2005/11/01 (Tue)

#1 Color Theory Presents Depeche Mode / Color Theory

Depeche Mode のトリビュートアルバム。これはもう、たいへん素晴らしく良い。 Color Theory Presents Depeche Mode

Color Theory はBrian Hazard という人のひとりユニットのようで、 シンプルかつしっとりした感じのポップスを10年ほどやっているようだが、 このアルバムは、このユニット(この人)によるデペのカヴァーを まるまる一枚ひたすらおさめたもの。

I Want You Now
Sister of Night
It Doesn't Matter
Sweetest Perfection
Here Is the House
I Am You
World Full of Nothing
Surrender
But Not Tonight
One Caress
Leave in Silence
Ponytail Girl

選曲もなかなか渋くていいでしょ。 おっと、最後の Ponytail Girl という曲だけこのひとのオリジナルらしい。

まさに Martin L. Gore がすこし若やいだような、 少年っぽくも男太さを併せ持った声で、とても感じがよく、うまい。 オケも実にすばらしい。シンプルかつ若干チープな音、 ベーシックでありつつも屈折・毒を織り込んだデペ独特の音世界を、 真似するのでもなく、別の角度から同じゴール、いや近いレベルを目指して、 しかもそれにほとんど成功している。 オルタネイティブでありながらもシンプルな組み立てにより、 マーティンの楽曲の良さが、ふたたび十二分に発揮されている。 Martin のソロの Counterfeit 連作 ( Counterfeit EP, Counterfeit2)、あるいは Yazoo の 1stに迫る、これは大人の鑑賞に耐える、あらたな一級のエレクトロニック・ポップだ。 I Want You Now, Here Is The House (これも切ない曲だよねえ…), Sweetest Perfection あたりが特によい。

私は iTunes Music Storeで見つけた。 残念ながら amazon.co.jp にはまだ入荷していないのだが、 アルバムのサイトで 試聴もできるので、 良質の大人のエレクトロニック・ポップを聴きたいかた、 デペファンならぜひぜひ。鉄板でおすすめ。

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