2007/03/23: Michelin Energy XM1
うちのCitroën C5 Breakが出荷時に履いていたのは本国製のMichelin MXT Greenで、 そのあとオカモト・ミシュランなMichelin Pilot Primacyに履き替えた。これは、常識的な実用の乗用車用タイヤという範疇では かなりよいもので、低速の都市部でも、中速の裏道や郊外でも、 てきぱきとした長距離巡航でも、とても良い印象を持った。 コシのあるアルデンテのパスタを、口にふくんで、噛んで、おぉいいね、というような気持ちよさを、 食感や味覚のかわりに、腰と取り回しと指先で味わえるものだった。
そんなパイロット・プライマシーがパンクしてしまって、 ちょっと急なタイヤ交換の出費になったので、お値段控えめで選んだのが 同じくMichelin Energy XM1. 純正タイヤと同じミシュランだし、 そもそもミシュラン家は長年シトロエンの筆頭株主だったし、気分的にもベストマッチだ。
しかし、履き替えてあれこれ走ってみると、やっぱこれ廉価ゾーンのタイヤだった。
新品のゴムに、空気がきちんといっぱい詰まっているんだねー。
という下ろしたての良さはあるけど、
いつもなんとなくブヨブヨ感が感じられ、落ち着きとかコシがない。
どんぶらこの油気圧サスペンションのシトロエンに乗っているくせに
お前は何を言っているんだ、といわれるかもしれないが、
ぬめりフワっと地上を滑空するような味はあくまでもサスペンションが出す役割であって、
タイヤはその下でしゃっきりしていてほしい。
さすがにもうちょっとケチらずにモノを買うべきだった。失敗。
店は東八通りにあるミスタータイヤマン。
プジョーやシトロエンを持ち込んでも、ちゃんとホイールバランスをとってくれるのがありがたい。
こじんまりとしたアットホームなところで、ちっこい犬とおばさんが迎えてくれる。
アットホームなんだけど、入ってみるとわかるとおり、いじった106とかルノー・スポールとかが
きっちり置いてあって、店内にもかなりツボなCGバックナンバーやエンスーなミニカーが
並んでいたり、そういう感じだ。
2007/03/13: パンク
ペンチでぐりぐりやってみたら、さらにそれは釘というよりもネジのようなもので、ずいぶんしっかりと刺さっている。というか捩じ込まれている。
(どうなるかもう判っていたのだが) 頭をペンチでつかんで、ねじってまわしていたら、取れた。
プシュー という音がひびくばかり。おー、空気がどんどん抜けてくねー。
とりあえずネジをもとの穴に戻し、ふにゃふにゃになったタイヤはまあ気にせずに、
車高を最高にしてサスペンションを突っ張らさせ、
家族で近所に買い物に行ったり、めしを食いに行ったり過ごした。
とはいうものの、めしから戻って、大泉ゆめりあの地下駐車場の
パレットからでてきた車をみると、もはや、もののみごとにぺっちゃんこ。
完全に3輪車状態になって、ゆっくり帰宅。
さすがにこの状態ではもう買い物にもNOCにも行けない。
ファッション・パンクじゃねえ。
ということで、平日の午前ではあったけど出社は午後からにして
午前中に処置。
もともと、
3年前に交換
したMichelin Pilot Primacyは溝もかなり少なくなっていて、
そろそろ換えどきではあったのだけど、
さらにシトロエン (とプジョー) はやっかいで、
ホイールにセンターホール (まんなかの穴) が無いので、
普通のタイヤショップではホイールバランスを取れない。
いろいろ調べて、調布の深大寺の店でシトロエンのホイールバランスも
取れることがわかった。
さすがに石神井から深大寺までそろそろと3輪状態で走っていくのは厳しいので、
スペアタイアに履き替えてむかう。
というか、ヨーロッパ車は、スペアタイアというよりは、
テンパーとかじゃなくて普通のタイヤがついてることが大半なんですけどね。
むかしはちゃんとスペアも含めて5輪ぶん定期的にローテーションしていたんだけど、C5にしてからは、もう自分ではガソリンを入れるぐらいしかしてない。
運用テスト的に、わざと「ノーメンテ戦法」してみてるとこも
あるんだけど。
車高を最大にしてジャッキかまし、車高を最低に切り替える。
エグザンティアのころは、これをやると、車輪がぐいぐい車体のなかに
戻って引き込まれていくという、サンダーバードの宇宙船みたいな動きが
おもしろかったのだけど、C5世代になるとそんなでもなくてつまらない。
でも、おもいっきり持ち上がった尻と、ペタペタに沈み込んだ頭は、
まるで気違いドラッグレーサーのようで、見ていておもわずぎょっとする。
(というか、やりすぎると、ジャッキに斜めの力が加わって、すっとんだり
車体がどしんと落ちて大怪我をするので注意)
リアのディスクブレーキと、奥にある Hydractive III 世代のタマ。
茶色っぽい、ひらたい球になってるやつ。20万km交換不要といっている。
会社で「リアタイヤがパンクしちゃいましてね…」と言ったら、
アルファ乗りのKさんはすかさず「おっ(ナイス)、やりましたね♪、伝説の…」と
反応してくれた。
でも、Hydrative III 世代は、余計な世話を焼く電子計算機がはいっちゃってたり、
クルマも重い。むかしのように3輪車で高速スラロームしたり、
テロリストの銃撃から離脱したりは、もうできないのだ。

