December 2006の記事一覧です。

なかなか渋めでおもしろかった。

007映画は、だんだんマンネリになってきて 内容もおちゃらけと女の裸だけになってくると、 主役を入れ替えて心機一転渋めに。というサイクルが あるけれど、今度からのボンド役のダニエル・クレイグは、 ちょっとマッチョ君すぎて兵隊っぽすぎる感じが あまり好きでないけれど (先にみた奥さんも兵士っぽいと言っていた)、 単に好みでないだけで、演技やアクションは結構よい。

Sonyはむかし、ジェームズ・ボンド映画ほしさに、 ユナイテッド・アーティストを買おうとしたことがあったらしい。
その時は願いはかなわなかったようだが、 時は移って、その親のMGMごと買うことになって、 めでたく英国情報部はソニーの傘下になった。
ご期待どおり、MもボンドもSony VAIOを使いまくっているし、 デジカメもSony, ケータイもソニエリまくりだ。
ただ、ボンドが女性の胸元からメモリースティックを取り出したり、 クリエで敵の情報を検索する、といった絵はない。 次回作あたりで、MI6のデータバンクでSony NEWSが並んでいたり、 敵地に向かうボンドにQがしたり顔でソニー・マビカを手渡したりするようになったら 本物だ。

むしろソニーよりも露出度バリバリなのが Ford グループで、 今回もかなり無理めの設定でボンドがアストン・マーチンDB5に乗ってみたり、 テクノ仕込み満点の新 DBS (顔が「猫バス」っぽいやつ) が活躍したりする。
むろんフォード自体もボンドが最初フォーカスに乗っていたりするし、 超高級カジノであるカジノ・ロワイヤルの玄関には、 さすがにメルセデスやマセラーティも停まってはいるものの、 銀幕で目立つ位置を占めるのは、 アストン・マーティン、ジャガーやランドローヴァー、ボルボといった、 Ford PAG (プレミアム・オートモーティブ・グループ)、 要はフォード・グループの「ブランドで稼げる買収した子会社たち」 のクルマばかりだ。
この理由は、フォードの広報担当重役がプロデューサーのブロッコリ一族と親しいから。 この人は以前BMWの広報をしていて、なので一時期、 ピアース・ブロスナンがボンド役だったころ、 イギリスのスパイのくせにやたらBMWばっかり乗っていたことを 覚えているかたも多いだろう。
そのあとこの人は現職のフォードに転職し、 そしてその次のボンド映画「ダイ・アナザー・デイ」では、 特に北極のシーンなど、Ford PAGの展示会ですか? というようなフォード大展示会となった。

音楽

  1. 友人たちがリマスター、リミックスしてくれた自分の曲 (だって自分の好みにぴったりだからね…)
  2. Future Listening! / Towa Tei
  3. JAL To Tokyo / Underworld
  4. Second Toughest in the Infants / Underworld
  5. Taraf de Haïdouks / Taraf de Haïdouks
  6. 転々 / ヒカシュー
  7. Tala Matrix / Tabla Beat Science
  8. Le Mystere des Voix Bulgares / Bulgarian State Radio & Television Female Vocal Choir

ライブ・演劇・アート

  1. TENT @ Super Deluxe
  2. HOME / MARSHMALLOW WAVES
  3. Richard Pinhas Band @ Star Pine's Cafe
  4. resfest 10 @ 原宿ラフォーレミュージアム
  5. SFH @ 川崎市市民ミュージアム
  6. Alexander Balanescu @ Super Deluxe
  7. Adrian Sherwood Dub Sessions vol.2 @ LiquidRoom

映画

ツタヤDISCASは便利。

  1. ゆれる
  2. フォーン・ブース
  3. セルラー
  4. Bourne Supremacy
  5. 未来世紀ブラジル
  6. 博士の異常な愛情 - または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
  7. 下妻物語
  8. ダーク・ブルー
  9. トルク
  10. Cars
  11. ガタカ
  12. キリクと魔女
  13. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
  14. ターンレフト・ターンライト

食事

  1. 佐世保バーガー @ 中野
  2. 吉祥寺焼酎家「わ」

旅行

  1. 17 Mile Drive, Carmel
  2. USS Midway
  3. Computer History Museum
  4. 大阪
  5. Crowne Plaza Cabana
  6. Blueberry Hill勝浦

クルマ

なし

  1. 芸人 その世界 / 永 六輔 (以前から持っていたが、新版がでたというので買い直して見てみた)

