2005/11/09 (Wed)

#1 blur / blur

ブラーのなんか吹っ切れた感じの痛快ギターロック。 2曲目の `Song 2' という、CDDB がトラブったような題名の曲がむかしから好き。 Blur

BMWがむかし 'The Hire' というシリーズもののプロモ映画をいくつか制作してWebで公開していて、 ぜんぶ主演が Clive Owen で、監督がまた Jown Woo だったり John Frankenheimer だったり Wong Kar-Wai, Guy Ritchie と なかなか豪華だったのだが (Gary Oldman と, なんと James Brown が出てくるのもあって相当ぶっとんでいた) そのなかの Starという一本が、BMW 5er のプロモなのか、blur の Song 2 のプロモなのか よくわからないぐらいドライヴするロックでよかった。

(筋は、どうみてもマドンナのような中年スター歌手のワガママ女の 運転手を急におおせつかった Clive Owen が… というもの)

#2 禁煙ファシズムと戦う / 小谷野 敦, 斎藤 貴男, 栗原 裕一郎

ちょっと話題になっていたようなので釣られてちょっと読んでみた。
3人の論文というかをあつめたもの。
もともと、炎上中のブログを面白がって見にいく見物客みたいな気分で 手を出したので、で、まさにそういう面白さを満点に味わえた。

ひとつめのものは、まぁわかるけどねえ〜 という、ちょっとヒステリック直前ぐらいのキーキー風味な主張で、 いいたいことは分からんではないが、なんぼなんでもそこら中で ガラムを喫われたらちょっとたまらんでしょ (ガラムは、いわゆるニコチンとかタバコくささとは別種の香り・嗜好物なので、 一般にタバコがだめなひとでも、ちょっと試してみるといいだろう) とか、あと私には決定的だったのが、煙草の害を言うんだったら クルマのほうがもっと人を殺してるでしょ、自動車会社は殺人会社だー みたいな主張で、あーこりゃダメだ。

煙草もクルマも、人や社会や環境に迷惑をかけつつ、 あーでもいいねえ楽しいねえこりゃやめられんという 大人の嗜好物であり、個人の快楽は他者への迷惑ゼロにはありえないという 自己批判もともなったメタな視点がまずあって、そこから オトナ社会のお互い様とか紳士とかいったもののうえに 論じないとだめなのに、これは痛い。

「私は子供のころクルマにはねられて怪我をしたことがあって … クルマ社会が憎い」みたいな主張と、煙草をもって歩いたからといって どれほど他人にやけどをさせる危険があるというのかという 主張を同一稿でおこなっているのは、これって釣りクォリティですよね?

2つめの著者は、ご自身は喫煙はせず、むしろ嫌煙家であって、 しかしいまの嫌煙ファシズムはおかしいという冷静かつ興味深い 主張をなされていて、すばらしそうなのだが、まだ読みかけであることを わすれて図書館に本を返してしまった。

なんつーか、こんなことをどうのこうのと人生の時間をつかって 論じている人々は、だから煙草もすわないし、なんというか 人生の価値観というか、煙草の味もわからないんだろうな、 と無茶苦茶偏見なことをいってみる。(ワラ

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