December 2006の記事一覧です。

音楽

  1. 友人たちがリマスター、リミックスしてくれた自分の曲 (だって自分の好みにぴったりだからね…)
  2. Future Listening! / Towa Tei
  3. JAL To Tokyo / Underworld
  4. Second Toughest in the Infants / Underworld
  5. Taraf de Haïdouks / Taraf de Haïdouks
  6. 転々 / ヒカシュー
  7. Tala Matrix / Tabla Beat Science
  8. Le Mystere des Voix Bulgares / Bulgarian State Radio & Television Female Vocal Choir

ライブ・演劇・アート

  1. TENT @ Super Deluxe
  2. HOME / MARSHMALLOW WAVES
  3. Richard Pinhas Band @ Star Pine's Cafe
  4. resfest 10 @ 原宿ラフォーレミュージアム
  5. SFH @ 川崎市市民ミュージアム
  6. Alexander Balanescu @ Super Deluxe
  7. Adrian Sherwood Dub Sessions vol.2 @ LiquidRoom

映画

ツタヤDISCASは便利。

  1. ゆれる
  2. フォーン・ブース
  3. セルラー
  4. Bourne Supremacy
  5. 未来世紀ブラジル
  6. 博士の異常な愛情 - または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
  7. 下妻物語
  8. ダーク・ブルー
  9. トルク
  10. Cars
  11. ガタカ
  12. キリクと魔女
  13. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
  14. ターンレフト・ターンライト

食事

  1. 佐世保バーガー @ 中野
  2. 吉祥寺焼酎家「わ」

旅行

  1. 17 Mile Drive, Carmel
  2. USS Midway
  3. Computer History Museum
  4. 大阪
  5. Crowne Plaza Cabana
  6. Blueberry Hill勝浦

クルマ

なし

  1. 芸人 その世界 / 永 六輔 (以前から持っていたが、新版がでたというので買い直して見てみた)

ソフト・技術

  1. Kodak V570
  2. Delicious Library

夕方、銀座アップルストアに買い物に行こうとおもっていたら、 大晦日でアキハバラデパートが閉店になってしまうことを irc の友人の発言でおもいだし、秋葉原にいってみる。

PCパーツがどうこういう年でもないし、 さらにチャラチャラしたキモオタの街になってから、 秋葉原ではこの数年ほとんど時間をすごしたことがないが、 しかしアキハバラデパートが閉店となると、さすがに寂しい。

アキハバラデパート アキハバラデパート

小学校から高校まで九段育ちだった僕は、 靖国通りを下って神田古本屋街で文学書や ヒコーキの資料をあさり、駿河台からお茶の水にのぼりつつ ヘンなレコードや楽器屋をあさって、川沿いに秋葉原に向かって 8bit パソコンをいじる、というのが、多少時代考証は前後しているけれども、 放課後のフルコースのひとつだった。
NEC Bit-Inn で PC-8001 とか、LAOX で MZ-80K/C とか MZ-2000 とか そういう感じですね。
で、金がないけど腹が減る高校生には、アキハバラデパートの1Fは 実にありがたいのものだった。B級趣味の源泉かもしれない。

アキハバラデパート むかし「ダニエル」だったお好み焼き&焼ソバ屋に、 ずいぶんひさしぶりに訪れた。なんかこぎれいに(当時と比べて)なっちゃってるなあ。 いつもおつりを間違えていたばあさん(なぜか僕はいつも多めにもらっていた)も、 もういない。
もうここには来れないわけで、せっかくだからハシゴするかと思ったけれど、 どの店も行列ができている。「あきどら」は僕の2人まえで売り切れ。 とろろ定食はとうに sold out だ。 「いろは」も、僕の3人まえでカツ丼売り切れ。 しょうがないので帰ってきた。

アキハバラデパート

2006/12/24: クリスマス

クリスマスに何すんだ、というと、むかしはミサにいってました。
12/24 の夜というと、店をとるの、ホテルをとるの、何買うのあそこ行くのと 考えだすとキリがないわけで、その点、イブの晩にミサに行くというのは canonical などまんなかで、文句のつけようがない。

