2010/03/11: W-8BENもどきfax
「おとうさん、なんか英語のfaxきてるよ」ってことで見てみると、 IRSからW-8BENを書いてすぐfaxしろというレターと、W-8BENのformが届いている。
g社とかh社とか、いわゆる外資系に勤めている友人たちが毎年出しているあれだ。
僕は外資系に勤めたことはないが、思い当たるとすればGoogle AdSenseあたりだろうか。しかしAdSenseでがっぽがっぽ稼いでいるならともかく、年に一回ファミレスでご飯を食える程度の歳入でW-8BENを出せというのもなんか変だ。つかfaxでくるの?
朝ご飯をもぐもぐ食べながらみてみる。
記入欄には Mother's Maiden Nameとかまで、やたら細かい。
ATTACH PHOTOCOPY OF PASSPORT FOR PROPER IDENTIFICATION とかまで書いてある。
というか、スクリーニングの結果こちらを課税対象にあたると判断してfaxしてきたと思っていい割に、faxの宛先である僕の名前や住所とか一切書いてないよね。
はてW-8BENってほんとにこんな細かいformなのかよと検索してみると、やっぱ全然違うぞ。フフフ…
ここにfaxしろと書かれている +1-202-354-4867 でぐぐってみると、
http://800notes.com/Phone.aspx/1-202-354-4867
ははぁやっぱり。これですね。
IRS.govを名乗ってFAXを送りつけてくるW-8BEN詐欺について - GIGAZINE
おもしろいので記念に取っておきます。
2010/03/10: The Best of Naked Eyes / Naked Eyes
Naked Eyes は、80年代に活躍していたエレポップのデュオです。
Culture ClubとかDuran Duranあたりと同年代ですね。
(There's) Always Something There to Remind Me がヒットしたので、
これを聴けば「ああ、これか」と思われるかたも多いでしょう。
この曲、邦題が「僕はこんなに」です。なんだかよくわかりません。
YouTube - Naked Eyes - Always Something There To Remind Me
当時はこの曲、覚えやすいし、ポップで、バブルガムで、なんて良い曲なんだろうと思っていましたが、
Burt Bacharach と Hal David の黄金コンビが
Dionne Warwick のために作曲作詞した曲がオリジナルだと後年知りました。
そりゃ良いに決まってます。なんだよちくしょう。
下はSandie Shawが歌ってるものです。僕も生まれる前。
さて、Naked Eyesに話を戻すと、ほかの曲は正直僕にはそんなにぱっとしません。Blancmange程度かな。みんなごめんなさい。
でも、エレポップの歴史的には、試験に必ず出るもいいところなので、押さえておいたほうがいいと思います。なんか今年ニューアルバム録音してるみたいだし。
ただ、もしバート・バカラックを知らないなら、科目選択とか以前に、人として押さえておきましょう。
Burt Bacharach presents Sweet Melodies / V.A.
2010/03/07: Mixed Tape 31
おなじみMercedez-Benz提供の無料mp3コンピレアルバムMixed Tape の31が出てました。
http://www.mercedes-benz.tv/mixedtape
今回は割とほんのりしっとり軽快なポップが並んでいて、このところ曇や雨つづきの毎日にちょっと突破口を開けるのにいいかもです。
この Vol 31 には Green Album というサブタイトルがついていて、クルマの写真とかがありません。クルマメーカーのPR企画なのにね。 まったくどいつもこいつもエコだのグリーンだの、うんざりです。 そこを考えたら、個人的には僕の突破口は、閉じてしまいました。
http://www.omd.uk.com/ にいくと、いかにもOMDくさいデザインの公式サイトがあるので、そこからダウンロードとかしてください。アカウント作れとか言われるので2秒で作ってください。
曲はもう、なんというか、OMD以上でもOMD以下でもない、OMDとしか表現しようがないOMD極まりなきOMDというべきもので、要はOMDです。
(Call My Name + Enola Gay) ÷ 2 といえば、この記事を読むようなひとにはわかってもらえることでしょう。わかってくださいよ。2つで充分ですよ。
OMDももう結成30年超えてるんですね。おれは聴きはじめてせいぜい25年ぐらいしか経ってませんが。
そんなわけで、なんか深夜に気分が高揚して、ウォッカ呑みながら The New Stone Age, Radio Prague, She's Leaving, Messages, Genetic Engineering, 2nd Thought, ABC Auto Industry, Sealand, Souvenir, Telegraph, Joan of Arc, This is Helena, International, Architecture and Morality, Georgia, Talking Loud and Clear, Of All The Things We've Madeとかひとりで過去の名曲を聴いてます。
Electricityでイーー、てなもんですよ。
Time Zonesで、ただいまから十一時十六分ちょうどをお知らせしますというものです。
A B C A B C 1 2 3..