ソフト・技術

  1. Kodak V570
  2. Delicious Library

夕方、銀座アップルストアに買い物に行こうとおもっていたら、 大晦日でアキハバラデパートが閉店になってしまうことを irc の友人の発言でおもいだし、秋葉原にいってみる。

PCパーツがどうこういう年でもないし、 さらにチャラチャラしたキモオタの街になってから、 秋葉原ではこの数年ほとんど時間をすごしたことがないが、 しかしアキハバラデパートが閉店となると、さすがに寂しい。

アキハバラデパート アキハバラデパート

小学校から高校まで九段育ちだった僕は、 靖国通りを下って神田古本屋街で文学書や ヒコーキの資料をあさり、駿河台からお茶の水にのぼりつつ ヘンなレコードや楽器屋をあさって、川沿いに秋葉原に向かって 8bit パソコンをいじる、というのが、多少時代考証は前後しているけれども、 放課後のフルコースのひとつだった。
NEC Bit-Inn で PC-8001 とか、LAOX で MZ-80K/C とか MZ-2000 とか そういう感じですね。
で、金がないけど腹が減る高校生には、アキハバラデパートの1Fは 実にありがたいのものだった。B級趣味の源泉かもしれない。

アキハバラデパート むかし「ダニエル」だったお好み焼き&焼ソバ屋に、 ずいぶんひさしぶりに訪れた。なんかこぎれいに(当時と比べて)なっちゃってるなあ。 いつもおつりを間違えていたばあさん(なぜか僕はいつも多めにもらっていた)も、 もういない。
もうここには来れないわけで、せっかくだからハシゴするかと思ったけれど、 どの店も行列ができている。「あきどら」は僕の2人まえで売り切れ。 とろろ定食はとうに sold out だ。 「いろは」も、僕の3人まえでカツ丼売り切れ。 しょうがないので帰ってきた。

アキハバラデパート

大泉学園の Mar-De Napoli へ。チェーン店で関東各所にあるようだ。
カジュアルな雰囲気で、値段もリーズナブル、味も充分満足。 ちょうどよいバランスの店で、とても楽しんだ。

大泉 Mar De Napoli 大泉 Mar De Napoli

大泉 Mar De Napoli 大泉 Mar De Napoli

大泉 Mar De Napoli 大泉 Mar De Napoli 大泉 Mar De Napoli

2006/12/27: 松虎 @ 恵比寿

恵比寿の渋谷橋交差点にある、隠れ家っぽい店。
http://www.pewters.co.jp/shops/matsutora/

そうとう判らない入り口からこっそりあがって、こっそり引き戸を開けると、中央に炭火だけが赤々と燃える真っ暗な店内へ。
真っ暗なので、たとえば生ハムをおまかせでたのむと、でかいかたまりを持ってきて、 ペンライトで手元を照らしつつ刻んでサーブしてくれる。
肴は、豆や干物など選んだものを炭火で焼いて供してくれて、とても旨い。

とにかく真っ暗で、時間も早めだったのでほかに客もおらず、 あまりに静かなのであまり話もできず、タイミング・ニーズ的にはちょっとかなり外した。
結局、新宿駅の地下街の立ち食いで寿司をつまんで締める。

恵比寿 松虎

恵比寿駅から渋谷橋のほうにちょっと歩いて、公園の手前にあるたいやき屋。 以前ちょっと気になっていて、あるいていて偶然とおりかかった。

恵比寿 ひいらぎ 恵比寿 ひいらぎ

一枚126円。頭からしっぽまで甘さひかえめのあんがつまっていて、 カリカリしていて旨い。けっこう上品な味だ。

個人的には、池袋の伊勢丹裏の「名代たい焼き福義」のほうが、 きちんと甘くて、下町的なポップさがきちんとあって、 おふたりで店を切り盛りしていらっしゃる老夫婦を応援する意味もこめ、好きかな。

オペラシティのちょい北側、初台の山手通りにある都バスの基地、 その裏手の住宅地のなかにひそむレストラン。 気になっていたので昼に突撃。

気合いで住宅街のなかにわけいっていくとある。
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血液サラサラになるという「タマネギ茶」は無料でのめる。 水数リットルにタマネギの皮を入れて煮出したものらしい。 たまねぎ嫌いなひとでものめる。というか、目をつぶって飲んだら、 まったくの水と違いにきづきません。
オーダーしたあとお兄さんがやってきて、手から数本のヒモを出して 引いてくれという。4人のうち、同行した2人はみごとアタリが出て、 茶碗蒸しをもらっていた。栗がはいって甘めの味。
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チキンソテー、そしてスクエアハンバーグというもの。 とくに square 感はないけれど。
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僕のたのんだ、ハンバーグのせジャーマンスパゲッティ? の塩味のほう。
パスタは大盛り無料なので、ネタとしての見た目も考えて大盛りにしたが、 きっちりかなり大盛り。味もネタ的にも名古屋感満点でかなり満足。
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なんかいろいろディープで実によかった。味はとても「キッチン」感にあふれていた。