母校の大聖堂にいけば、周りは知り合いばかりだし、 ミサを執り行う司祭や、例のせんべいみたいな丸いパンを配る連中も 先生だったり同級生だったりするので、何も気をつかわないですむ。

わたしはまったく信者ではないし、宗教に帰依するつもりはまったくないのだが、 民俗学、人文学の一種として、こういうイベントを目撃するのも面白い。
そもそも、クリスマスなんてキリスト教の一行事に過ぎないので、 新興宗教の人が太鼓を叩いて歩いたり西武ドームに集まったりするのと 本質的にはなにも変わりはない。 お前らこの非科学的なおままごとがクリスマスの正体だぜ、 というのを再認識する意味でも、そのなかに飛び込んでみるのは興味深い。

とはいえ、「宗教行事に参加する」ということへの生理的嫌悪感が さすがに年々どんどん増していって、ある年、これはもうやっぱやめようか。 と彼女と話して、やめました。

Best Of Emerson Lake And Palmer (Rhino) 街にでるとお決まりのクリスマスソングだらけで、 時によっては気分わるくなりますが、そんなあなたに。
`I Believe in Father Christmas' は優しく夢見るようないい曲だし、 グレッグ・レイク兄貴のヴォーカルもけっこういいです。 ラストは若干荘厳風味もくわわって盛り上げます。 (EL&Pだし!)
`Jerusalem' (聖地エルサレム) も、 ポップでロックな宗教音楽の一種として良いですね。

2006/12/15: 送迎会

8人ほどでN君の送迎会。おもしろかった。自分はまわりのひとたちにめぐまれているな、と思う。

2006/12/14: 忘年会

歌舞伎町というか、新宿区役所前のダーツバーで会社の忘年会。
おもしろく興味深かった。なんというか、自分はいつもまわりの人々にめぐまれているな、と思う。

2006/12/13: 小学校の壁新聞

こういうネタもありましたよ。

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高校のとき池袋の西武百貨店でみつけて、かなりうけて速攻で買った本。

僕は小学校から高校までずっと、九段にある私立学校に通っていた。
なので結局学校は私立のものしか知らない。
自宅は帰って家族と過ごして寝るためのもので、 自宅近所や地元に友達がいたことはなく、 地域社会といったものにはいままで一切縁もなく興味も無い。

高校生になって、女の子にも興味がでてきて、 知り合ったりつきあいだしたりしはじめたが、 それもすべて私立の女の子たちだった。
千代田区には男子校女子校あわせて私立の学校が多いということもあるのだが、 自分たちのコミュニティというか生活範囲というか呼吸する空気のなかには、 私立の学校とその学生たちしかいなかった。
もちろん公立の学校もあるのだが(通っていた学校の目の前に!)、 そこに学校があるとか、通っている人たちが同じ高校生だとか、 そもそもそこに人が通っているとかいうことを意識したことはなかった。 というか、同じ道路をあるいていても、いることに気づかなかった。

いま考えるとひどい話だ。しかし、この空気を吸って育った人というのは いまだになんとなくわかるし、そういう人が書いた本や音楽というのも なんとなく同類的にピンとくる。ゲイの人たちは、 本能的に同類を感知するというが、似たようなものがあるのかもしれない。


学校の近くには白百合や和洋、嘉悦、三輪田、大妻といった女子高があって、 ちょい近くまで入れると山脇、四谷雙葉あたりもなつかしいところだ。
とくにうちの学校から白百合のほうにあるくと、 「まぐろ会館」を越えたあたりから、戦前から同じくマリア会系列の ミッションスクールを貫いている白百合、 そのとなりには黒い拡声器付きのバスが時にたむろす靖国神社、 そのとなりにはカルくてライト感覚の嘉悦、 そしてその隣に、外からも中からも監視カメラだらけの朝鮮総連総本部と、 いろんな意味でディープな施設が密集した地帯だった。