このまま朝まで吞んでいたいなぁ。
2010/02/27: バンテージ・ポイント
スペインで国際会議出席中の合衆国大統領が、広場での演説にあたる瞬間、狙撃される。果たして犯人は… という映画。
「そのできごと」を、合計8人の視点から、それぞれ時を巻き戻して観察するという いわゆる「羅生門メソッド」で描かれていることが特徴。次第にいろんな裏や伏線が見えたり回収されたりしていく。脚本は極めて精緻である。
その「極めて精緻な脚本」を実装した、息もつかせずの90分。 これ以上長かったら疲れてしまうかも。そんなに味わいとか趣きという一本でもないが、まあおすすめ。
主演のデニス・クエイドは、古き良きアメリカの俳優って感じで、結構すきかも。オーロラの彼方へ, フライト・オブ・フェニックスとかいいですよ。
(「オーロラの彼方へ」は、隠れた超名作です。好きな映画・お勧め映画のベスト5に余裕で入ります)
2010/02/13: 東大和の店 (トータル・カー・サービス)
以前見かけてちょっと気になる店に先日いってみた。
たぶんmixiのシトロエン・コミュで知ったのだと思う。
東大和にある、トータル・カー・サービスというクルマ屋さん。
http://www.margaret-web.com/total/
のっけから、後期エグザンティア3台に, 2CVが2台とか。 はうー
フロントフェイスが変わったXantia, 当時はカブトガニみたいでなんかピンと来ないなー と思っていたけど、それは自分の前期型に見慣れていただけかもしれないし、今思うとそれも 1997 年のこと、もう13年まえか…
見ているだけで、Xantiaとのあの楽しかった日々をおもいだす。 この世のどんな食欲性欲よりも、胸が甘酸っぱくなり、胃にずーんと重みを感じる。 シトロエン・エグザンティアを知らず人生を送る人が 日本には一億二千万人ぐらいいるのだな、と思うと、 どんな捕鯨問題や年金問題よりも切ない気分で人間社会に絶望する。
2CVのドアストリップを交換しておられたお店のオーナーらしき方にご挨拶。
いろいろお話。
いわゆる中古車サイトには載せてないんですよ、とのことだったが、
業者ルートも載せているサイトだと見れないこともない。
たとえばこれ。
購入後のメンテナンスなど面倒を見るのがむずかしいので、
比較的近くに住んでるお客さんにしか基本的に出してないんですよ、
というのも現実的で良心的なところだ。大事なのは「運用」。大人ならわかるよね。
あとBMW Z3とか、これは914?
お尻をみたら、/6 とか 2.0 とかは書いてないのだけど、
ナンバーが3ナンバーだった。これって…
奥のほうにあるのは BX 16V. ご主人いわく、自分が乗ろうと思って取っておいたんですけどね、とのこと。
おもいかえせば、BXを最後に運転したのは14年前の関町での16Vだ。 ふんわかサスで、可能なら1本スポークのステアリングにボビンメーターといきたいBXで、確かに「スポーティー」な3本スポークとか、メタルパンチシートがあしらわれたCピラーのエア・アウトレット、スポーティーというかフツーなコンソールのメーター類は異端だが、でもいかにもなバケットシートですら、さすがフランス車のふんわかさなんですよね。テールの仰々しい「ABS」のバッヂが懐かしい。
製造年度からだとすでに19年落ち。確か新車価格358万だったかな。CGの記事おぼえてますよ。
このころのXmといい、こんなにかっこいい乗用車、いや移動用工業製品はもう二度と出てこないだろうな…
お店をでて、ご主人とも「Xantiaごろを最後に、最近のシトロエンはやはり味が薄くて残念ですよね」とお話した、自分のC5に乗って帰る。
C5は電子制御だしDOHCだし油圧サスペンションは20万kmメンテナンスフリーだし、
ブレーキは普通のブレーキオイル油圧計だし
パワーステアリングも普通のパワーステアリングだ。
しかしまあ、そんなフツーなシロモノだったら、ベンツとかトヨタの販売店にいけば、
いくらでも地べたに落ちているよね。
俺はいま42, 人生楽しめるのはせいぜいあと20年。30年たったら、まあ、死ぬ。
毎年好きな車買い替えてた父にくらべ、俺なにやってるんだろうなあ…
2010/02/03: 3 / Nouvelle Vague
おもに懐かしの80年代ニュー・ウェーブの名曲をアコースティックでカバーしているフランスの女の子たちNouvelle Vague.