2006/12/24: クリスマス

クリスマスに何すんだ、というと、むかしはミサにいってました。
12/24 の夜というと、店をとるの、ホテルをとるの、何買うのあそこ行くのと 考えだすとキリがないわけで、その点、イブの晩にミサに行くというのは canonical などまんなかで、文句のつけようがない。

母校の大聖堂にいけば、周りは知り合いばかりだし、 ミサを執り行う司祭や、例のせんべいみたいな丸いパンを配る連中も 先生だったり同級生だったりするので、何も気をつかわないですむ。

わたしはまったく信者ではないし、宗教に帰依するつもりはまったくないのだが、 民俗学、人文学の一種として、こういうイベントを目撃するのも面白い。
そもそも、クリスマスなんてキリスト教の一行事に過ぎないので、 新興宗教の人が太鼓を叩いて歩いたり西武ドームに集まったりするのと 本質的にはなにも変わりはない。 お前らこの非科学的なおままごとがクリスマスの正体だぜ、 というのを再認識する意味でも、そのなかに飛び込んでみるのは興味深い。

とはいえ、「宗教行事に参加する」ということへの生理的嫌悪感が さすがに年々どんどん増していって、ある年、これはもうやっぱやめようか。 と彼女と話して、やめました。

Best Of Emerson Lake And Palmer (Rhino) 街にでるとお決まりのクリスマスソングだらけで、 時によっては気分わるくなりますが、そんなあなたに。
`I Believe in Father Christmas' は優しく夢見るようないい曲だし、 グレッグ・レイク兄貴のヴォーカルもけっこういいです。 ラストは若干荘厳風味もくわわって盛り上げます。 (EL&Pだし!)
`Jerusalem' (聖地エルサレム) も、 ポップでロックな宗教音楽の一種として良いですね。

2006/12/22: Nintendo Wii

Wii 夜とどいた。やった!

ほんとうはクリスマス・イブなりクリスマスに家庭内ローンチ予定なのだけど、 セットアップやら手間がかかりそうなので、こどもが寝静まった夜中に、 奥さんとこっそり動かしてみた。
というか、無線LANにつないで起動すると、初回はけっこういろいろ システムのアップデートがかかるようなので、 クリスマス当夜はそういうアップデート関係のトラフィックが殺到すると思われる。 このへん大丈夫かな? 前日までにアップデートかけちゃったほうがいいかも? というのもある。

インタフェースは実におもしろい。UIに出たり入ったりで リモコンがぶるぶるしたり、手元から音がしたり、 操作していてたのしい。
wlan接続もひととおりいろいろ対応していて申し分ない。 ちゃんとしてる。

12/22から無料でベータ公開されてる Opera を試した。 想定外にちゃんと動いて、感心した。YouTube とかキレイに なめらかに視聴できますよ! ただのテレビにベタにつないでいるだけなので、 ローパスフィルター的にMPEG4のアラがつぶれちゃってるのも かえって良いのかもしれない。
YouTube の全画面ボタンを押すと、 非常に良い塩梅でテレビ画面が YouTube 画面になる。 というか「YouTubeを見る装置」に変貌する。深く満足。 もうテレビ局とかイラネ。
ただ、下のボタンバーがちょっと邪魔なときがある。これって消せないのかな?
mixiは、見ようとするとハングアップした、というかたが周りに数人いるようだ。

HTTP_ACCEPT=text/html, application/xml;q=0.9, application/xhtml+xml, image/png, image/jpeg, image/gif, image/x-xbitmap, */*;q=0.1
HTTP_ACCEPT_CHARSET=iso-8859-1, utf-8, utf-16, *;q=0.1
HTTP_ACCEPT_ENCODING=deflate, gzip, x-gzip, identity, *;q=0
HTTP_ACCEPT_LANGUAGE=ja,en;q=0.9
HTTP_USER_AGENT=Opera/9.00 (Nintendo Wii; U; ; 1309-9; ja)

