2005/09/16 (Fri)

#1 Magma 来日(1)

先月買ったチケットのやつ。Shibuya O-West.

大迫力、大満足。Christian Vander を、というか Magma を 生でみるのははじめてだが、精悍なテロリストみたいな昔の写真のイメージとは 違って、若干頭頂の薄い太ったオッサン(作家の阿佐田哲也/色川武大さんみたい)、 というかおじいさんが なんかよろよろめに出てきて、大丈夫かな、と思いきや、 ドラムセットに座って精神集中、そのあと 演奏がはじまったらもうすごい。鬼神が乗り移ったかのような、 爆発するグルーヴというか、とにかくすごい。 中央にドラムの Vander 氏、左右にギターとベース、 さらに左右にキーボードがひとりずつ、そしてヴォーカルが男ひとりに 女性3人の合計9名。

曲は、ぼくはあまり Magma 詳しくないのだけれど、 最初の一曲めは、Attahk の Rinde とか Spiritual, あるいは Hhai を混ぜたようなインプロヴィゼーション? 新曲? 1曲つっても40分ぐらい。

で、次が、大曲 Kohntarkosz Anteria. これはもうほとんど1時間ぐらいやってましたね。なんで人間がこんなに変拍子だらけの、予定調和をとことん破壊する、 ドラムとリズムとハーモニーだらけの物凄い演奏をテンション高く演奏を行うことができるのか。コンタルコス、コンタルコス、コーンタルコスと一緒に叫べば、 この拳で鉄板でもコンクリートでも破壊できそうです。

いったんメンバーが引っ込んで、アンコールで Kobah. コバヤー、コバイヤコバイヤで感激でぼーっとしてしまいます。

いやー、とにかく堪能したので、逆にあまり内容をおぼえていません。 22年前に Tangerine Dream のライブを観たとき、あまりの感動衝撃に、 演奏完了後に頭が真っ白になって記憶が飛んでしまったのと似た感じ。
Vander 氏はとにかくノリにノって、頭ふりまくり、笑顔ふりまくり、 あぁー、イイねえ俺たち! みたいにメンバーと嬉しそうに目と目で やりあう感じもすこぶるよろしかったです。 この人いったいいくつなのだろう。1968年結成ということは、 ほぼ俺と同じ年(バンドが)、つまり60近いのではないだろうか。

会場は、Kraftwerk とか、結成30年超クラスのプログレとかのライブに よくある感じで、40代、へたすると50代のおじさん、おばさんも何人も 見受けられ、というかかなり年配系が多い。いったん演奏が始まると、 そこらの小便くさいガキなど張り倒して投げる感じで全員ノって踊ってくるのも同じ。 というか、変拍子だらけの大曲をずっと踊るのもたいへん難しいのですが、 そりゃもうみんな Kohntarkosz Anteria とか全部覚えているわけで。 MAGMA Japan Tour 2005 傾向と対策というページがあるぐらいだ。

おわってから、 satoru 氏たつを氏、お友達でパスタなど。

さーて、明日もいきますよ!
というか、当日券もまだあるみたいだし、ジャズ、ロック、プログレ、 とにかくこれら全部含んだというか、いやジャンルを超越してるというか、 あなたがある一定以上ちゃんと音楽が好きならば、ぜひ行ってみて損はないですよ。

#2 人身事故

渋谷から山手線で帰宅中、電車が駅にさしかかったあたりで、 ちょっとタイフォン (電車の警笛というかクラクションのこと) が長いなぁ(ファーーーーーーン)、 ちょーっと長いなこれ、ちょっとこりゃ、やばい、の、かな、 急ブレーキきたー、

どど、ががり、がりがりどどん

ちょうど行き違った反対線路の西武線がやっちゃった現場とか、 とおくに若干数がふえた体が線路のうえにあるようだなぁ、 というのは見たことがあるのだが、 まさにやっちまった先頭車両に乗り合わせたのははじめてだ。 さすがに、鉄輪がなにか固いものをくだいていく感触をダイレクトに 味わうのは、相当いやな気分である。
(知り合いは、小田急ロマンスカーの、 あの先頭車両のさきっぽのシートに座っていたときに、体験したそうだ。 彼女と一緒にこれから箱根で一泊、というシチュエーションである。最悪)

新宿駅には緊急警報がなりひびき、電車は急停止したままで、 窓を通して、金曜夜23時台の新宿駅の、満員のホームの客たちが みなどよめいて走っているのはみえるのだが、 こっちはなすすべもなし。携帯で irc で状況を書くぐらいしかない。

ぼくは電車は先頭がすきなのだが、きょうは単に気分で先頭から3つめの ドアに乗り込んだだけだ。先頭の窓のところにいたら、 ちょっといやなものを見ることになっただろう。

先頭車両のドアだけあけてもらい (何しろ電車の大半はまだ新宿駅のホームに達していない) ホームにいると、警官が非常線テープをはりまわして、 駅員や消防署署員が走ってやってきて。多くの人が、 青色のビニールでできたでかい手袋やゴム靴を身につけているのが なまなましい。 とにかく本当に彼らの面倒さ大変さには、ただただ頭が下がるより他にない。 運転士も気の毒だ。

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