、
しかしそのフランス語の発音は尊重しない、
さらにその発音をそのままカナにあてて、
しかもそのカナ表記を見るぶんには違う英単語が想起されるという、
へんてこなことになってしまっているようだ。
イベントのかっこよさ、まさに「エレガンス」を増すために
わざわさフランス語 (まさに「おフランス語」) を使いたがって、
しかし中途半端。という構図が、へんてこさに拍車をかけてしまっている。
ひょっとして、日本側の担当者はとっくにこの問題はわかっていて、
でも英語圏の主催者側から「コンコースでいけ!」とか言われてるのかもしれない。
だとしたら、んなこたあとっくに判ってんだよチキショウ、だろう。
その場合は気の毒というか申し訳ない。
2007/10/07: Oblivion with Bells / Underworld
先行シングルカットのCrocodileよりもイイ曲、立つ曲が入ってるよ。
「しっとりした大人の暗さのあるエレクトロニカ」 なところはちょっとディペッシュ・モードにもかぶさるかも。 ちょっとインダストリアルっぽいナンバー、 ロック寄りな曲などもあり、 単に踊るだけでなく聴きたい、というならぜひこれで。
2007/10/06: ラブ★コン
マンガちっくなラブコメ。というか原作は少女マンガ。大変よかった。
舞台は関西の高校。
背が高い女の子(藤澤恵麻)と、背が低い男の子(小池徹平)。
それぞれ背の高さ・低さで振られた経験があり、
それぞれ身長にコンプレックスを持っている。
でも二人は「デカ女!」「チビ男!」とケンカばかりしているものの、
妙に気があって、周りからも気の合うツッコミコンビと認められる仲。
しかし次第に実はこっそり相手に恋心をもってしまい…
ストーリーは大変ベタ。
役者のテンションも高い。
だが、みな迷いなく一直線にドタバタラブコメディを目指していて、
演出もわざと原色やチャチなCGを多用したりしていて、
それらが一種のポップセンスの良さになっていて、なかなか良い。
ちょっと「下妻物語」にも似たポップ感がある。
主演の藤澤恵麻は、NHK朝ドラ当時はどうもピンとこなかったが
(「NHK朝ドラ」であるせいかもしれない)、
この映画では
多少のオーバーアクションも映画の味と狙いにピタリと合っていて、
可愛らしくてよい。
小池徹平も、恋にはニブいが快活なイイ奴で、彼もなかなか可愛い。
この映画は前から娘がみたがっていて、結局ふたりで二回見た。
恋はうまくいくまで悲しかったり切なくなったりドキドキしたり
胃が痛くなったり、でもうまくいけばそれが人生やってる喜びになるんだから、
あなたもこれからいっぱい恋をして、たのしい人生を送るいい女になんなさい。
2007/10/05: 娘の誕生日
武蔵小金井のウッドストック でハンバーグやステーキなど。
2007/10/04: Underworld 2007/11/24 幕張メッセに The Orb 登場!
http://trafficjpn.com/news/show/104
前座(って言っちゃいけないのかな)が急遽差し替えで The Orb になったそうです。
うおおおぉおぉぉぉぉぉぉぉおおおお、えらい事です。 どうしようどうしよう。
Underworldよりむしろこっ(略)
ことし2007年いまんとこいちばん嬉しいサプライズかも。 こうなった以上、仮にチケットがまだ余っていても、 残りは光の速度で売れてしまうと思うので、 買ってないその筋のかたはいますぐ買ってください。 なんなら今から電話して起こしてあげるので電話ください。
(というわけで、深夜CD棚をひっかきまわしたのだが、5〜6枚あるうち、 The Orb's Adventures Beyond The Ultraworld だけが出てこない。同アルバムのaubrey mixesしかない。 いますぐオリジナルのlittle fluffy cloudsが聴きたいわけですが。どうなっておるのだ)
New Order exclusivities on iTuneshttp://www.neworderonline.com/News/News.aspx?NewsID=1352
iTunes Store限定のNew Orderインタビューアルバムが出てて、
何曲か新録音がはいってる。Love Will Tear Us Apartがなかなかよい。
あっさりしょうもない感じだけど、この曲じたいがもともとある意味しょうもないし、
New Orderの演奏もある意味しょうもないので、
安心してしょうもないものを聴くよろこび。
Joy Division, New Orderと好きな人にはぜひおすすめ。
Bizarre Love Triangle (ヴォーカルは録り直し、オケもそうかな) もちょっといいよ。
2007/10/02: おしりかじり虫
「た〜らこ〜、た〜らこ〜」は上野耕路作曲! に次ぐうれしいおどろき。
2007/10/01: HOME / MARSHMALLOW WAVES
今年は赤坂レッドシアターというところで、確かわりと最近できたところのはず。 なかなかいい劇場だ。
友人のユキエちゃんはことしも歌に芝居に熱演でとても楽しんだ。
脚本は、僕は去年の筋のほうがよかったと思う。 ある特徴をもつ主人公格の、タイミングを外したときおりの独白(カミングアウト)が、 去年版は定期的に入って芝居のペースを支えていたように思うし、 ある登場人物の彼への片思いの恋愛が終盤に大団円をむかえ、 最後の長いキスシーンでエロスがアガペーに昇華するようなところは 相当に感動するものだったのだが。ことしは彼のその人物設定や ラストシーンの締めが、不完全燃焼で失速してしまったような気がした。
まあ配役の違いによる調整なのかもしれないし、去年のラストシーンにあまりに感動したので個人的な思い入れが強かったのかもしれない。 そもそも今年は、去年同様川越方面に避難する「埼玉バージョン」と、 横浜方面に避難する「神奈川バージョン」の2種類を交互に上演するということで、 企画じたいが膨らんでいる。それをいうなら両方見てたのしんでね、 ということかも。埼玉バージョンは今日が千秋楽だったようだが、 神奈川バージョンはまだ上演中で、来週は横浜赤レンガ倉庫まえでも 興行するようだ。みなさんもぜひどうぞ。


