というわけで無事セットアップできたので、ふたたび箱にきれいにしまって、 自宅某所に秘匿する。

Yahoo!ニュース - 時事通信 - 車内は火気厳禁(EPA=時事)
ハンガリー西部のソンバトヘイで、マッチ棒を使った手製の自動車「シトロエンC4」の製作に取り組む男性。約半年前に着手し、これまでに使用したマッチ棒は35万本以上。完成は来年1月末の予定だという
なぜC4 Coupé…

先日SFHのFさんからコメントをいただいていたもの(気づかなかった)
80年代のエレポップのどまんなか、ややB級風味。ドイツのユニット。これは不勉強にして聴いていなかった。
音も、曲も、実に80年代エレポップです。 Juno-106とPPG Wave 2.3だけで作っただろうお前ら。 ビデオも、フリッツ・ラングと未来世紀ブラジルを足して5で割った感じで、 実にしょうもなくていいですね。
これはもうたまんねえ。もう頼むどうか勘弁してくださいって感じで。

ほかにもThe Twinsとか、レコード持ってたんですけどね…

弐番目のタフガキ なんつっても Pearls Girl が現在死ぬほどヘビーローテ中。 これ聴きながらだと、コーディングも、公園の落ち葉の撮影も、流れる風景をビデオで撮るのも、 とても気持ちよい。
図解 東京の地下技術?地面の下は「知」の結集、「技」の競演!
「東京は平面的な都市だ」という批判があります。しかし今、超高層ビルがどんどん増えています。超高層ビルが建てられるようになったのは、それを支える地下の構造物を扱う技術が、飛躍的に進歩したからなのです。東京都区の私鉄・地下鉄・JRの駅数はとっくに500を越え、その多くが相互に接続しています。これだけはニューヨーク、ロンドン、パリを凌いでいます。駅数が多く、また乗り換えが容易ということは、鉄道による移動の利便性が高いということです。こういう高密度都市を築くことができたのは、地下鉄の発展があったからです。営団地下鉄・都営地下鉄だけでなく私鉄やJRも、地下鉄道、地下駅をたくさんつくっているからです。「東京は世界一の地下利用都市だ」と言っても過言ではありません。東京の地下には、凄い世界が広がっています。地下を知らなければ東京を知っているとは言えません。地下を知るということは東京を知るということです。東京の地下には、先人の知恵が生かされています。東京の地下には、技術の枠が結集されています。皆さんもきっと、知れば知るほど、東京の地下技術に魅せられることでしょう。
モノクロ線画イラスト入りで判りやすく書いてある。
カラー写真がふんだんに奢られた本だったら、狂喜乱舞するところなのだが。

2006/12/20: 千里香 @ 百人町

http://r.gnavi.co.jp/b654500/
延辺料理といって、つまり北朝鮮国境近辺の延辺朝鮮自治州の料理らしい。 なので韓国料理・朝鮮料理にちょっと中華の雰囲気がはいったかんじ?

チヂミとか、タコを辛く煮付けた例のやつとかもありつつ、 串焼きをいろいろ。みな細めなので、油断しているとあっという間にこげてしまう。

どうせなら面白い素材をということで、 牛の血管の串焼きがなかなか良かった。白くて小さい板のようなもので、 堅い筋肉だから、コリコリして面白い。
あとは牛鞭という、まあたぶん牛のおちんちんの輪切り。の串焼き。 これもコリコリして悪くはないが、まあ特にわざわざこれを食うほどでも ないかなあ。という感じ。なんというか、あまり「パイプ感」はない。
いや、さきっぽのひとつだけ「輪状」の構造を呈しているものがあった。 これはこれで、ユダヤのラビの仕事結果、とかそんな感じ。

ビールやマッコリをのみつつ楽しんだ。3人で13,000円ぐらい。
中国でも北朝鮮国境の近くは文化がかなり朝鮮民族に近くて、 ふだんしゃべってるのも朝鮮語だよとか、 そのへん出身の会社の中国国籍の朝鮮族のひとに聞いたので、 このへんの食い物ではどのへんを食うと旨い・おもしろいのか、 今度ヒアリングしてみよう。