野暮ですが、New Waveをフランス語にするとNouvelle Vagueですね。
ヌーベル・バーグは映画用語ですが、ポルトガル語だとボッサ・ノヴァで、彼女たちの音楽スタイルは Bossa Nova も色濃いです。
(ついでにドイツ語だとノイエ・ヴェレで、これまた映画用語ですね)
つまり New Wave = Nouvelle Vague = Bossa Nova で、3つとも違うけど3つともおなじ。という、たいへんウィットに富んだユニット名で僕は大好きです。
早くもかれこれ、3枚目のアルバムが出ました。
これ、去年の夏ごろamazonに予約していたら、いつの間にか消えてしまい、リリースが遅れたのかな、いやカバーアルバムだから著作権がどっかでくすぶってるのかな、それとも下手したら解散? と気をもんで、数分後には忘れていましたが、2010年になってふと気づいたらとっくに発売されてました。
3枚目だからタイトルが3というのはSEOもへったくれもあったもんじゃありませんが、今回の収録曲は以下のとおり。
Master And Servant / Depeche Mode
Road To Nowhere / Talking Heads
All My Colours / Echo and the Bunnymen
The American / Simple Minds
Heaven / Psychedelic Furs
Parade / Magazine
Metal / Gary Numan
Ca Plane Pour Moi / Plastic Bertrand
Our Lips Are Sealed / the Go-Go's
God Save The Queen / Sex Pistols
Say Hello Wave Goodbye / Soft Cell
So Lonely / The Police
Not Knowing / Minimal Compact
Get A Grip On Yourself / The Stranglers
Such a Shame / Talk Talk
Girl U Want / Just A Girl
Don't You Want Me / The Human League
Subarashii Hibi / Unicorn
たしかイスラエルのバンドだった Minimal Compact とか、Talk Talk とか、80年代New Waveの歴史が高校入試の科目だったとしたら、灘・開成クラスの超難関校の出題といったところ。
ただちょっと企画的にゆきづまったかな? という気もしていて、たとえば Echo and the Bunnymen のカバーをエコバニの Ian McCulloch 自身が歌ってるとか、Depeche Mode の Master and Servant を Martin L. Gore 自身が歌ってるとか、これは一種の反則、高校入試だったとしたらカンニングと言ってもよいでしょう。
購入したキメは、あの珠玉の名曲 Soft Cell の Say Hello Wave Goodbye が入ってることだったのですが、あの、あまりにも印象的な major 7 のリフが入ってない!
サンマは焼いたが大根おろしも醤油もカボスも無かった! ような、やるせなさです。
Don't You Want Me / The Human League にしても、もはや、アコースティックでカバーしたんだね。でっていう。なのですが、このアルバム、意外なことに、ベスト曲は思わぬ伏兵の Gary Numan の Metal でした。
Gary Numan, 基本的に曲は無茶つまらないし(Cars なんてうんこ曲ですよね), 音もウタもみんな同じだし、そんな中で一番渋くて滋味深いのは The Pleasure Principle の2曲めの Metal だと私はこの30年思っていたのですが、同意見の娘さんたちがフランスにいたということで大変うれしいです。もし私が彼女たちと高校で同級生だったら、必ずやレコードを貸し借りする仲になっていたことでしょう。
Subarashii Hibi / Unicorn というのは、日本人のお姉さんが歌っていて、ユニコーンの曲だと思うんですが、邦楽はまったくわからないのでごめんなさい…
(ユニコーンというバンドの名前は知ってますよもちろん)
振り返ると、Nouvelle Vague は 2ndがいちばん良かったなあと…
と、気づいたら、彼女たち、もうベスト盤なんか出してるんですね。
そんな手は食わないよ、と曲目をみたら、Ultravox の Dancing With Tears In My Eyes が入ってる! そりゃないぜセニョリータ! くそー