とくに嘉悦はぼくが高校一年のころに、 前身の東京商業女子高校とかいっていたころからの野暮なジャンパースカートから ブレザー系の制服にがらっとイメージチェンジして、 ロゴもフォントもデザイナーに依頼してCIをはかり (たしかその年のデザイン年鑑にも収録されていた)、 デザインとかタイポグラフィとか好きだった僕には、 そういう意味でもたいへん興味深かった。
当時は「おニャン子クラブ」全盛期で、嘉悦2年の岩井由起子がいきなり オーディションに出て加入まで進んで騒ぎになっていたのもたいへんなつかしい。 この人はもともとは、ホビージャパンやモデルグラフィックスといった雑誌に、 小柄のかわいい女の子がドイツ国防軍の軍服のコスプレをして シュマイザー短機関銃を構えるグラビア写真がその筋の人に受けが良い! というお仕事をしていたんですけどね。
というわけで、嘉悦学園はCIに大成功して、それまでの学園祭だと 校門前に竹ヤリ背負ったシャコタンの430セドグロが路駐して、 ソリコミ入った兄ちゃんがウンコ座りして女を待つ、という構図が そう遠くなかったところ、CI後は、BMW 320i (ただし南アフリカ生産版、 右ハンドルなのにZF ATのセレクターボタンが左側のままで 小指がイタイ仕様) や Audi 80 1.8、 日産ブルーバード SSS ハードトップ 1.8 4WDアテーサ(赤) といったあたりが コムサ男と一緒に待ち受けるぐらいまで大幅にクラスアップした1980年代中期だった。


そんなこんなで、女子高のみんなや、そのいろんな制服は 学生生活のふつうの風景だったし、 嘉悦がいくら緑系のかわいいブレザーに切り替えて大成功したといったって、 そもそもあれって頌栄女子の水色&グレー系のブレザーのパクリでやっぱあっちが 元祖でシックじゃん、みたいな業界分析みたいな判ったようなことを教室で放言するのも、 高校生風情のほほえましい営みだったようだ。

しかしまあこんな話が通じるのも私立の男子校の狭いコミュニティの中だけだ、 と思っていたところに、この本はあらわれた。
一見つまらなそうに、あっさりといろんな女子高の制服をイラスト込みで 説明しているが、細かいディティールや経緯など、これもあっさりと 書かれているけれど、これは適当に書き散らしたものではない、 ちゃんと見て、知っている筋による一冊だということが読めばわかる。
まず、こんなマイナー文化なシロモノが出版されて出回っているということに、 カルトなおもしろさを非常に感じてまいった。
実際、日々電車で通っていると、どの制服の人がどの学校でどの駅で降りるかが 判っていれば、その子が席から立って電車を降りるタイミングを待ち受けて、 次にその席にぱっと座ることができたりして便利だったりもする。
とにかく、東京の私立男子高の学生だった僕には、一種の「都内私立高コミュニティ」の内輪受けネタとして、 おもしろく読めた。


しばらくして、大学に入り、さらに交友関係がひろがった。
実際、ここではじめて、まともに世の中に目がひらきはじめたのだと思う。 なにしろ、東京以外からきた(!)、私立出身でない(!)人たちと どんどん友達になっていったのだ。

そんなこんなで、いろんな人といろんな話をしていて、 ふとこの「東京女子高制服図鑑」の話題が出た。
やっぱ知ってる奴はこんな本があることも知ってるんだなあと、 ふといろいろ話が深みにはいり、 四谷雙葉の上履きの靴ひもは、何年生が赤で、何年生が緑に 決められてるんだっけというようなディープな話になった。
(上履きの靴ひもが学年によって違うらしいのは、よつぶたの友達から 話は聞いていたけど、さすがに色までいちいち把握しちゃいないよ僕は)

靴ひもの色について語るそいつに、すごいなあ、見かけによらずこいつは遊び人なんだなあ。 いや、というか、ちょっとこれって…
とりあえず、こいつ、高校はどこの「私立」の「男子校」だったんだろう?

「いや、僕は瀬戸内海で育って、大学に合格してはじめて東京に出てきたんだ」
トウキョウの女子高の制服やいろんな知識は、みんな雑誌や本でおぼえたんだよ。


僕ははじめて、というかそれ以来、「女子高」「制服」といったあたりの もろもろを「ヤバい」と思うようになった。