なんか北朝鮮近辺のネタが続いたが、まったくの偶然です。

北朝鮮不良日記
「昼は社会主義、夜は資本主義をやっている」安州市で子分二百人を抱えたヤクザの幹部が白栄吉。北朝鮮の闇社会を白日のもとに
「昼は社会主義、夜は資本主義をやっている」と言われる安州市で、白家(ペッカ)を知らない者はいない。二百人の子分を従えたヤクザ組織の大幹部なのだ。北朝鮮がゆるぎない一党独裁と思ったら大間違い。「革命烈士」というエリートの家に生まれながら、金正日体制を向こうに回し、“義理”の二文字に男を賭けた痛快な物語。
特異な世界の話でちょっとおもしろかったが、 悲惨かつ雑な話ばっかりで、後半はもう惰性で読んだ。
雑なツクリの韓国ドラマとか喜んでみる人ならいいのかな?
初台交差点のすぐ近く。吉野家の裏。
http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/308087.html
ちょっと狭いが気軽にこじゃれていて、値段もけっこう安い。 めずらしく部署の忘年会というのをここでやった。

2006/12/15: 送迎会

8人ほどでN君の送迎会。おもしろかった。自分はまわりのひとたちにめぐまれているな、と思う。

2006/12/14: 忘年会

歌舞伎町というか、新宿区役所前のダーツバーで会社の忘年会。
おもしろく興味深かった。なんというか、自分はいつもまわりの人々にめぐまれているな、と思う。
英語の詩や歌詞を書いていて、これにあうライムはないかいな… というときに探すための本。Sammy Cahnはアメリカの作詞家。

前半1/3ぐらいは作詞術についての説明で、残りは辞書。
たとえば Double oh sounds のところから oking で終わることばを見ると、 choking, joking, cloaking, smoking, poking, croaking, stroking, soaking.. と出てくる。

確か高校ぐらいのときに神田の古本屋街の音楽系洋書屋でみつけたもの。 割と宝物。

2006/12/13: 小学校の壁新聞

こういうネタもありましたよ。

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高校のとき池袋の西武百貨店でみつけて、かなりうけて速攻で買った本。

僕は小学校から高校までずっと、九段にある私立学校に通っていた。
なので結局学校は私立のものしか知らない。
自宅は帰って家族と過ごして寝るためのもので、 自宅近所や地元に友達がいたことはなく、 地域社会といったものにはいままで一切縁もなく興味も無い。

高校生になって、女の子にも興味がでてきて、 知り合ったりつきあいだしたりしはじめたが、 それもすべて私立の女の子たちだった。
千代田区には男子校女子校あわせて私立の学校が多いということもあるのだが、 自分たちのコミュニティというか生活範囲というか呼吸する空気のなかには、 私立の学校とその学生たちしかいなかった。
もちろん公立の学校もあるのだが(通っていた学校の目の前に!)、 そこに学校があるとか、通っている人たちが同じ高校生だとか、 そもそもそこに人が通っているとかいうことを意識したことはなかった。 というか、同じ道路をあるいていても、いることに気づかなかった。

いま考えるとひどい話だ。しかし、この空気を吸って育った人というのは いまだになんとなくわかるし、そういう人が書いた本や音楽というのも なんとなく同類的にピンとくる。ゲイの人たちは、 本能的に同類を感知するというが、似たようなものがあるのかもしれない。


学校の近くには白百合や和洋、嘉悦、三輪田、大妻といった女子高があって、 ちょい近くまで入れると山脇、四谷雙葉あたりもなつかしいところだ。
とくにうちの学校から白百合のほうにあるくと、 「まぐろ会館」を越えたあたりから、戦前から同じくマリア会系列の ミッションスクールを貫いている白百合、 そのとなりには黒い拡声器付きのバスが時にたむろす靖国神社、 そのとなりにはカルくてライト感覚の嘉悦、 そしてその隣に、外からも中からも監視カメラだらけの朝鮮総連総本部と、 いろんな意味でディープな施設が密集した地帯だった。

とくに嘉悦はぼくが高校一年のころに、 前身の東京商業女子高校とかいっていたころからの野暮なジャンパースカートから ブレザー系の制服にがらっとイメージチェンジして、 ロゴもフォントもデザイナーに依頼してCIをはかり (たしかその年のデザイン年鑑にも収録されていた)、 デザインとかタイポグラフィとか好きだった僕には、 そういう意味でもたいへん興味深かった。
当時は「おニャン子クラブ」全盛期で、嘉悦2年の岩井由起子がいきなり オーディションに出て加入まで進んで騒ぎになっていたのもたいへんなつかしい。 この人はもともとは、ホビージャパンやモデルグラフィックスといった雑誌に、 小柄のかわいい女の子がドイツ国防軍の軍服のコスプレをして シュマイザー短機関銃を構えるグラビア写真がその筋の人に受けが良い! というお仕事をしていたんですけどね。
というわけで、嘉悦学園はCIに大成功して、それまでの学園祭だと 校門前に竹ヤリ背負ったシャコタンの430セドグロが路駐して、 ソリコミ入った兄ちゃんがウンコ座りして女を待つ、という構図が そう遠くなかったところ、CI後は、BMW 320i (ただし南アフリカ生産版、 右ハンドルなのにZF ATのセレクターボタンが左側のままで 小指がイタイ仕様) や Audi 80 1.8、 日産ブルーバード SSS ハードトップ 1.8 4WDアテーサ(赤) といったあたりが コムサ男と一緒に待ち受けるぐらいまで大幅にクラスアップした1980年代中期だった。