2010/02/03: ジョゼと虎と魚たち
田辺聖子原作、妻夫木聡と池脇千鶴主演の映画。
いままで見ていなかったのは、「ジョゼと虎と魚たち」というタイトルに、きっと障害者がイケメンと恋をしてコジャレ安易感動映画ですねはいお疲れさま。という印象を持っていたせいで、つまりこの映画は題名で大変損をしていると思う。
最初のほうは、大阪の底辺の体温が濃厚に迫ってきて、生理的にどうもダメだった。
以前から田辺聖子作品とか「じゃりン子チエ」的なものが苦手なのだ。
これは俺が関東人だからなのかな、しかし俺はつげ義春とかは好むじゃないか、だとすると対偶としてつげが苦手な関西人というのもあるのかな、とか思っているうち、俄然良くなってきた。
池脇千鶴はかなり良い。
感情をつぶした不具の娘を淡々と鬼気迫り演じるさまはなかなか素晴らしい。
「淡々と」「鬼気迫り」なんてなかなかできないですよ。役者として見直した。
上野樹里もいい。というか、みんなきちんと抑制された演技でいい。
逆にいうと話の筋とか障害者である設定とかは、この映画の心的情景を醸し出すための大道具・小道具・セットであるから、役者たちのさまを味わえばよい。とても映画らしい映画で、かなり満足した。
ただ、この映画を仮に西川美和が監督していたら、 さらにどんなに凄い映画になっただろうとも考えてしまった。 ないものねだりです。ごめんなさい。
2010/01/30: 石神井公園駅高架工事見学会
京王線や小田急線に比べて立体化工事がずいぶんと遅れている西武線沿線。
あっち方面に比べて、文明的には遅れている。
ぎゃくに言えば、ヘンに土地の値段がつり上がったり、
妙に人口が流入してきて面倒くさいことになったりもせず、
東京者ネイティブの、のんびりまったりライフを楽しめるともいえるw
文明と文化はかならずしも常にベクトルが一緒とは限らない。
石神井公園に引っ越してきて26年、ついに 石神井公園駅も立体化工事が進んできて、来月には上り線から高架で運用が開始される、 その前に、ほぼ完成した立体部分の見学会があるというのでいってきた。
北口に会場入り口がある。 行ってみて驚いたけど、相当な人出。長蛇の列。なんでも11,000人ぐらいの来場者があったらしい。
駅のホームにあがると、また長蛇の列。
これは線路を歩く体験コーナーの待ち行列。ヘルメットをかぶって一定人数ずつ
流すので、しょうがないとこかな。一回限りのイベントだしね。
僕がこどものころは、開業したばかりの山陽新幹線の記事とかが鉄道図鑑に載っていたりして、広島あたりの高架のスラブ式軌道とかがかっこいいと思ったのだけど、いまでは地下鉄でも高架でもバラスト撒いちゃうんですね。
家族みんなですっかり堪能。
二十年まえの石神井公園駅は、
まず北口は、しょぼい改札を出ると目の前に
小汚い狭いゴルフ練習所と、小汚い薄暗い喫茶店が迫っていて、
あたりは軽自動車でも通行がきついぐらいの、圧迫感のある狭い路地だらけだった。
南口は、バスロータリーの形は今と同じだけど、ロータリーの中央部、
いまだとバスやタクシーや駐車スペースになっているあたりを中心に、
おそらく立ち退きに強硬に反対しているのか、
蹴ると倒れそうなバラック建て風の木造民家が3軒ほど残っていて、
なのでバスがロータリーを回るのはかなりぎりぎりのスペースで回っていた。
駅舎も非常に田舎くさいもので、振り返ると
トタン板にペンキで筆書きされた「石神井公園駅」の看板。
まだ檀一雄テイストの残れる昭和の石神井そのもので、
いやはや、こんどはまさにイナカに越してきてしまったなぁ…
とショックを感じたのをいまだに覚えている。
と、そんな昔の風景って、あとで探してもなかなか見つからないもの。
なので「まだ地面を電車が走っている石神井公園駅近辺」を、
気がついたらせっせと写真に撮っている。
10年ぐらいあっためた後で見ると、きっとおもしろいはずです。
2010/01/24: Sound Leaves 8 来場お礼
1/23のSound Leaves 8にご来場いただいた皆様、どうもありがとうございます。
今回はじめてゲストできていただいた方など含め、いろんなソーシャルグラフですでにみんな繋がっているんだなと、やっぱり表現する人々ってみんな素敵でおもしろいです。
重ねてありがとうございました。
ひさびさに http://www.myspace.com/211apart とか更新してみたり。
さて、画も音も、そろそろさらに次のステップというか、どうするかな…


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