November 2006の記事一覧です。
resfestにいくのははじめて。以前からおもしろいよと誘われていて、なかなか行けなかったが ちょっと無理をして行ってみた。
そういえば「鉄コン筋クリート」がようやくできあがった。監督のマイケル・アリアスさんは 自分でシェーダーも書くプログラマーでもあり、前の職場では、よくきさくにぺちゃくちゃ関西弁でしゃべりながら (米国人だけど、顔をみなければ完全に大阪の若いニーチャンだ) 開発マシンのあいだをうろうろしていた。なつかしい。

人混みの表参道を早足であるいて、15:50の上映に間に合った。この回はEverything Under The Sunと題する1時間半のプログラムで、 おもに環境アピールとか反核とかそういう系のビデオ作品をあつめたもの。 映像表現や編集やアイディアを非常にたのしめた。ES細胞に関する考察を、非常にポップなみためで ディレクションしたWhat We've Found Out About Stem Cells, 南アフリカの人種差別を、そこに住む宇宙人集落にSF線形写像して描くAlive In Joburg などがよかった。ひたすらモノクロームのくすんだインダストリアルな風景が横スクロールしていき、 それがまるでシーケンサの音符のごとく、ノイズビートと同期して盛り上がってゆくWarning, Petroleum Pipelineもなかなか。

会社の友人たちと合流、 プログラムがかわって、次はUnsung Heroesという、resfestこの10年間で上映されたミュージック・プロモビデオのベスト集をみる。
Moaner / Underworldが、ひたすらKarlのクチビルをアップで撮る、生理的に濃ゆい映像で (ちょっとAphex Twin風味もある)、 曲もまたアンダーワールドそのもので徐々にキターと言わせるまでひたすらシーケンスで盛り上げるものだから、 どうにもマッチして気色わる良かった。
タイポグラフィだけで表現されたもろもろが街中でドラマをくりひろげる The Child / Alex Gopher もよい。
インチキくせえタイ風アクションの Information Contraband / Money Mark も良かったし、 すでに何回も見ているが、シンプルな黒バックに水ぽちゃぽちゃのひらめきが美しい Drop (Do It Again) / Cornelius もやっぱり良かった。

いや、やっぱりもろもろ良かった。やっぱり人として、こういうのをきちんと呼吸していかないといけないね。

resfest主催の立役者であるNow On MediaのK社長、前職でのもと同僚? のKさんもご紹介いただいた。 もとIMAGICA系はほかにもいらして、R&D時代の同僚で、いまや新進気鋭の映画監督プロデューサーの松永くんにも 横浜での試写会以来に寓会。あれから比べて、ずいぶん顔がやせていた。

シャンティ: サイゴンスープ Y夫妻、Fさん、Tさんと一緒に、きのうresfestにいったらしいSFH/Fさんのまねをして、 シャンティに行ってサイゴンスープカレー。なかなか旨かった。

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サルバドール・ダリってそーんなには興味なかったのだけれど、 どうせだから行ってみようということで家族で上野へ。
入場制限がかかっていて、美術館の外にながい列ができていて、45分待ち。
思っていたよりも面白かった。 例の時計とか、太田蛍一的なぐにゃっとした絵が多い印象があったのだが、 もっとシャープな雰囲気のものもおおく、不安な色彩もとてもよかった。 とても引き出しが多い芸術家だったのだなと感心。

美術館の出口のところの売店に、 いろんな画家のぬいぐるみが売られていて、 ゴッホのやつは、ちゃんと左耳がマジックテープでとれるようになっていて、

「やあ! 僕ゴッホ! ボクの耳は取れるから、好きなあの女(ひと)にあげてネ!」

みたいなことが (英語で) 書いてあって、 これはまいった。買う寸前だった。
ほかにもグスタフ・クリムトの指人形とかあったりして、 しかし指人形で「僕クリムトだよ」とかいったって、 そもそもグスタフ・クリムトの顔なんて誰も知らんというか、 どうしたらいいのだろう。