そんなこんなで、女子高のみんなや、そのいろんな制服は 学生生活のふつうの風景だったし、 嘉悦がいくら緑系のかわいいブレザーに切り替えて大成功したといったって、 そもそもあれって頌栄女子の水色&グレー系のブレザーのパクリでやっぱあっちが 元祖でシックじゃん、みたいな業界分析みたいな判ったようなことを教室で放言するのも、 高校生風情のほほえましい営みだったようだ。

しかしまあこんな話が通じるのも私立の男子校の狭いコミュニティの中だけだ、 と思っていたところに、この本はあらわれた。
一見つまらなそうに、あっさりといろんな女子高の制服をイラスト込みで 説明しているが、細かいディティールや経緯など、これもあっさりと 書かれているけれど、これは適当に書き散らしたものではない、 ちゃんと見て、知っている筋による一冊だということが読めばわかる。
まず、こんなマイナー文化なシロモノが出版されて出回っているということに、 カルトなおもしろさを非常に感じてまいった。
実際、日々電車で通っていると、どの制服の人がどの学校でどの駅で降りるかが 判っていれば、その子が席から立って電車を降りるタイミングを待ち受けて、 次にその席にぱっと座ることができたりして便利だったりもする。
とにかく、東京の私立男子高の学生だった僕には、一種の「都内私立高コミュニティ」の内輪受けネタとして、 おもしろく読めた。


しばらくして、大学に入り、さらに交友関係がひろがった。
実際、ここではじめて、まともに世の中に目がひらきはじめたのだと思う。 なにしろ、東京以外からきた(!)、私立出身でない(!)人たちと どんどん友達になっていったのだ。

そんなこんなで、いろんな人といろんな話をしていて、 ふとこの「東京女子高制服図鑑」の話題が出た。
やっぱ知ってる奴はこんな本があることも知ってるんだなあと、 ふといろいろ話が深みにはいり、 四谷雙葉の上履きの靴ひもは、何年生が赤で、何年生が緑に 決められてるんだっけというようなディープな話になった。
(上履きの靴ひもが学年によって違うらしいのは、よつぶたの友達から 話は聞いていたけど、さすがに色までいちいち把握しちゃいないよ僕は)

靴ひもの色について語るそいつに、すごいなあ、見かけによらずこいつは遊び人なんだなあ。 いや、というか、ちょっとこれって…
とりあえず、こいつ、高校はどこの「私立」の「男子校」だったんだろう?

「いや、僕は瀬戸内海で育って、大学に合格してはじめて東京に出てきたんだ」
トウキョウの女子高の制服やいろんな知識は、みんな雑誌や本でおぼえたんだよ。


僕ははじめて、というかそれ以来、「女子高」「制服」といったあたりの もろもろを「ヤバい」と思うようになった。

かなり前に買った本だが、最近やっと思い出して読んだ。
内容はあっさり味で明快。技術についてあっさり明快に書けるというのはやはり著者の力量だと思う。 特にp2pの理論面だけではなくて、じゃあ実際に野に放って運用してみるとどうだろう・どうなるか というあたりに関する考察や経験値、さらなる考察、というあたりが面白い。

ちなみに、実際のWinnyの使いこなし方とか裁判がどうしたというような週刊誌的なネタはまったくないので、 そういうものを期待して読む向きにはまったく向かない。念のため。

Interim

この一枚も、かなり前に買ったまま、うっかりどこかに忘れさられていた。

これは、いい! このころ出ていたアルバム (本作とジャケットそっくりなやつ) の抜粋というか E.P. みたいな一枚らしいんだけど、 まず Interimlovers は、NIN がちょっとオトナになったような感じで、 Nine Inch Nails 〜 Trent Reznor あたりが好きな人なら絶対いける。 これはぜひ聴いてみてほしい。
Salamandrina は、舞台からの詠唱がしだいにかたちをとってゆくような、 ゆっくりしたリズムの、実に渋い一曲。
3 Thoughts は、アニミズムっぽいシンプルな構成から、 銃火器の発射音と遊底後退音みたいなかっこいいSE, そして次第にエレクトロニカの領域をかすめるあたりまで変化発展してゆく。
Ring My Bellは軽めのノイズビートコラージュみたいなものだが、 軽妙でかっこいい。最後の女性の日本語のつぶやきがなんだかよくわからなくて良い。

Hydrology and 1 + 2 でもって最後の Rausch / Die Interimsliebenden は、 最初ずっと、過去のノイバウテンの曲のサンプリングのコラージュがいろいろとつづき、さああなたは何曲わかるかな? という、 初期の Recoil の Hydrology and 1 + 2 がまるで「Depeche Mode カルトクイズ」だったのと同じような空間からつづき、 タイトル曲のリプライスに移行して幕を閉じる。

どれをとっても捨て曲がないし、敷居も高くはなく、 しかしかっこよい。ある意味ノイバウテン入門用の一枚としてもかなり良いのではないだろうか。 大量生産クソ音楽を便所に流して、 自分の聴く音楽の世界を広げたいかたにはぜひおすすめ。

Tangerine Ambience Tangerine Dreamのナンバーのいろんなリミックス・カバーを集めた トリビュートアルバム。かなり前に買って、そのまま持っていることを失念していた。

Invisible Lightsは何かのアルバム (Stratosfear とか Encore - Live in America のころ) のB面に入っていた曲のような気がするのだがよく覚えていない。 というかこのへんのコレクション二十枚ほどは事故で失われてしまったので もはやなんとも。
そして永遠の名作 Phaedra なんだけど、 例のムーグ・シーケンスは、この録音に Moog IIIc を使ってるかどうか わからないけど、よりコンプがかかってしっかりした音になり、 いまどきのトランス系の第一線にまあ立てないこともない感じに仕上がっている。
Force Majeureも、原曲の、かっこいいんだかださいんだか 境界がよくわからない感じを残してできていて、悪くない。
Mojave Plan は単なるリミックスくさい。これはわざわざこっちを聴く必要は特にないかなあ。
Exitもまあまあ。Bent Cold Sidewalkは、原曲の、 ベルリン駅の浮浪者が必死に唄うヴォーカルみたいなへんな味がなくなって、 ずいぶんさわやかに歌ってくれちゃって、悪くはないけどなんかちがう…
最後は Tangerine Dream というか、まあTDの初期メンバーではあった Conrad Schnitzler の Solar Cells. もともと延々とピルピル、ビュービューいってるだけの曲だったから、 リミックスもくそもないというか。 Con / Conrad Schnitzler とかもビニール盤で持ってたんだけど、 事故で喪われていまはない。無念…

まとめると、これはこれで悪くない曲もあるが、 必死で入手するほどのものでもない。 Tangerine Dream コレクター、マニア、研究家むき。の、もうちょっと一般むけ、ぐらい。

2006/12/10: 椿三十郎

椿三十郎 いやー、当然ながらこれも痛快エンタメで実に面白い。こっちのほうが話はシンプルでわかりやすいかも。

2006/12/10: 用心棒

用心棒 いやー、当然ながらかっこよくて痛快で面白い。

2006/12/09: 民族楽器キット

サンシャインシティの新星堂で籠に積まれていた「民族楽器キット」。 作ってあそべる。かなりぐっと来る。

練馬は豊玉の「法師人」にいってきた。読みは「ほしと」。 環七の、おなじくそば屋の田中屋がある交差点のすぐ近く、住宅街に入り込んだところ (わかりづらい)。

一般住宅を改造してつくったような、こじんまりとしたお店。 なかに入るとだしのいい香りでいっぱい。そこそこお客さんもいる。

寒かったので、ざるではなくて温かい汁そば。 にしん蕎麦と、生湯葉の蕎麦。柚子が効いている。 わりとあっさりめの、腰もソフトめの蕎麦だったが、旨かった。 お値段もまあリーズナブル。ここはすぐ近くに蕎麦の有名店があるわけだが、 高くて盛りが少なて知名度はある店のすぐ脇うらに、 こういう良い店が隠れているのを発見するのはなかなか痛快だ。

2006/12/09: そば法師人 @ 練馬豊玉 2006/12/09: そば法師人 @ 練馬豊玉 2006/12/09: そば法師人 @ 練馬豊玉

おもちゃ屋などにいってクリスマスの仕込み。
表参道を流して、復活したイルミネーションを見物。障子からもれる光のようで、 なかなか日本的で渋い。
神宮前のシャンティでスープカレー。帰宅。

友人が運営? に関係している劇団 Studio Life のお芝居。
2チームにわかれてやっているようで、その2チームめの初日にいってきた。
構成員は全員若い男性で、彼らが女性役も含めてすべて演ずるという、 「タカラヅカ」の逆のようなものかな。そういう意味では、 古来から「かぶき」を持つ我々にとっては、こちらのほうが日本文化的なのかもしれない。
観客はほぼほとんどが20代後半〜30代の女性。 ビジネス的にうまいところをターゲットにしているなあ。 劇の主人公たちも、彼女たちがいい塩梅に感情移入できるように いろんな属性を作り込んであるのだなあとおもった。 3時間は結構ながかったが、思ったよりも面白くたのしんだ。

場所は北千住で、生まれてはじめて訪れた。 というか常磐線方面に来たのって、 (車で柏のデータセンタに時折いくのを除けば) ほぼ生まれてはじめて。

Strategies Against Architecture, Volume 1 (Strategein Gegen Architekturen) 事故でレコードのコレクションが消滅したので、いてもたってもいられなくて発注した一枚。僕が当時買ったころは Strategies Against Architecture 80〜83というタイトルだったけど、 いまは続編、続々編と同じくコンピレが出て、最初にでたこれは Volume 1と改名したようだ。

ちなみにこのコンピレーションを担当したのは、ジム・サールウェルというかジム・フィータスだ。 うう、ジム・フィータスのレコードも何枚もあったのに… わざわざ買い直すほどでもない程度のコレクションが、喪われていちばん心が痛いあたりだ…

それはともかく、 以前にも書いたけど、改めて聴いて、ほんとに名盤だ。ノイズ、インダストリアル、アイディア、アート、形容詞をならべていくと ださくなってしまうけど、本当に聴きこめる、すばらしい一作。
インナーの写真も、 ベルリンの広場に楽器や工具やハンマー、削岩機を前線展開して不敵にたたずむ ブリクサたちなど、 もう勘弁してくださいってぐらいにかっこいい。
決して万人にお勧めはしないが、 相手を選んで、名盤中の名盤としておすすめしたい。

2006/12/04: RonFan @ 大泉学園

大泉学園駅北口のゆめりあの地下一階にある中華料理。ちょっと狭いけどよかった。 ただ場所があまりさかりそうにないところなのが心配。
http://gourmet.yahoo.co.jp/0006767005/0010385430/ktop/

RonFan RonFan RonFan

UくんとSさんと。吉祥寺の Star Pine's Cafe. フロント・アクトは Merzbow こと秋田昌美。
メルツバウを見聞きするのははじめて。
全身を揺さぶる激しい轟音ノイズ体験に、 最初はおお、キターと感激したが、さすがに数分経つと飽きてしまった。 さすがにメリハリなく、生理的つか医学的に限界に近い轟音ノイズを ひたすら延々と浴びているとちょっと厳しいな。 まあ話のタネというか人生勉強として一度は体験してみるのはいいだろう。 しかしすっかり耳をやられてしまって、会話が困難に。

小休憩のあと、元HELDONのRichard Pinhas登場。初来日らしい。
不勉強でリシャール・ピナスとかエルドンは聴いたことなくて。
背景に延々とながれるビデオがかなり良い。たいへん勉強・刺激になった。
ずっと持続系のインプロビゼーションだったけど、 20分経過めぐらいからシーケンスがはじまって、 ドラムが入ってきたあたりは、相当かなりの高揚感を感じて、たいへん満足した。
今回のドラムはAntoine Paganottiで、 つまり現在のMAGMAのコーラス・ヴォーカル担当の パガノッティ兄妹のおにいさん。この人がドラムもいけるとは知らなかった。 良かった。
1曲目が40分ほど? また小休憩のあと、2曲目からはまた秋田昌美も加わって 4名体制で。ちょっとノイズパフォーマンスがでかすぎてどうかな。 SFHのFさんは、また別の人と組む明日12/2のほうに行くほうで、 そっちが正解かもしれない。さすがだ。 というかおとといの池袋はHさんがいったそうで、 なんか連日知り合いが行っていて、どうもすごいなあ。

3人でいろいろ密談しつつ飯。そのまま吉祥寺から歩いて帰宅。

秋田昌美のコンソール。奥にあるのは EMS の Synthi A (おお!)